古きを訪ねて新しきを作り、次世代に繋ぐ。その40

 

11月も後半、残すところ今年もあと1ヶ月とちょっと。

酒丸です。

実は今週、大阪に出張しておりました。

来年度の企画の打ち合わせで、

色んな工場さんや生地屋さんと会っていたんですが…

さ、寒かった…。

一気に秋から冬へ。

「温かい飲み物」が欲しくて自販機に立ち寄ったら…

戦いになってしまっておりwww

 

 

さて。

 

これだけ寒くなってくると、個人的には大好きなカウチンセーターの季節。

 

実はワタクシ、

以前からヴィンテージ のカウチンセーターはずっと集めており…

これ、写真を撮ったコレクションの一部。

まだたくさんあるんだけど、しまった場所がわからなくなっちゃって:汗

 

こんなコレクション達の中から、

不定期に厳選して柄を決めつつ、

配色をいじって世の中にばら撒いていきたいと考えております。

 

 

なぜならば、

ドライボーンズのブランド理念は

「LEARN FROM OLD,CRAFT NEW THINGS,

TAKE OVER TO NEXT(古きを訪ねて新しきを作り、次世代に繋ぐ)」だから。

 

 

現時点でドライボーンズ直営店に並んでいるのは…

まずはパイレーツ柄

これも1950年代の代表的な柄のひとつ。

ヴィンテージ のモノよりも、

背面の顔にあるキズを大きくしてます(微妙なオマージュ)

あ、このブラックはもうこの秋で完売したらしい。

掲載しちゃってすみません:汗

オフホワイトの方も、残り僅からしいっす。

お早めに!

 

 

そして個人的にとっても思い入れのある…

アストロノーツ(宇宙飛行士)柄!

なぜ個人的に思い入れがあるのか?というと…

この紙っぺら、

私が二十歳頃にアメリカのスワップミートで手に入れたモノ。

この紙そのものは1950~60年代のもので、

まだカウチンセーターコレクションも数着しか持っていない頃。

こんなスペーシーな柄が当時作られていたのか!と感動したのだが…

その後何十年も本物には出会えなかった。

個人的には「幻のアストロノーツ柄」だったのだ。

 

数年前にヴィンテージ を手に入れ、

それを元に復刻させたのが、今回のこのカウチンセーター。

もう三十年近く憧れていた柄を羽織れる、これは幸せな事。

 

 

そしてコレクションの中から厳選して今年生産したのは…

モーターサイクル柄!

当時はカナダでの生産が多かった為、

イギリス領らしくネイキッドのバイクが良い感じ。

おそらくBSAとかノートンだろう。

かっこいい。

この柄も、もうサイズによっては欠け始めてるらしい。

やっぱりお早めに!

 

 

 

 

 

そしてここからは先月の台風罹災話の続き。

 

11月中旬も、台風罹災の件で実家に帰省。

この日はやっと市役所に出した罹災申請の検分の為に、

担当者が来てくれることになった。

 

台風が上陸してから既に二ヶ月が経過。

もうこの時点で台風によるゴミの受付は終了しており、

なんとも市の行政の「時間感覚の無さ」に呆れるばかり。

 

担当者が到着するまでに自分で直せる範囲は少しでも進めなきゃ、

という事で…

台風でどこかに吹っ飛んでいってしまった網戸を修理。

ほーら綺麗になった。

我ながら、もうサッシ屋にバイトで入れるレベル。

 

さて、担当者が来てくれた。

外をふんふん言いながらチェックし、家の中をジックリと見てひとこと。

「かなり雨漏りしてますね~」

えええっ!

全然自分では気付いていなかった。

ショック。

「しかも、雨漏りのせいで壁も壊れてるところが結構ありますね~」

ガーン。

毎月一泊で帰省していて、

雨が降ってる時に実家にいなかったから気付いていなかっただけだったのだ:涙

 

ただ、台風15号の後に同級生が屋根に乗って応急処置をしてくれて…

その1週間後に自分で更に上から分厚いブチルテープを貼っておいたので、

それ以上の被害にはならなかったらしい。

間一髪のセーフだった様だ。

 

 

12月初旬には「罹災証明書」が届くらしいので、

それが届いてから色んな手続きを進められるらしい。

自治体からの支援、火災保険会社との交渉、何より修理の為の大工さん探しも。

これからが、長い長い闘い。

 

千葉県南だけで数千軒もの家や事務所が壊れてる。

大工は絶対数がまったく足りていない。

ウチなんて、台風の被害にあってからもう二ヶ月半も経ってる。

完全にスタートが出遅れてるから、

来年の台風時期までに直せないんだろうなぁ…(絶望的)。

 

どうしたら良いのか途方に暮れつつ、対策を考えていた。

そうしたら…

SNS上で似た考えを持って、もう既に動き始めている団体を発見。

それが「房総復興ブースター」だった。

詳しくはこちら

つまり、

建物の復旧を出来るだけ早く終わらせる為の「職人不足」という問題に絞り込んで募金を利用します、

という事なのだ。

この考え方、シンプルで理想的。

 

 

前回のブログでは、こんな事を書いた。

 

『追伸:皆さんからのたくさんの募金、本当にありがとうございます。

本来なら一刻も早く被災者に届けたいのですが…

今回の被災について私は国や自治体に対して非常に不信感を持ってしまう事が重なり…

一旦持ち帰ってきました。

次点としてボランティア団体や赤十字なども考えたんですが…

これらも私の考え方とかなりズレている部分が多く、

募金を預ける事を取りやめにしました。

現場で復興支援をやっているメンバー達が口を揃えて言うには…

「被災者にとって一番大切なのは、今は現金と時間。

ホントなら困ってる人達一人一人にちょっとづつでもいいから現金を渡してあげたい。

自治体や団体に渡しても、どこにその金が行ってるのか見えてこない。

ホントに困ってる人達は、ずっと困ってるままだよ」

私も今回の被災で痛感しています。

一番困っている人には、ほとんど届いていない。

みんなそれぞれパーソナルな問題を抱えているから、

役所や団体からの一元的な対応では難しい。

ならば、

幸か不幸か私は今回被災地出身なので「私から見てホントに困っちゃってる人」に、

今回の募金を手渡ししたいと思っています。

 

これは募金を自治体や団体に渡している人を非難するつもりは無く…

せっかくドライボーンズとして集めた募金なら、

私が責任を背負ってベストな使い道を選びたい、という考えだけです。

 

納得してもらえれば、嬉しいです。』

 

この私の考え方に、最も近い「房総復興ブースター」。

なので、この団体に1回目の募金を送りました。

更に12月にも帰省するので、

こちらの団体の人と会って話を聞いてくるつもりです。

また更に違った、新たな展開になるかもしれないので。

引き続き、各店舗での募金を受け付けております!