2021霜月の酒丸(その2)。

 あっという間に十一月、霜月となりました。

酒丸です。

今月は前半に大阪出張が入ってしまったので、私がブログを書く日がイレギュラーになってしまいました。

なので今月に関しては「その1」とその2」に分けて書いてみようと思います。

そして今日が「その2」です。

 

まずは先に告知など。

このところ年に2回の定例となってきたこのイベント!

そう、木更津のコーヒーショップの名店「M&C コーヒースタンド」にて行われるポップアップショップ!

今週末の11/26金曜日から、土曜日、日曜日と3日間開催します!

多くの新作お値打ち品を引っ提げて伺います!

もちろんワタクシ酒丸も店頭に立っていますので…

皆さん、万象送り合わせの上、ご来店くださいまし!

この日だけのスペシャルな古物なども用意していますので、お楽しみに!

 

 

 さて。

前回書いた「その1」では、

羊の毛刈りからバージンウール、カウチンセーターへと話を繋ぎました。

 

繊維とは基本的に2種類の生地から成り立っています。

ひとつは先日ブログに書いた「編み物」で、主にセーターやカットソーの事を言います。

 

そしてもうひとつは、いわゆる「布帛」と呼ばれる生地。

これには全てに織りの名前が付いています。

ウール・ウーステッドならスーツの素材、

ウール・メルトンならピーコートやスタジャン、

ウール・ツイードならカジュアルジャケットやキャスケットの代表的な生地になります。

 

そしてこの「編み物」と「織り物」の2種類の他に、実はもうひとつのジャンルがあるんです。

これはアパレルに関わっている人でも意外と知らない事なのですが…

それがフェルトなどの「圧縮物」と呼ばれる繊維製品なのです。

フェルトは…繊維を圧縮してシート状にしたモノで、別名「不織布」。

つまり「織られていない布」という意味で、作りは和紙などに近いのです。

大半のアパレル産業の人達は、ほとんど触らない素材ですが…

当方ドライボーンズは、主力商品のひとつ。

そう、冬物ハットの素材なのです。

 

 

メンズハット。

超が付く高級品は、素材がウール(羊毛)ではなく、ビーバーやシルク、ラビットファーなどが使われます。

が、世間でいう「ハット」の大半は羊毛(もちろん、廉価なアイテムは羊毛ではない化学繊維が多い)。

 

ドライボーンズは古臭い、よく言えばクラシックな出立ち(いでたち)を目指すブランドなので…

やはり羊毛フェルトに拘ってモノづくりをしています。

1930年代のアメリカの風景。

この頃の男性は、外に出る時は「必ず」帽子を被っています

なんの映画のセリフだかは覚えていないのですが…

「あ、帽子を忘れた!パンツを穿いてないくらい恥ずかしい!」というセリフがありました。

それくらい、重要な装飾品だったという事です。

 

そしてその頃のハットは、

この写真の様に黒以外にもたくさんの色味が存在していました(モノトーン写真なので判り辛いですが)。

 

なので個人的に気に入っていてレアな配色を紹介してみます。

 

まずは1940年代のステットソン(おそらく)。

チャコールグレーにパープル。

はぁ、色っぽい…。

ため息しか出ない。

 

そしてドブスの1950年代、ベージュにワイン。

茶系で纏められたコーディネイトに最高、箱付きが説得力があります。

 

ブランド不明ながら、丸箱にディズニーの名前があるハット。

ダークブラウンにカーキ色のベルト。

地色より淡い色のベルト、美しい。

ベルト自体が映えます。

(これら古物の写真はインスタから拾いました。勝手に使ってごめんなさい)

 

 

そして。

2020年から世界で流行してしまった新型コロナの影響(ビーバーなどの素材が入荷して来ない)で、

当方もなかなか新作が作れない状況が続いてしまい…

我々も既存の素材から「新しいモノ」を作り出す必要に駆られました。

 

そうして完成したのが、この新色フェドラ・ハット達!

 

ひとつづつ紹介してみます。

まずはアイボリー×ブラウン。

淡くて明るいアイボリー、というよりもベージュに近い色。

リボンは素材がレーヨングログランなので、美しい光沢があります。

茶系で纏めたコーディネイトには最強。

個人的には、赤系が主体のコーディネイトの際にこんな配色のハットだと、一気に大人っぽく見えて素敵です。

 

そしてブラック×カーキ。

これは上記の古物紹介でも出てきた、濃色地色に淡色リボンの逆配色パターン。

リボン自体に主張がありますが、ハットのフェルトがブラックなので合わせ易いです。

むしろ、このリボンのカーキ(例えば軍物とか)に揃えたコーディネイトなどが、大人な雰囲気。

 

最後にチャコール×パープル。

はぁ。

もうため息しか出ないほど、色っぽい。

酒丸イチ押しのこの配色、私なら何にでも合わせちゃいます。

というか、このハットの色味を見せびらかすためだけに被ってお出掛けしたい。

 

ハットが苦手とか、恥ずかしいとかいう人も稀に会いますが…

それは被り慣れていないだけ

鏡に映った自分に慣れていないだけです。

 

個人的には、ハットひとつで「男前の度数」が30%はアップしてます。

もう年末、ハットひとつで30%はアップできるので、今年こそトライ!

もう、モテモテな感じがするでしょ?

 

更に!

色味がこれほど派手じゃないウールハット「ヨーク」も入荷しています!

実は納期の関係で私自身が未だ現物を見ていない(涙)のですが…

もう店頭には並んでいます!

是非トライを!

 

 

 

 そしてもうひとつ、告知です!

グリースアップマガジン Vol.19が、入荷します!

今回はヒルビリーバップス特集!

令和3年にこんな特集を組めるなんて、グリースアップしか出来ません!

すごいぞ、リュウちゃん!

そしてワタクシも、

末席にてちょいと紙面を汚させてもらっています(これっきゃねえだろベスト5コーナー)!

コマーシャルに特化していますが、ご笑読をば。

そして裏表紙は、ドライボーンズのカラー広告がドカーンと!

(額装しても良いレベル!)

皆様のご来店、心の奥底からお待ちしております!

