こんにちは、福岡店のリリーです。
花見シーズンも終わり、ようやく春らしい暖かい気候になりましたね。
Dry Bonesではこの時期から春物にプラスし、夏物が少しずつ入荷してきます。
この夏物が入荷してくると、そろそろ夏の準備を整えなければ…
という気持ちになります。
ですのでこちらを早速購入しました。
DCH-377 Pork pie Panama Hat ¥18,800-
(オンラインショップには近日UP予定)
素材はエクアドル産の本パナマを使用。
キメ細かな石目編みで仕上げており、美しい編み目と艶が魅力です。
リボンにはオリジナルで製作したシルク素材のストライプリボンを使用。
バイヤス状に三段巻くことで、上品且つ華やかな印象に仕上がっています。
最近人気のある商品は、入荷してはすぐ完売という現象が多々あります。
自分達スタッフでも買えないパターンが増えています。
なので在庫が無くなる前にと無事購入。
今年はこのポークパイハットとボーターハットをメインにコーディネイトを楽しもうと思います。
さて皆さん、このポークパイハットの由来はご存知でしょうか?
知らない方も多いと思いますので、簡単にご紹介いたします。
まずこちらがポークパイ。
日本ではあまり馴染みがありませんが、伝統的なイギリス料理の一つ。
挽肉ではなくてカットまたはスライスした肉が入ってます。
ハットのクラウンの形状がこのポークパイの型に似ていた事が由来とされています。
またこの型は、縁を丸くくぼませたクラウンが望遠鏡(テレスコープ)のレンズに似ている事から、別名『テレスコープハット』とも呼ばれています。
19世紀中頃からフェルト素材の物がイギリスを中心に流行し、以来英国紳士の必需品とされてきました。
アメリカの有名なエンターティナー『Sammy Davis Junior』もこの通り。
スーツ姿にフェルトのポークパイハットが似合っていますね。
1960年代、イギリスで再流行。
さらに1970〜80年代ではネオモッズやスカ等のカルチャーでも流行します。
そのせいか、今ではこのハットを見るとイギリスをイメージしてしまいます。
写真の様にフェルト素材は見慣れた感がありますが、今回ドライボーンズが製作しているのはパナマ素材。
こうなると一気にリゾート的なイメージが膨らみます。
先ずはこの方。
イギリス秘密情報部〈MI─6〉の情報部員。
コードナンバー007でお馴染みの色男『James Bond』。
チェックのリボンが可愛らしいですね。
そしてファッションアイコンとしても有名なハリウッドスター。
『Johnny Depp』です。
こちらは映画 “The Rum Diary”から。
ハットのリボンの雰囲気が似ていますね!
写真の様にブリムは前を下げたスナップ・ブリムで被るのもオススメです。
米国のジャーナリストであるハンター・S・トンプソンの同名自伝小説を映画化しており、ストーリーはもちろんの事、1960年頃のファッションも勉強になります。
という感じで、このハットを被るだけでお洒落な気分になる事間違い無し!
気になる方は在庫が無くなる前に是非!!!
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