2020霜月の酒丸。

 十一月。

霜月となりました。

酒丸です。

なんと本日は「13日の金曜日」!

2020年は「13日の金曜日」が3月と11月の2回のみ。

そのうちの1回でブログ当番!

なんだか引きが良い!

 

 

 十一月の別名は「霜月(しもつき)」。

霜月の由来は文字通り「霜が降りる時期」なんですが…

関東以西に住んでいると十一月はまだそれ程寒くはない。

じゃあなぜ霜月というのか?というと…

本来のこの暦は旧暦で考えるからなのです。

昔の霜月とは、今で言うと12月~1月くらいのこと。

霜が降りる時期ですね。

ちなみに霜とは、

空気中の水分が水蒸気にならずに氷の結晶となり、

地面や窓に付着した物を言います。

同じ条件で空気中に出来た氷の結晶が、雪。

つまり霜とは地上で出来た雪と言う事。

 

今年は今週になって、急に寒くなってきました。

なのでたまには、ドライボーンズのウールトラウザーズについて書いてみようかと。

 

 

 私はBS放送の映画をHDDに録画しておいて、

後日時間が出来た時にドンドン観る様にしております。

 

今週から鑑賞し始めたのは、9月にWOWOWで放送された「ゴールデン・リバー」。

 

観始めてからちょっとタイトルに違和感があったので調べてみたら…

ゴールデンリバーはやはり和名で、本来の名前は「シスターズ・ブラザーズ」でした。

それにしても和名のタイトルって、最近ちょっとイマイチなのが多い。

日本の映画界、がんばれ。

 

 

さて。

この映画について、内容についてはあまり触れないでおこうと思います。

まだ私も観終わっていないし、全体像を把握出来ていない。

ただ、私が観る映画は基本的に古臭い映画なので、必然的に時代考証や衣装に目が行ってしまう。

 

この映画の設定は1851年、

カリフォルニアで金が見つかりゴールドラッシュが始まったのが1849年だから、

その2年後。

時代的にはストライク!

なぜならリーバイスがジーンズを作り始めた頃の話だし、

アメリカンメンズクロージングを紐解いていくと、

1920年代のワークウエアの根源はこの頃の年代から始まっているのだ。

特に…

アメリカンワークウエアの根源であるウエスタンウエアとは、

このゴールドラッシュが起因している部分が大きい。

 

アメリカとは、1492年にヨーロッパの海賊達が東海岸に辿り着いて以来、

数百年間は東海岸沿いで発展してきた。

その後国家として独立し、

西へ西へ開拓が始まり、

産業革命があって鉄道が敷かれ、

ゴールドラッシュがあって一気に西海岸沿いが開拓されていく。

 

この「西へ西へ」が、イコール「ウエスタン」文化となっていくのだ。

 

フィフティーズの頃のウエスタンギャバジャンなどもウエスタン文化ではあるけれど、

それは実は戦後の「新しいウエスタン文化」

この事については近々ブログでちゃんと私なりの見解を書いていこうと思うけれど、

実は戦前と戦後のウエスタンは全く別物なのだ。

 

 

んで、このゴールデンリバーという映画。

時代考証、衣装、共に完璧。

素晴らしい。

肩や袖、背中にたっぷりと余裕を取ったワークシャツ、

ショールカラー中心の厚手素材のベスト、

武骨でラフなサスペンダーにブーツ。

19世紀後半のウエスタンワークウエア、猛烈にカッコイイ。

 

なかでもこの写真が、秀逸!

主人公のひとり、シスターズブラザーズの兄イーライの後ろ姿。

暗殺者として報酬は受け取っているが、それももう終わりにしたい。

手前には殺めてしまった血だるまの相手が転がり、頭にはビーバーハット、両手にリボルバー。

そしてウールトラウザーズの後ろ姿は、ハイバックなのだ!

 

こんな感じのデザイン。

1910’s Jocky Trousers!

 

ハイバック部分のアップ。

後ろ中心が競り上がって先端がV字型に割れ、その先端にサスペンダーボタンが付く。

 

前から見てみると、こんな感じ。

後ろ中心の裏には総スレーキで、若干持ち上がっている裁断。

ちなみにフロントの作りはナットボタンやフックなど、こんなに豪華な作り。

 

そしてこのウールトラウザーズには、こんなジャケットがセットアップ。

1910’s Herringbone Jockey Jacket

大振りなブラウン系へリンボーン、まるで19世紀後半の人みたい。

 

 

そして更に、つい最近別の素材の同型トラウザーズが入荷!

1910’s Homespun Jockey Trousers!

サイドビュー。

同素材でキャスケットもあり。

グレーとブラウンの2色、近日中にオンラインショップにもアップされる予定。

 

ちょっとこのコロナ禍でオンラインショップ掲載が遅れており、申し訳無い。

 

随時アップしていく所存です!

 

 

 

そうそう、コロナ禍で思い出した。

ちょっと書いておきたい事があります。

ここ数日、またしてもマスコミ中心に

「感染者が増えてきた~!」だの、

「第3波が~!」だの言っていますが…

日本は全世界でも稀に見る新規感染者数の少なさです。

この表の一番下の白いラインが日本。

地を這う様な折れ線グラフが日本。

 

一体誰の指示でそんなにもビビらせてるんだ?

欧米と東アジアを一緒に考えてはダメ。

全く別の広がり方をしているのに。