2021霜月の酒丸(その1)。

 

 あっという間に十一月、霜月となりました。

酒丸です。

今月は前半に大阪出張が入ってしまったので、私がブログを書く日がイレギュラーになってしまいました。

なので今月に関しては「その1」とその2」に分けて書いてみようと思います。

 

 出張明けで予定を組んでいたら、行かねばならないお役所系の仕事が後送りになってしまい…

急に今週、ぽっかりと予定が空いちゃいました(滅多に無い)。

なので、前々から行こうと思っていた「マザー牧場」という地元の施設に遊びに行ってきました。

私が小さい頃は…まだ巨大な牧場+遊興施設、みたいな場所だったんですが…

この数十年の間にテーマパーク化しておりました。

個人的には昔の素朴な雰囲気が良かったんですが…

これも時代の波なのでしょう。

また、コロナも明けて修学旅行の生徒や観光客も意外と多く、

なんとなく人と金が動き始めているような気配。

それはそれで良い傾向。

 

実は私のお目当てのひとつは、コイツ。

そう、羊です。

何と言ってもウールという素材の供給源。

でも実は意外と本物をゆっくりと見る機会が少ないので、ちゃんと見てきました。

ひとくちに「羊」と言っても、たくさんの種類があるようで…

メリノウールで有名なメリノ種から、

物凄い角を蓄えているドーセットホーンという種類までたくさんの種類を見てきました。

(羊のショーがあるのです!)

そして最後に羊の毛を刈ってイベントは終了。

この刈ったばかりの羊毛を、触ってみたかったのです!!

すごくふかふか(当たり前)。

そして何より驚いたのは…とってもオイリー。

脂で毛が覆われているんです。

温かく水を弾くのは、こういった「素材の特性」があるのだと再認識。

 

 実はワタクシ、過去に何度もブログに書いているし雑誌の連載にも書いているんですが…

この「オイリーなウール」で編み立てた「カウチンセーター」のコレクターでもあります。

かと言って決してネイティヴなものではなく…

1950年代に大流行した「1950年代特有な柄で編まれたド派手なカウチンセーター」限定で、

集めています。

 

今日はそれもご紹介してみようと。

まずはこれ、ポーラーベア。白熊です。

赤地にアーガイルの裾模様、そして氷山の表現が素晴らしい。

 

続いて、メキシカンとロバ。

赤道直下なので暑いイメージがあるメキシコですが、標高が高いのでセーターを着ます。

なんとも素朴なデザイン。

 

そして有名どころ、ウルフ。

この狼も、1950年代を代表する動物。

シャツで何柄も存在する、ロカビリーなアイコン。

 

王道、ヒルビリーダンス!

五線に音符、そしてアベックダンサー。

テンガロンハットを被ってます。

 

レアな、ネイキッドモーターサイクル。

この乗り物シリーズは他にスクーターやフェートンも存在してます。

 

そして地色のブルーが鮮やかな、ウルフ柄。

袖にはALASKAの文字。

雪が乗っているような微妙な表現を、編み地で上手に再現。

 

これは私が最初に手に入れたヴィンテージカウチンセーター。

私は当時19歳、原宿の今は亡きVOICEで購入。

約40年前に、¥39800!もしていたスーパーヴィンテージ!

 

そして時を経て数年前。

名古屋のヴィンテージショップで購入。

上記のモノと同じデザインながら、襟やリブが2トーン!

今回生産したモノは、これを手に入れてしまった事が直接の原因。

 

 

という訳で、ご紹介。

今年のカウチンセーターは、ズバリ「シーバス」!

 

これはネイビー×グレー。

 

そして考案したブラック×オレンジ。

 

 

 こういった1950年代特有のデザインは、実は第二次世界大戦と密接に関わっています。

1945年に太平洋戦争が終結し、多くのアメリカ兵が本国に帰還しました。

その際、兵役に出ていた人達には、かなりな額の恩給が出ているのです。

そう言った軍資金で郊外に家を建て、何千CCもある自動車を買う事に。

更に余暇を利用してアウトドアスポーツに打ち込む人も増えました。

 

そんな中で、アウトドアを含めた「余暇を過ごすファッション」が盛大に花開いた時代でもあるのです。

 

男性がピンクを着たり、

ジーンズが労働着からカジュアルパンツになったり、

ネクタイを締めないオープンカラーシャツが主流になったり。

そう言った大きなメンズファッションの流れの中に「アウトドアファッションの爆発」もあるのです。

 

当時最先端だったレーヨン素材にキルティングの裏地を貼り、スキージャケットにしたり。

戦闘機に乗る時のフライトジャケットが民間で改良されてバイクウエアになったり。

そしてネイティヴアメリカンの伝統的なセーターが、

鮮やかな染色技術の向上と相俟って様々な遊びのシーンを背負ったニットジャケットとして大流行したのです!

 

それらが、私が集めてきたヴィンテージシリーズ。

 

ならば、21世紀の今、

ドライボーンズがすべき事は1950年代のアメリカの底力の象徴であるこういったニット素材のジャケットを、

日本の工場で生産すべきなのだと考えています。

 

今、我々の「日本のモノづくりの生産背景」は、かなり危険な水域にまで下がっています。

薄っぺらいセーターなら日本で作っているメーカーさんもあるでしょうが…

今回のカウチンセーターのようなごっついニットジャケットは、日本国内ではほとんど作れません。

もう工場が残っていないのです。

 

1950年代から1970年代にかけて日本は高度経済成長に沸きましたが、

それは素材の無い日本という国が一生懸命に「モノづくり」をして「輸出」したからこそ、なし得たのです。

 

ところがその後のバブル崩壊、911テロ、リーマンショック、東日本大震災…そしてこのコロナ禍。

そういった外的要因で、日本という国の「モノづくり」が、かなりヤバい。

 

ならば、ドライボーンズとして得意な事は、淡々と、尚且つちゃんと繋げていかないと。

そんな愚直なブランドの心意気を、みなさんがわかってくれているから嬉しいのです。

今年のカウチンセーター、コロナ禍で工場さんも大変でしたが、やっと入荷。

皆さんに着られたいと、店頭で待っています。

 

 

 

さて。

ここからはこのところ書かないでいた「コロナ禍」について。

8~9月にかけて、日本中で猛威を振るった新型コロナ。

ところが、9月の後半から急激に収まり始め、10月には感染者(陽性者)が極端に減りました。

なぜこんなにも急激に減ったのか?専門家の間でも喧々諤々らしいのですが…

大きな理由として天候が悪かっただの、

ワクチンの予防効果が高かっただの、

PCR検査の陽性者以外の感染が多かっただのと、

的を外した意見が多数。

 

