あけましておめでとうございます。
2015年になって初めてのブログ、酒丸でございます。
年末年始は千葉県館山市に帰省しておりました。
取りあえずは元気な両親と無事を祝い、
相変わらず元気な地元の友人達と酒を酌み交わし、
いきなり数キロ太ってしまい…。
しかも、寒い寒いと言われるこの冬も、
館山は早くも春を感じる気候。
河津桜と呼ばれる品種は、もう咲き始めてた。
一番早い桜ではあるが、例年よりも早い。
ひょっとしたら、今年は春が早いかも!
それでは昨年末からの続き、
「1ドル紙幣外伝」を書いてみる。
昨年末に書いた「1ドル紙幣外伝 その4」では…
幕末には倒幕派、幕府側、そして開国を迫るアメリカ側と
3つの勢力全てにフリーメイソンの影がちらついていた事を明らかにしてみた。
なのでこれからはちょっと倒幕派、
つまり坂本龍馬の動きを追ってみたい。
実は「とんでもない事実」にブチ当たるのだ。
1853年、ペリーが浦賀に来航。
以前にも書いた通り、ゴリゴリのフリーメイソンリー。
1819年にニューヨークのホーランドNo.8ロッジに入会、
この時には入会歴すでに34年、筋金入りである。
そして同じ年の3月。
弱冠19歳の坂本龍馬は、
江戸神田にあった剣道場に通い始める。
北辰一刀流の千葉道場。
この道場は、剣術としては非常に由緒正しい道場。
北辰一刀流の元祖は、かの有名な伊藤一刀斎。
そう、宮本武蔵ともやりあった戦国時代の剣豪である。
戦国時代とは、南北朝時代の後のことを言う。
両方ひっくるめて室町時代というが、
実はこの時代からの遺恨が明治、大正、昭和まで延びるとは…(汗)
まぁ追ってこの事は書いていこうと思う。
上の図を見てもらっても判る様に、
土佐藩出身の坂本龍馬は、千葉周作の弟子に当たる。
そして違う流派の鏡新明智流の道場には、
同じ土佐藩出身の先輩に当たる武市半平太が通っていた。
そしてこの二人は、同じ郷里という事で意気投合。
武市は「土佐勤王党」という秘密結社を立ち上げ、
そこに龍馬を加える事になっていった。
写真に書いていある「血盟者」とは、
血判を押して忠誠を誓う事を意味している。
幕府にも藩にも内緒だから、秘密結社。
さて、ここでコマーシャル。
冒頭で「今年は春が来るのが早いかも」とか書いたが…
今年は1/6が小寒で1/20が大寒、2/4が立春。
二十四節気では、小寒から大寒までが一番寒い時期。
なので、現在3サイズ揃っているアウターを御紹介。
じゃーん。
ヘビーゾーンフライトジャケットの銘品であるB-9を、
ドライボーンズなりの解釈で製作!
厚手のコットン素材で、中にはダウンを使用。
これは1940年代当時のエディ・バウワー製と同じ。
違う部分は2色の生地を使って「目立つ仕様」にしてみたところ。
目立つという事は軍服ではあってはならない。
つまり「反戦」を意識した作り。
フードにピッタリと付いたチンストラップは、
防寒用に頭頂から外してアゴに持ってくる事が出来る。
これで全く風が入って来ない。
フロントジッパーは当時の物と同様に「コの字止め」ジッパーを採用。
袖口には段付き和編み、つまり当時物と同じ完全防寒仕様。
おそらくこの週末の3連休で、
確実にサイズ欠けしてしまうアイテム。
早い者勝ち!
さて。
武市半平太と坂元龍馬は、
なぜ秘密結社化してまで土佐勤王党を作ったのか?
これは推測なのだが…
おそらく二人とも、土佐藩の隠密だったのだと思う。
隠密とは…
藩や大名等の命令を受けて、他の藩や幕府の内偵を行なう職業の事。
この二人の場合は、土佐藩から密命を帯びていた筈。
遠い四国から江戸にまで「剣術を学ぶ」為にきた訳では無い筈だからだ。
何故なら、時は幕末で今更剣術を磨いても大砲や鉄砲には敵わない。
開国を迫る外国勢や、それにビビる幕府の動きを知っておかなければ、
藩そのものが危うくなってしまうからだ。
そこで土佐藩としては若僧の下級武士である武市や龍馬を、
「使い捨ての手駒のひとつ」として江戸に送り、
状況を把握させて藩に持ち帰らせていたのだろう。
幸い、二人とも寺子屋に通っていたので読み書きは出来た。
しかも、上級武士ではないから、
何かあっても家族から藩に文句が出る事は無い。
(当時の上級武士は隠密にならなかった)
そして隠密として情報収集していった結果…
幕府は日和っていてもう駄目だ、という判断を下したのではないだろうか?
そして土佐藩にも疑問を抱いたからこそ、
二人は結託して秘密結社化したのではないだろうか?
この続きは、また来週!
あ、そうそう!
年末にやっと全ての原稿を書き終えたバンドワゴンVol.4。
やっと表紙のデザインが出来上がってきたので、先に御披露目しておこうかと。
発売はおそらく、1月下旬(最終週くらいかな)。
そして更に!表紙で使っているジャケットがこれ!
数年振りに作った、リバーシブルのスカジャン。
これは裏面に当たる。
表紙で使われた商品は早々に完売しているので、
今回も足が速い筈。
気になった方は、早目にお店に連絡を下さいまし!
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