8月8日、立秋明けの金曜となりました。
酒丸です。
「立秋」とは…日本の二十四節気のひとつ。
「これから秋が始まるよ〜」という日。
この図を見てもらえれば解る様に、
「大暑」と「処暑」の間に挟まれてる。
これから秋が始まる事は確実なんだけど…
実は一番暑い時期。
という事は、裏を返せばこれからは徐々に涼しくなる一方。
残暑に負けず、秋の準備を着々としていきましょ!
さて、今週は…
先週のイルミナティの話の続き。
あまり説明が多いと飽きてきちゃう人も多いかと思うので、
適度に端折りつつ、
今後の展望に繋げていきたいな、と思っており。
先週書いた様に…
ドイツの先進的啓蒙結社であるイルミナティは、
実はユダヤ人のロスチャイルドと繋がっていた。
ここで重要な事は、
「ドイツとユダヤ」である事。
そしてちゃんと理解しておかねばならない事は、
イルミナティとは啓蒙結社であり、
ロスチャイルドは金融業である、という事。
イルミナティ創設者であるアダム・ヴァイスハウプトは、
その啓蒙結社の発展のさせ方を勉強する為に、
フリーメイソンに加入して勉強していた。
ここでロスチャイルドと知り合っているのだ。
つまり…
あくまでフリーメイソンは「社交の場」であり、
決して「悪の秘密組織」では無いのだ。
産業革命前夜のヨーロッパでは…
歴史を積み重ねてきてはいたが、
あくまでそれはキリスト教を中心とした宗教的な教えの一環。
18世紀には様々な物事が「科学的」に論じられる様になり、
「科学」と「宗教」の考え方の相違も目立ってきていた。
フリーメイソンは元々石工の同業社組合から発展してきており、
石を組んで建築物を造るには数学や幾何学等の学問が重要だった。
そこには「宗教的な教え」が必要ない場合が多かったのだ。
その石工の同業者団体に、
やはり同じく「科学的な思考」を持った有識者が集う様になり、
結果としてフリーメイソンという親睦団体になっていった。
こういった親睦団体は、
当時の政治を司る宗教団体から弾圧を受けたりしていた。
なので様々な入会儀式を「秘密」にする事で、
弾圧を免れていたのだ。
そういった運営の仕方を学ぼうと、
アダムス・ヴァイスハウプトはフリーメイソンに加入、
勉強して自らの団体であるイルミナティを育てようと考えた。
そこに与したのがロスチャイルドだったのだ。
ロスチャイルドはおそらく…
ヴァイスハウプトとは全く別の理由でイルミナティに近付いた。
それは、自分の一族の商売を広げる為だったのだ。
つまり…
イルミナティと…
ロスチャイルド一族は…
当時最先端だったフリーメイソンという団体を、
全く別の角度から「利用」していたのだ。
ロンドンで発生したフリーメイソンは、
会員に厳格な規約を設けて団体を運営していた。
が、イギリスから離れてヨーロッパ大陸に広がったフリーメイソンは、
ロンドンのグランドロッジとは違う進化をし始めていたのだった。
内部に様々な思惑を持った人物を抱え込みながら、
宗教団体からも弾圧を受けつつ、
科学的な考え方や進歩的な考え方を広めていったのだ。
「内部に入り込んで勉強する事」は実は大切。
さて、ここに秋の新作のデニムジャケットがある(話は強引)。
パッと見は、いわゆるリーバイスのサードタイプジャケット。
が、かなり細かい所を修正して、
科学的に進化させてみた。
代表的な部分が、このバックスタイル。
本来のサードタイプはヨークが付いたシャツスタイルなのだが、
ドライボーンズは一枚の後身頃に、アームホールヨークを付けた。
そのヨークの内部を勉強すると…
ラングラーを始めとする多くのスポーツジャケットに見られる、
平ゴムを使ったアクションプリーツを付けているのだ!
コレが有る事で、細身ながら運動量を確保できる。
リーバイスのサードよりも細く、
着丈も長くアームホールも極端に狭いのに、
ジャストフィットで動き易い。
「リーバイスという宗教」も良いけれど、
科学的に進歩したジャケットを、是非ご堪能あれ。
そしてなんと!
やっと入荷!
この襟裏の意味深な記号は?
そのヒントはここにある!
詳しくは次回のブログで!
あ、そうそう、
次回の8/15金曜のブログは、
誠に勝手ながらお休みでございます(汗)
しかも!
バンドワゴンVol.2も、結局盆休み前の発行は間に合わなかった(大汗)
再来週の8/22金曜には、
秋の訪れと共にバンドワゴンも出ている事でしょう!
(いや、出ていれば良いなぁ…汗)
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