私は単純に「ウイルスという生物が蔓延しすぎて自爆したのでは無いか?」と考えておりました。

どんな生物でもそうですが、増えすぎたら減ります。

そういうモノです。

 

そうしたら…似たような推測を出していた団体がありました。

なんと、AIに予測させていたグループが「ウイルス120日周期」説を唱えていたのです。

第1波から第5波までの周期を読み取らせていて、10月には収まると予測していたらしいのです。

 

そのAIの予測に依ると…第6波は1月中旬から2月にかけて起こり、第5波の10~20%程度だとの事。

 

もう、普通の風邪になりそうです。

皆さん、いつも通りの年末年始を迎えられそうですね。

買い物をしてくれる事を、待ってますよ(ホントにマジで)。

 

ではまた。

2021神無月後半の酒丸。

 十月も、もう終わり。

緊急事態宣言も明けて、早1ヶ月が経とうとしています。

夜の街にも徐々に活気が戻ってきて、嬉しい事この上ない!

皆さんも、やっとライヴやコンサートに行ける様になってきたのでは?

その際のお出かけ着は是非、当店でお買い求めを~!

 

 

 私はというと…この1ヶ月はかなりバタバタ。

あっちに行ったりこっちに行ったりで、席が温まる時が無い。

なので移動には専らバイクを使っていました。

バイクだと渋滞や駐車場に悩む必要が無いから、便利。

先日はバイクに乗って出掛けようとカバーをガバッと外したら…

突然「クビキリギス」が飛び出してきました。

急に涼しくなったので、バイクカバーの中で暖をとっていたんでしょうね。

可愛いもんです。

 

 

 

 さて。

前回のブログでは、ヴィンテージのデッキパンツを元に

「ドライボーンズ謹製デッキ・オーバーオールズ」を紹介させてもらいました。

前回宣言したように、

今回は遂に思い入れたっぷりのデッキジャケットについて説明しようと思います。

 

まず本物から。

これがM-1943 Deck Jacket、しかもサイズ40。

 

バックスタイル。ほんのりと「U.S.NAVY」のキャンディプリントが残ってます。

 

夢にも何度か出てきたほど憧れていた、サイズ40。

これが44や46なら意外と出るのです。

が、40が本当に出ない。

おそらく当時生産された40以下のサイズの量が、極端に少ないからだと推測。

当然、36や38なんてほとんど見たことがありません(あってもズタボロ)。

ヴィンテージを見つけるセンスもルートもたくさん持っているはずの私でさえ、

これを手に入れるのに20年以上かかりました(もちろん、程度の問題もあるんですが)。

 

一番の魅力は、なんと言ってもこのフック型金具。

 

開いた状態をパチリ。

この「パチンッ!」という感触も素晴らしいんですが…

個人的に好きなのは、この受け側、つまり「楕円形の鳩目」。

これが堪らなくセクシー(変態)

 

1945年の、空母の甲板上での記念撮影。

このM-1943 Type Deck Jacketを着た人物が、中央に立っています。

 

やっと2019年に、このジャケットを手に入れました。

ひたすらひたすらひたすら待つ事20数年。

(このジャケットが作られた年から逆算すれば78年目!)

もう、感無量。

 

この感動を皆さんにもお裾分けしたい。

しかも、ドライボーンズのデザイナーである私が手に入れたのだから、

何かしらどこかしらに改良点を見つけて完璧にしてから、

世に出したいと思って2年も掛かっちゃいました。

 

それがこれ!

ドライボーンズ謹製、 M-1943タイプ デッキジャケット!!!

表地はヴィンテージと同じ、ギッチギチに詰まったコットン・オレンジフェイス。

防風効果はもちろん、撥水性も抜群!

 

フック型の金具、パチンッ!という感触が最高。

セクシーな楕円形の鳩目も、美しい!

 

裏地はウールメルトン、びっくりするほど温かい。

ヴィンテージと同じ様にネイビーで統一。

デッキオーバーオールズと同じ様に、白無地のテープを叩いておきました。

これで万が一海で遭難しても、ここに名前が書いてあれば安心(何かが)

 

そしてさらに!

一番よく擦り切れてしまうポケット口は、レザーで補強。

ウォッシャブルレザーなので、水にも強い。

 

ここにも言及しておかねば。

背中の「U.S.NAVY」はシルバーのキャンディプリント。

金属の粉を使って反射する様に出来ているプリント用剤で仕上げてます。

 

当方名古屋店のアイドル、カリンちゃんが、上下セットで着た写真を入手。

こんないかつい上下軍物で、ツインテールのお団子頭…

萌えてまうやろ~!(ちょっと古い)

世の中の男子の大半は、これでイチコロだと思われます…。

 

コロナ禍も明けたこの週末のご来店、心よりお待ちしております!

 

 

 

 そしてここからは10月31日の衆議院選挙に向けて、話を書いておきます。

 

実は私、数年前に浄土真宗から真言宗智山派に改宗(?)しました。

なので、よく真言宗智山派のお寺に行くのです。

そしてTwitter上で面白いものを発見。

「みんなして公然と軽蔑している政治家たちに、どうしてあなた達は統治されているのか」

ごもっとも。

 

私は必ず、選挙には行きます。

当選してほしい人がいなくても、投票します。

当選してほしくない人を落とすために。

が、往々にしてそういった人は当選します。

なぜか。

投票に行かない人が多いから。

そして組織票があるから。

2014年の衆議院選挙では、

日本の中で投票に行けるにも関わらず行かなかった人が49,220,000人

逆に、自民党に入れた人は17,650,000人。

つまり、もし投票に行かなかった人の約3割が自民党(&公明党)ではない党に投票していれば…

消費税は8%、10%と二度も上がらなかった可能性が高い。

今の我々は、10,000円の物を買うために11,000円使わねばならなくなっています。

こんな理不尽なことは無い。

その差額の1割は、社会保障にはほとんど回らずに他で使われています。

 

先日の10月24日、内閣府官房審議官が北穂高岳で滑落死したそうです。

この人、「桜を見る会」での国会追及の際に

「シュレッダーの順番待ちで3時間もかかるんです」などとシャーシャーとしゃべったバカです。

他にも色々とミスがあったんでしょうね。

「一人で北穂高岳に10月に登山し、一人で滑落」しちゃったんです。

今の政権、ボロが出そうになると「何故か」不審な死を遂げる人が出てきます。

10,000円の物を買うのに更に1,000円足さなきゃ買えなくなった時代に、

その1,000円が北穂高岳で内閣府官房審議官が登山している後ろを付けてる人の,

ポケットに入ったのかもしれませんね。

 

もう一回、書いておきますね。

「みんなして公然と軽蔑している政治家たちに、どうしてあなた達は統治されているのか」

投票に行きましょう。

生きる為に。

10月31日の日曜日、投票に行く前や行った後にドライボーンズへのご来店、お待ちしていますよ!

