3月に入って最初の金曜日となりました。
酒丸です。
急に寒さがぶり返して来たのだが…
梅は見頃だし、桜の蕾も膨らんで来た。もう春はすぐそこ。
そして実は本日、夕方から「とあるイベント事」に参加する予定。
そのイベントとは、これっ!
そう、ロッキンジェリービーン画伯の画集出版記念!
今週、限定版の画集が当方にも入荷したのだが…
なんと入荷したその日に、あっという間に完売!
実はドライボーンズがオファーした絵も掲載されており。
そのお礼という意味もあってなのか、
私宛にサイン入り限定版が届いた!
感無量でございます!
ジェリビン、ありがと〜!
あ、因みに通常版の画集は来週入荷予定。
数量に限りがあるので、欲しい方はお早めに店頭に連絡を!
という訳で、今週は先にジェリビンシリーズの紹介から。
その画集に掲載されている絵とは、これ。
背中にドーンとバックパネルのオネーチャン。
この絵そのものはハワイアンシャツ用に描いてもらった。
が、基本的に毎回その後はリトグラフも作る様にしている。
タイトルは“KAGUYA BABY”。
竹やぶの中のかぐや姫、実はバーレスクダンサーだったの図。
しかも、宇宙から来たのでUFOまで描いてもらった。
当方でも一番大きな絵画作品。
フレーム付きでこの値段は、今後の事を考えるとかなりお買い得。
ご自宅の床の間にいかがでしょう?
残り僅か。
実は最近、コッソリ新作も上がっており。
それがこれ。
数年前にシャツ用に描いてもらった、
1920年代、50年代、70年代それぞれのセクシーガール。
たまたま色数を少なめに描いてもらったので、
EROSTIKAのスタッフとも相談して、
初めての「ベルベットプリント」に挑戦。
ベルベットプリントとは…
1950年代末期〜70年代に掛けて、
ロウブロウアートの世界で流行した「暗い背景」での描き方。
当時は主にTIKIモティーフが多かった。
黒や紺などのベルベットの上に、
異様にクッキリと描かれる中に浮いた様な仮面が、
妖しい雰囲気を醸し出していた。
その雰囲気を、20、50、70年代の女性に置き換えて表現。
アップで見ると…
マットなベルベットの上に、
蛍光塗料の様なカラーがクッキリ。
1920年代には、ジャズシーンと共に当時のモダンガールが描かれ、
1950年代はロビーやプードルと共に当時のボンテージモデル、
そして1970年代はマッスルカーと共にファラ・フォーセット似な女性。
3つの年代を纏めて額入りさせてみた。
お好みによって1枚づつに分けてみるのも面白いと思う。
他にも…
洋服の様に2色の地色が選べる、
ダイスやルーレット、トランプ等がラスベガス的な”JACK POT BABY”や、
峰不二子的なレザーのつなぎを着た女性が、
KAWASAKI 750SSに跨がる”BAD GIRLS ON TRIPLE”、
1970年代のお色気番長シリーズ映画のポスターの様な”SUKEBAN”物
(これはリトグラフではなくポスターなので廉価)も揃えております。
いつもの「陰謀」の話がだいぶ出遅れた(汗)
えーっと…中野学校の続きだよね(汗)
陸軍中野学校での学科は…
外国事情や防諜工作、気象学や語学等多岐に渡る事を学んだ。
一方、実技では…
世界各国を渡り歩く事からテーブルマナーの実技、
更にあらゆる乗物に乗れなければならない事から
自動車からバイク、飛行機の操縦までも習った。
そして先週も書いた様に、外国の大使館空重要書類を盗み出す、
という様な荒唐無稽な卒業試験をくぐり抜けた。
そしてその後、卒業生達は…
「謀略は誠なり」を合い言葉に、
世界各国へと任務に就いたのだ。
その主な仕事とは…現地での情報収集はもちろん、
各国の物資の運搬量や政府要人の愛人追跡まで行なっていた。
中でも一番重要な任務は…
外国の反政府勢力と繋がって国家転覆の手助けをしていく事だった。
こういった事は表面的な付き合い方ではスグにボロが出てしまう。
なので現地の人達の信頼を集め、
酒や女を上手に利用して仲間意識を高めていくのだった。
(こういう場合は金では動かない人が多いらしい)
そして後に判明していく大掛かりな国家転覆劇の中には、
有名な物もあり、実は中野学校卒業生が絡んでいた事も多かった。
例えば彼。
ムスリム名は「モハメッド・アリー・アブドラー」、
本名は「谷 豊」。
通称「マレーの虎」「ハリマオ」と呼ばれた男。
彼も様々な経緯で日本人からマレーシアに渡り、
現地で反政府勢力の巨頭となって華僑を相手に戦った。
その後、中野学校メンバーと合流し日本の諜報員としても活躍し、
イギリス軍ともやりあい「マレーシアが誇る虎」になったのだった。
この「陰謀」の事については先にも書いた様に…
決して戦争に於いて「汚い方法」では無いのだ。
自軍の損失を如何に少なくし、
如何に相手に大きなダメージを与えるのか?
という事が目的。
現在でも多数の卒業生は存命している。
彼らは一流の兵士として最前線に行きながらも、
生きて祖国の地を踏み、
その優れた能力で戦後の日本の成長を陰で支えて来たのである。
しかも、その一端には「日本の忍者」の教えが息づいていた。
という事は…
CIAやモサド、MI-6や公安、中野学校の祖先には
「伊賀」「甲賀」の忍者の考え方が根付いているのではないだろうか?
更には…
現在も脈々と続く「秘密結社」というシステムそのものも、
忍者的な作法や教えが残っているのかもしれない。
ロッキンジェリービーンは京都に実家があるにも拘らず、
ロサンゼルスで創作活動をしていた時期があった。
古都とロウブロウシティ。
こういったギャップが、面白い化学反応を産むのだ。
それは「忍術と西洋の秘密結社」も同じなのかもしれない。
そこで。
今年の夏のメインアイテム!
その名も“SHRINER GIRL” !!!
この柄の面白さ、解る人にしか解るまい!!
御予約承り中!
ではまた来週!!
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