2020長月の酒丸。

 九月。

長月となりました。

酒丸です。

 

 

九月の別名は「長月」。

この由来は「夜長月」が長月になったらしいとも、「長雨月」が長月になったとも言われており。

先月と比べて、俄然過ごし易くなってきましたね。

 

 

実はワタクシ、今実家のリフォームを行っていまして…

台所を片付けていたら、こんなモノが出てきました。

アメリカ軍のカラトリーセット。

何故こんなモノが実家にあるんだろう?

(ウチの父は、子供達には内緒でアメリカ軍の兵士だったのか?)

なのでドライボーンズ東京店に並べてみました。

3点セットで¥3,000+消費税。

こんなアイテムもちょこちょこ並べてますので、店頭を覗いてみて下さい。

直営店舗間ならば取り寄せも可能です。

 

 

 

 さて。

そんな秋、夜も長くなっていくこれからの時期に着たくなるアイテムと言えばデニム。

それまでは暑過ぎて、ジージャンの事とかあんまり考えられませんでした…。

もう夕方にはすっかり涼しくなってきたので、俄然羽織り物が活躍する時期。

 

 

 そこで今回はちょっと趣向を変えて…

「羽織り物」の変わり種をご紹介。

カブる羽織り物!

一番有名なアイテムは、これ。

U.S.ARMYのプルオーバービッグポケットデニムシャツ。

第一次世界大戦から太平洋戦争くらいまで使用されていたユーティリティジャケット。

稀にPWと大きく描かれ、戦争捕虜のユニフォームになっている事もあり。

 

そしてこのヴィンテージと同時期に、民間の「BOSS」というブランドで…

こんな襟付きのでニムプルオーバージャケットが作られていたのです。

こんなネーム。

かっこいい。

 

このボスというブランドはロサンジェルスのワークブランドで、創業はなんと1889年。

カリフォルニアのゴールドラッシュ(1849年)で一山当てようと考えたのでしょう。

魁であったLEVI’Sが馬でジーンズをひっぱっているネームならば、

ボスはそれよりもっと強いイメージで「象がひっぱっている」デザイン(笑)

 

なので…

もしこんなボスの「かぶり羽織りモノ」を、

当時のLEVI’Sが意趣返しで生産していたらどうなったのか?

というSF的なでザインで作ってみました。

 

それがこれ、デニム・プルオーバージャケット!

 

リーバイスが手掛けていたら、という設定なので…

当然、力が掛かる前開き部分やポケットはリヴェット留め。

 

プルオーバーというデザイン上、ボタンに意匠を設けた方が雰囲気が出るので…

UNION MADEと刻印された20ミリ幅のボタン。

これも古臭さの演出。

 

 

 

時代は下って1950年代後半~1960年代。

アメリカは東海岸からアイビーブームが流行し始め、多くのブランドがその波に乗ろうとしました。

大きなストア系ブランドも乗っていて…

J.C.PENNEYもこんなホワイトツイルでジージャンを作ってます。

1960年代くらいになってくると、LEVI’Sは既に557の形になってしまうので…

このJ.C.PENNEYの様な、いわゆるセカンド型プリーツジャケットはもう生産していない。

この事が残念なので…

このアイビーブームをちょっと深堀。

 

 この1950年代後期に東海岸で発生したアイビーブームとは、

当時のインテリジェンスな若者達による「懐古復興ブーム」でもあります。

なよっとしたスタイルではなく、昔の質実剛健なスタイルに戻るべし!という流れでした。

その「1950年代後期の若者が唱える、昔の質実剛健なスタイル」とは、

イコール「1920年代頃の、アイビー文化(8大学)華やかなりし懐古趣味的なスタイル」な訳です。

だからこそチノパンにバックストラップをつけてわざと古臭くしてみたり、

労働着として着られていたボタンダウンシャツが復興したりしたのです。

 

ならば、もしLEVI’Sが懐古趣味を復興させたら…

557のサードスタイルではなく、506のファーストに違いない。

というSF的な発想で作ってみたジャケットがこちら!

生成り、というよりほとんど「ブロンド」に近い色味のデニムを使用した、ファースト型ジャケット

 

せっかくの懐古趣味復興なので、Tバックスタイルでバックストラップ付き!(これがないと意味が無い)

 

生地の接写。

写真を見てもらえれば分かる通り、物凄くザラザラした表情のムラ糸デニム

これこそ1920年代復興の様な、生地の風合い。

 

 

更に図に乗って…

生地を変えてセカンドタイプも作ってみる。

ブラックデニムのセカンドタイプジャケット

生成りやインディゴデニムとは違い、グッとクールに見える懐古趣味

 

後ろ姿を見てもらえれば分かる様に、細腹という脇身頃を装備。

徐々に立体裁断化してきたLEVI’Sの歴史も垣間見られる。

 

ネームはレザーではなく生地にプリントされた、実に古臭い懐古趣味的な物を使用。

1930年代のLEVISにも、そんなレアなスタイルが。

今やお宝レベルのヴィンテージ、213。

 

 

 

そんなマニアックな深掘りが多数見受けられるドライボーンズの2020年秋冬コレクション。

明日からこんなイベントを開催します!

2020年、秋のガラガラポン!

豪華景品を取り揃え、今回もハズレなし!

是非お越し下さいまし!