2021神無月前半の酒丸。

 

 十月前半。

今月は緊急事態宣言が明けたので、

イレギュラーで月の最初にブログを更新させてもらいました。

それはこのブログ→「2021神無月最初の酒丸。」

なので、今回の「前半号」が通常運転の更新になる酒丸です。

 

 

 10月に入り、ウチの「神明農場」も、秋冬野菜に切り替え始めています。

10/9土曜日に、やっと夏野菜をあらかた片付けて畝を立てました。

急いだほうが良いスティックセニョール(ブロッコリーの仲間)を筆頭に…

ほうれん草や大根、カブなどを種蒔き。

寒くなってきてからの野菜、楽しみです。

 

 

 さて。

今月10月は、ワタクシ酒丸の今季入魂の逸品が入荷したので…

それを二回のブログに分けて書こうかと思います。

思いの丈が詰まっているので、長くなっちゃうから。

 

そのアイテムとは、こちら。

まずはヴィンテージの写真を公開。

いわゆるデッキジャケットと、そのボトムにあたるデッキパンツ

特にデッキジャケットはこのフロント金具の形状が珍しく、

M-1943 Type Deck Jacketと呼ばれています。

 

これが…ホントに珍しい。

ヴィンテージでは「幻(まぼろし)」と言われるアイテムの一つ。

それでも、数十万円を出せば、大きいサイズ(44とか46とか)は手に入ります。

ところが、40以下のサイズがホントに市場に出ない。

私もかれこれ20年以上、探し続けていました。

 

そしてそのボトムにあたるのが、このデッキパンツ。

これは十数年前に、激安でマグレ購入。

しかも、ほぼデッドストック!

 

特徴的なのが、このサイドに付くフック。

ジャケットのフロントにも付くのですが…

本来このフックがついていた場所はジャケットのフロント部分。

 

太平洋戦争が始まって間もなく採用されたこの上下は、

ジャケットがジップフライでボトムはボタンナップでした。

ところが。

沿岸での任務ならばともかく、

太平洋上での任務だと何十日間も甲板上で作業する事が多く、

錆びて上げ下げが出来なくなってしまう事が多かったらしい。

 

よってその後の1943年、戦争も佳境に入ってきた頃にこのフックに変更されました。

必然的にボトムも変更になり、サイドにこのフックが付くようになったのです。

 

また、このヴィンテージのプリント部分をよく見て欲しいのですが…

白でプリントされていると思いきや、なんとシルバー!!なのです!

しかも、粉状の金属がブレンドされています。

いわゆる「キャンディプリント」というやつ。

おそらく海に落ちた時の視認性を上げたかったのと、

塩害に強くしたかったのでしょう。

こんなクオリティ、ほぼデッドストックじゃないと発見できない。

 

このボトム、表地は目が詰まったコットン素材のオレンジフェイスという織物。

ギッチギチに硬い。

裏地にはウールの濃紺メルトン、表地も相まって、全く風を通しません。

オーバーサイズということもあり、

中に穿き込むことも出来るので、冬のバイクシーンで大活躍!

私も真冬のツーリングで重宝していたのです。

していたのですが…

一つだけ、大きな問題があったんです。

 

それは、トイレが大変。

前が開いていないので、

小便に行くにも大便用の個室に入って、全部脱いでからじゃないと◯ンコが出せない。

(ここの◯は、チでもウでも正解とします)

極寒の中、バイクで走り回ってホットコーヒーで寛いだりしていたら…

ほぼ確実にもよおす訳です。

が、大便用が空いていなければ用が足せない。

しかも、下半身スッポンポンにならないと用が足せない。

極寒の中で。

もう大変。

 

 

そこでワタクシ、考えました。

1940年代の趣きを保ちつつ、

極寒のツーリングで重宝しつつ、

排泄に関してドキドキしなくて済んで、

万が一海の落ちてもすぐに見つけてもらえるような、

そんな「いいとこ取りの」デッキパンツを作りたい!と。

 

そしてやっと完成!

題して、ドライボーンズ謹製「デッキ・オーバーオールズ」

フロントを、一番上から開けられるようにジッパーフライにしました。

これですぐに◯ンコが出せる!

(ここの◯は、チが正解とします)

漏らさない!

 

一番擦れる部分はレザーパーツで補強。

サイドのフックパーツも完全に再現。

しかも、プリントは視認性が高いシルバーのキャンディプリント

 

内側の造詣にも拘りました。

冬に嬉しいウールメルトンを裏地に採用。

しかも、ヴィンテージでプリントネームが着く場所には、白無地のテープを叩きました。

万が一海で遭難しても、ここに名前を書いておけば安心(何かが)

 

このデッキパンツは…

表地と裏地、フックパーツの3つが同時に揃わないと作れないアイテムなんです。

次はいつ作れるのか?分からないです(汗)

ダッサい某メーカーの防寒だけが目的のバイカーパンツで満足してないでしょ?

カッコイイバイクに乗っていたら、バイクが泣いちゃうよね…。

お早めに。

 

 

 そして。

10/9土曜日に種蒔きをした冬野菜ですが…

なんと、10/12には、もう発芽!

これは大根のスプラウトですが、他の野菜も全て発芽しました。

これからが楽しみ。

 

おそらく次のデッキジャケットの回を書く頃には、もっと育っていると思います。

ではまた次回!

2021神無月最初の酒丸。

 

 十月。

昨日こそ台風でウチの地元は大騒ぎでしたが…

本日十月二日は台風一過、快晴。

酒丸です。

 

十月に入って、やっと長い長い長い長い緊急事態宣言も明けました。

緊急事態宣言と蔓延防止重点措置が連続で襲いかかって来て…

三月末の一瞬だけ解除されて以来、2021年度は1月から9月まで、ほぼずっと外出自粛。

 

その間、陽性者が増えたり減ったり…

病床が逼迫して自宅療養者が増えたり、重症者が増えたりもしました。

大体、保険料を収めているのに病院にかかれないってどう言う事(怒)?って話ですが…

今の権力争いだけが大好きな政権だと、自助ばかりで国民は置いてけぼり。

 

昨年も長い事不自由な生活を強いられていたんですが…

それでも給付金やら助成金で何とか凌げました。

が、今年は全く無し。

飲食店には協力金が支給されている様ですが、それもズルズルに遅れているらしい。

もっと大変なのは、キュウキュウに締め上げられている飲食店と取引している業種です。

酒屋をはじめ食材屋、タクシー、クリーニング屋…

更にはミュージシャン、ライヴハウス、ライヴに着ていきたい服を作っている服屋

みんな、夜の飲食店があるからこそ成り立っているような仕事ばかり。

私の友人にクリーニング屋を経営している人がいるんですが…

過去数十年の中で、今年が一番仕事が出来ていないらしいです。

困り果てていました。

私にも「お前のところ、服は売れてる?

売れてくれないと、クリーニングに出さないから困るんだよ~」とこぼしていました。

 

かく言う私も、本当に今年は苦しい。

昨年暖簾分けしたドライボーンズ福岡店は今年の三月いっぱいで廃業。

残っている3店舗も、軒並み入店客数が激減で短時間営業にせざるを得ない。

洋服の生産は年間スケジュールで動くんですが…

昨年の在庫を未だに販売している状況。

海外で安価に生産している量販店は、

1年以上在庫を持つとそれに税金がかかってしまうので残り物は廃棄しているそうです。

が、ドライボーンズでは勿論そんなことは出来ないしする気もないので、

まだ来店していないお客様をただただ待っている状態。

 

 

 そんなさなか、友人が寄稿している新聞の連載を読みました。

ドライボーンズファンならお馴染み、

土偶女子の譽田亜希子嬢の「古代のぞき見」という連載。

先日のタイトルは「装うことの意味」。

ご本人にも許可を取ったので、一部をここに転載。

 

 

この夏は一枚も服を買わなかった。

「どうせ買っても着ていく場所がない」と、政府の外出自粛要請で心が萎縮してしまったのだ。

 ところが先日、「洋服ってやっぱりいい!」と心の底から思った。

都心に出かけたついでに、せっかくだからと百貨店へ行くと、色鮮やかでモードな服が目に飛び込んだのである。

見ているだけで、メラメラと力を与えてくれる気がした。 

 素敵な服で外出する自分を想像して心浮き立ちながら、ふと思った。

縄文人の日常は、命がけの生活をしていたことを別にして、現代に比べれば情報や刺激が少なかったはず。

それならばなおのこと、美しいものを身に着け、気分を上げたいという欲求が強かったのではないかと。

 

一部抜粋。

コンちゃん、ありがとね。

 

この連載を読んで、不覚にも涙を流してしまいました。

この2年、店を構えて服を売ると言うことがこんなに辛く感じた事はありませんでした。

我々がやっている事、作っている物は「不要不急」なんだろうか?

この先、どうやってスタッフや家族を養っていけばいいんだろう?

もっと根本的に、自分自身が存在していていいんだろうか?

なんて疑問を日々自問自答。

色々とあって実家に引っ越して…

自分達でリフォームし、

いろんな手続き(かなり大変)もやっと済ませて、

今後はできるだけミニマムな生活をしていこうと考えていた。

数少ない、自分自身の気分が上がる事のひとつ、

地元の海でのシュノーケリングさえできれば日々の潤いになると思っていた。

ところが。

緊急事態宣言は海に入る事すら禁じられちゃった。

海の中にコロナウィルスはないのに。

 

でも、古代人に教わった気がする。

「装うと言う事は、気分を上げて生きると言う事」なのだと。

数千年前の人達から、私の存在価値を認めてもらえた気がします。

 

なので皆さんの、その「気分を上げて生きる事」の一端を手伝わせて欲しいのです。

それこそ、ドライボーンズの存在意義

 

 メラメラと生きる力を与えられる装いの一部を紹介。

 

まずは昨年企画生産するも、コロナ陽性者爆発時に納品された為に多くの人に見てもらっていない…

ブーメランパターンのオープンカラーシャツ!

1950年代のヴィンテージを元に、ドライボーンズオリジナルとして生地から生産。

私が持っているヴィンテージはオレンジ色だが、他にホワイト地とサックスブルー地がある事は知っていた。

なので1950年代のヤンチャなティーンエイジャーの気持ちを持つ貴方に着てほしい!と企画。

コロナ禍の後、ロッカビリーなイベントで目立つ事間違いなし!

 

そして多くの人達からリクエストがあった、カジュアルなジャケットタイプのワークウエア。

ピケ素材のプリズナージャケット

素材のピケは、1950年代末期のリーバイスでお馴染み。

コットンながらシャキッとした素材で、畝がストライプの様にも見えてシャープなイメージ。

テレワークが増えて来ている現状、仕事が出来る男性に「カメラ越しに見える事」請け合い!

ガンガン水洗いできます!

 

また、ステイホームが増えて来たことを受けて人気の…

チェックのイージーパンツ

ヴィンテージ感漂う1950年代調オンブレチェックのネル素材。

温かい素材、動き易い形。

地色プラス黒という少ない色使いなので、コーディネイトしやすい。

 

更には、昨年秋に入荷するも入荷タイミングと緊急事態宣言が重なってしまい、

あまり日の目を見ていないスウェットパーカ

1960年代初頭のアコムというスポーツウエアブランドの配色を踏襲。

色味は当時存在していた配色&存在していたら素敵と思う色を展開。

一部のサイズこそ歯っ欠けな状態ですが、

まだまだ揃っている今こそチャンス。

 

最後は、デッドストック生地で鮮やかなネップが麗しいコットンワークトラウザーズ

グレー地とベージュ地の2配色、ネップには鮮やかなレインボウカラー。

こんな恐るべき素敵な生地が、なんとデッドストックで発見されたのです!

ところが入荷時期とコロナが重なってしまい、現在に至ります…。

このワークトラウザーズは、今は目玉商品としてセールアイテムになっています!

 

 

 コンちゃんの連載文章はこう締められていました。

 

着飾ることでおなかは膨れないが、心の充足感や非日常感は何物にも代え難かったのだろう。

それは縄文人だけではなく、古今東西、時代を超えた人間の根源的な欲求である。

美しいものを身に着け美しい道具を使うことは、物が持つエネルギーを自分自身に取り込みながら生きることなのだ、と改めて思う。

 

 

この一文で、また号泣。

 

モノが持つエネルギー。

良い言葉。

そしてエネルギーが溢れるモノがたくさん入っていて、選べるのも店舗の楽しさ。

 

緊急事態宣言が明けました。

 

たくさんのご来店を、お待ちしております。

2021長月後半の酒丸。

 九月も後半、シルバーウィーク真っ盛り。酒丸です。

先日の中秋の満月、見る事が出来ましたか?

拾い写真で申し訳ないんですが…(汗)

なんでも「中秋の名月」と「満月」が重なるのは8年ぶりだったらしいですね。

天気も良かったので、まだ低い位置にある満月は物凄い明るさ。

久しぶりに月の迫力に圧倒されちゃいました。

 さて。

迫力に圧倒された話の延長なんですが(強引)…

ワタクシ、数年前にSNS上で拾ったこの写真に圧倒されてしまいました。

1890~1910年代頃の、カーハートのワークジャケット…らしいっす。

この写真だとカーハートの面影も判らないんですが…

持ち主がそう書いていたので、そうなんでしょう。

カーハートの創設は1889年だったと思うので、

きっとその頃のワークジャケット。

当時のカーハートは4台のミシンと5人の縫製職人でモノづくりをしていたらしいので、

もしこのジャケットがその当時の物ならば、この迫力も納得。

片方の身頃しか発掘されたかった様ですが…

この右前身頃の腰ポケットと変な位置にある胸ポケット、斬新!

しかも、ポケット口が、全てリベットで補強されてます。

(リーバイスがポケットのリベット補強に関して特許を取ったのが1873年なので…

特許を無視したのか、それとも特許はパンツだけに限られていたのか…。)

私は1920年代~50年代頃のアメリカやイギリス、日本の服が好きなので多角的に検証していっているんですが…

19世紀のモノも勉強したい。

なぜなら、歴史とはモノづくりの連続性だから。

でも、もうさすがに19世紀のモノは現存数が少なくなって来ており、

そういった意味でSNSで全世界の人と繋がれる事は非常に嬉しいのです。

こんな発見があるし。

そしてこの写真の衝撃の数年後、作るチャンスが巡って来ました!

それがコレ!

ゴールドラッシュ・ワークジャケット!

右前身頃のみの写真から全身像を推測、

プロファイリングしての商品化。

裾のカッタウェイラインなんて、涙モノ。

ちゃんと当時物っぽく…

ポケットの地の目は横取りにして、ポケット口にはセルビッチを利用。

こうする事で、色落ちがテンコになって古臭くなります。

この写真からはそうなっていると断言は出来ないんですが…

ヴィンテージのポケット底部にパッカリングが出ていることから、横に縮んでいることが分かります。

つまり、このカーハートのジャケットのポケットは、生地が横取り。

そして写真からも分かるポケットのリベット。

剥き出しの銅素材リベット。

このリベットが全てのポケット口に付きます(凄い手間)

そして特徴的なボタン。

ドライボーンズで作ったこのワークジャケットには、

ラスティなドーナツボタンを採用してみました。

カーハートのジャケットはドーナツボタンじゃないかもしれませんが…

ここは再現よりも、面白いテイストで且つ、機能的なボタンに変更しておきたい。

月桂樹柄エンボスに錆加工、金鉱から発掘されたっぽい感じ。

そしてそして、この秋からはホワイトダックも仲間入り!

ゴールドラッシュ・キャンバスワークジャケット!

本来のカーハートといえば、ブラウンダック。

が、19世紀ならばブラウンよりもホワイトの方が素材としてポピュラーな筈。 


このギチギチに詰まったキャンバス地はデッドストック!

洗い込むほどに風合いが増します!

リベットやボタンはそのまま踏襲しております。

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので…

この数日は急に暑さが戻って来たけれど、朝晩はけっこう冷え込む様になって来ました。

もうアウターの季節。

こういった着丈がナイスな羽織り物があると、重宝しますよね。

 シルバーウィークは、お彼岸でもあります。

なので私、墓参りに行って来ました。

周りを掃き掃除して、墓石を水で流し、線香をやって来ました。

先祖…というより、先に墓に入った父に、最近の報告などをしておきました。

仕事が大変だの、金が無いだの、今の政権が無能だの、コロナで大騒ぎだの、健康診断で引っ掛かりまくってるだの…。

ふと脇を見ると、鮮やかな彼岸花。

お彼岸になると、絶対に咲く彼岸花。

まるでカレンダーの様にきっちり約束を守る花。

墓の中の父に向かってぶつぶつ言っていたのを、嗜められた気持ちになりました。

「ぶつぶつうるせーんだよ。いつもの事だろ?いつも通りに綺麗に咲いてやってるんだから、ちゃんと愛でろよ」と。

やっとオシャレが出来る気候になりました。

皆様のご来店を、心よりお待ちしております!

あ、そうだ、報告です!

私が住んでいる千葉県館山市で、

同い年で市議会議員をやっている室さんという女性がいるんですが…

彼女が取材してくれて、ブログに掲載していただきました。

ブログのタイトルは「むろあつみの勝手に応援」です。

よかったら御笑読をば。

室さん、恐縮です!ありがとう!

2021長月前半の酒丸。

 

 九月十日になりました。酒丸です。

今年は俄然、涼しいですね!

何でも1908年以来の涼しさらしいです。

実に約110年前、明治41年。

アメリカでは連邦捜査局(FBI)が設立された年。

 

 まぁ、そんな事とは全く関係無く…ウチの農場の話を先に。

先述の通りかなり涼しくなってきたので、

もうそろそろ夏野菜を終えて、秋冬野菜に変えていきたいんですが…

オクラがひたすら収穫出来る。

そして次のシーズンに向けて採種用も育てておこうと思い、二種類を2株、大きくしています。

本来なら大きくなった後、茶色くなって鞘がカラカラ言うようになったらオッケー。

ところが、ひたすら大きくなっていく(汗)

この写真、既に30センチ近い…。

 

 

 さて、ここで私の近況を報告。

今年引っ越した我が家は、私が18歳で地元を離れるまで住んでいた家で…

実は私たち家族がこの家に住む前は、母方の祖父母が建てた貸家でした。

1959年、フィフティーズ最後の年に建てた家なので、もう既に築60年以上。

実際、かなり傷んできており…。

内装など、住むのに大変な部分は先に修理やリフォームを行いましたが、

住み始めてから外側を見ると、けっこうやばい(汗)。

 

軒天は塩害で剥がれてしまっており、

トタン屋根の裏側から錆が盛大に開花。

風が直接当たる箇所のトタンは、もう腐食して崩れ始めてる。

困った。

以前に外装をペンキ塗りしたのは生前の父の代で、もう9年前らしい。

その時の記録も無いしどこに頼んだらいいのか?から探さなきゃ。

で、中学の頃から付き合いがある後輩に手配をお願いしたのでした。

ではこの続きはブログの後半でw

 

 

 今日のブログでの商品紹介は、久しぶりに作った新作ベルトについて書いてみたいと思います。

ウチのスタッフにも話した事がない内容も交えてみますね。

こんな型押しのベルトを作れないか?と店頭スタッフから問い合わせがあったのは、今年の初め。

 

そう、ドライボーンズは基本的にワタクシ酒丸が企画を担当していますが…

会社スタッフ、特に店頭のスタッフからの意見は重要視してまして…

スカイプには「現場からの声」というスレッドがあり、

ここに「今後作りたい・売りたい商品」の意見や写真を載せるようにしています。

私も賛同出来るアイテムであれば、どんどん生産背景を探して作れるルートを開発していく、

というスタンスをとっています。

 

そしてこのベルトの件。

まぁ、これはいわゆる「バスケットウィーヴ・エンボスベルト」とアメリカでは言われるベルトで…

籠編みの模様が金型で素押しされている柄。

かなり古くからあるデザインですが、一番有名にしたのは…

このベルト、一時期はアメリカの警察で正式採用されていたのです。

私は1980~90年代にかけてアメリカでヴィンテージを仕入れて店で売っていたんですが…

それだけでは必要な売上を確保できないので、こういった新品も業者から仕入れて卸売していました。

この写真のベルトは、当時のメーカーのカタログには「POLICE BELT」と記載されていました。

オレンジカウンティにあった革小物専門のメーカーで、MADE IN U.S.A.ながら異様に安い。

メーカーに直接出向いて仕入れる事もよくあったので、試しに安さの秘訣を聞いた事があります。

すると…

「場所もオレンジで辺鄙だし、スタッフも大半がメキシカンで人件費も安いんだけど…

一番の理由は素材が安いんだよ。

このシリーズは牛革の中でも一番安い革なんだけど、銀目の部分は本当は床(スエード)なんだ。

表革として使えない部分を圧縮して塗装してるから、傷があっても関係無く商品化出来る。

だから大量生産も可能でポリスオフィシャルにも対応できるんだよ」

と、屈託なく教えてくれた事を覚えています。

つまり、値段の安さは素材がポイントだったという事。

 

それから30年近くを経て、日本国内でこんな感じのベルトを生産してみることになりました。

当方と昔からお付き合いがある老舗のベルト工場さんに問い合わせ、返事を待つ事約1ヶ月。

「やっと金型が見付かりました!ただ、工場の生産ラインはストップしちゃっていまして…」

その金型が、これ。

ベルト幅50mmの金型で、オレンジカウンティの安物ポリスベルトとは雲泥の差。

エンボスが深く、複雑。

この両端を2.5mmづつ切り落とせば45mm幅、5mmづつ切り落とせば40mm幅のベルトになる。

金型の全体像。

両端の造詣も素晴らしい!

しかもこれなら「1本づつエンボスしている事が明確に判る」デザイン。

昔私が扱っていたポリスベルトは、もっと籠編みの柄が均一。

つまり、広幅の金型でプレスしてそれを裁断してベルトにしていたのです。

典型的な大量生産、だから安価に作れていたのでしょう。

 

今回生産するベルトの革は、タンニン鞣で進行することになりました。

ポリスベルトなどで使われている革は、いわゆるクロム鞣が大半。

この方が安い、という事もあるんですが…

ポリス納品もあるのでほとんどブラックだから、クロム鞣の方が色剥げが少なくて良いらしい。

日本で生産する今回のウチのベルトは、

タンニンの太鼓鞣にする事で適度な厚みや硬さが出る。

よってエンボスが綺麗に乗るのです!

写真の丸い形状の水槽が、太鼓と呼ばれる巨大なドラム。

手前に写っているのが原皮。

この太鼓で鞣し、その後に丘染め(革の表面の事を丘と言います)を施して茶色くします。

そしてその上からラッカー仕上げするので、経年変化していくのです。

そうやって出来たサンプルが、これ。

ドライボーンズのジーンズのベルトループなら50mm幅でも良かったんですが…

他のアイテムへの対応も考えて45mm幅に。

 

そしてバックルにも拘りました。

元々45mm幅用のバックル、特にギャリソンは少ないのですが…

その中から特に古臭く薄い形状のバックルを、真鍮無垢で生産

磨きのみの加工なので、最初こそ1920年代のPOOR GOLDですが、

あっと言う間に燻んだ真鍮色になります。

バックルを留める縫製は、ゼロゼロ番手の生成コットン

使っていくうちに、革の油脂が滲って良い感じになっていく予定。

裏にはドライボーンズのブランドネームを素押しし、

他にはGENUINE LEATHER、つまり本革を証明するエンボスと共に、MADE IN JAPANの刻印。

 

あまりに端正な顔立ちのエンボスベルトなので、敢えて見せる為に「シャツイン」をしたくなるベルト。

ドライボーンズ店頭では、専用ベルトケース入りでお渡しします。

題して、バスケットウィーヴ・エンボスベルト。
(オンラインショップへの掲載は、もうしばらくお待ちください:汗)

「箱入りの私を縛り付けて!」なんて意味合いでのプレゼントに、いかがでしょうか?

 

 

 

 前半の外装の件、続き。

結果として、その後輩が連れてきてくれたペンキ屋さんが大当たり。

「暇な時に行くので催促無しで、その代わり安くやります」という条件で契約したのが5月中旬。

音沙汰が無かったのでそろそろ電話をしなきゃ、と思っていたら、急に来訪。

「来週から一気にやっても良いですか?」もちろん!

軒天が剥がれている箇所は全部切り落として厚塗り。

トタン板も全部、三度塗りしてくれた。

しかも指定色に、錆止めやウレタンも調合してくれた。

「錆が出てきたら自分でちょいと塗れば、まだ10~15年は持ちますよ!」

と、すばらしい仕事。

 

台風シーズンだけど、ちょっとだけ安心になった。

 

ではまた。

 

2021文葉月後半の酒丸。

 

 八月二十日になりました。

酒丸です。

お盆の最中は、厳しい長雨でしたね…。

 

 一旦ぐっと涼しくなり、もう気持ちはすっかり秋冬モードの人も多い様で…

直営店では八月に入ってから毎日のように秋冬物が動いております。

ただ、このコロナ禍であまり生産数を増やす事が出来ない為、

既に完売し始めた色やサイズもあるので…(汗)

 

 

取り敢えずサラッと2021年秋冬物のオススメアイテムを写真で紹介しておきます。

 

まずは超新作、今季の目玉!

ご存知、1930年代調のグリズリージャケット!

このブラウンの他、ブラックレザーもあり。

写真はサンプルなので、量産に微修正が入ります。

本来は昨年にラインナップする予定だったグリズリージャケット。

昨年はコロナ禍で泣く泣く断念しました。

今年は満を持して、微修正を施しての正式登場!

予約で完売してしまった色・サイズもあるらしいので(汗)、

早目に店頭に問い合わせを。

 

 

そして二番目。

コーデュロイのサーヴィスジャケット!

これは尾錠付きワークトラウザーズの形でボトムもラインナップしています。

つまりセットアップ。

しかもこのコーデュロイ、綾目に見えるドビーコーデュロイ。

デッドストック素材の珍しい生地です。

セットアップを待っているお客様も多いので、上下共に希望サイズが揃う今のうちに店頭へ!

 

 

これも満を持しての登場、ウォバッシュ素材、1920年代調のサーヴィスジャケット

実はこれ…

ヴェスト、ワークトラウザーズ、オーバーオールズそしてキャスケットと一式同素材でラインナップ!

全部セットアップにすると、かなり迫力あります!

最近すっかり農業になっている私、非常に欲しい!

 

続いてシャツ。

デッドストックのダイス(サイコロ)柄の生地を使ったウエスタンシャツ

かなり「ラスベガス」な感じがするシャツ、

実際にラスベガスに行った事がある人は知ってると思いますが…

カジノ会場でのウエスタンシャツ率、非常に高いw

アメリカ人の特性なのかもしれませんが、びっくりするくらい多いです。

こんなダイス柄のウエスタンシャツを着ていったら、

確実に「交換してくれ!」とか「売ってくれ!」と言われる事請け合い。

 

更にもう一発、ウエスタンシャツ!

やはり同様にデッドストックのプリント生地、なんと「キャンプ柄」ウエスタンシャツ

このコロナ禍の中、密を避けると評判のキャンプ。

そのキャンプを象徴するかの様なアイコンが散りばめられています。

ランタン、ブランケット、寝袋、水筒…etc。

見て楽しい、着て楽しいシャツです。

 

個人的にメインは、これ!

苦節数十年、やっと作る事ができたデッキジャケット!

(あああ、写真が変な風に化けちゃった:涙)

しかもヴィンテージではスーパーレアなM-1943 Type Deck Jacket!

数多くのデッキジャケットがあるんですが、これだけは別格。

元々戦艦の甲板上での作業用に開発されたこういったデッキジャケット。

1940年代以前はボタンだったりジッパーだったりしていました。

が、太平洋戦争の戦局に伴い、一部のデッキジャケットも新調されたのです。

その際、フロント開閉はジッパーで統一されました。

ところがそのジッパー、潮に弱かった…。

錆び付いて上下に動かなくなってしまうものが多発。

よってジッパーではなくグローヴをした手で開閉し易い金具が開発されました。

それがこのM-1943 Deck Jacketなのです。

その後、今度は紫外線を浴びたこのオレンジフェイス(と言う名前の生地)は、

退色してしまうと言う問題もあり、

戦争終結と共に姿を消した貴重な品番なのです。

他のヴィンテージデッキジャケットならば、

程度さえ文句を言わなければ数万円、昔なら数千円でした。

が、このフックタイプだけは安くて十数万円、サイズが日本人向けならば数十万円します。

そして何より、現存数は減る一方。

何せもう80年も前のジャケットですからね…。

つまり、高価になる一方なのです。

ああ、今年作れて良かった…。

 

ちょっと久しぶりな新作としては、ベルト!

いわゆるバスケットウィーヴ・エンボスと言われる、古き良きアメリカンなレザーベルト。

45ミリ幅で真鍮無垢のバックル、縫製はゼロゼロ番手の極太糸!

こういった型押しはローラーエンボスといって、かなり特殊な加工。

やっと国内でこのローラーを所有している工場を見つけたので、生産できる様になりました!

 

最後に紹介するのは、このニットジャケット!

カウチンセーター「シーバス」!

シェットランドウールを丁寧に編み込んで表現したシーバス。

白身魚好きも釣り好きも、もちろんヴィンテージ好きも大好きなこのデザイン!

ついに復活!

 

本当はもっともっともっともっと紹介したい新作は山ほどあるんですが…

それは今後しっかりと紹介していくつもりです!

なのでまずは直接店頭へ!

もっともっとワクワクする様なアイテムがラインナップしています!

 

 

 

そしてここからは全く別の話題。

コロナワクチンについて。

実はワタクシ、今週2回目の接種を終えました。

 

一度目の注射の後は、腕が痛いのと倦怠感くらいでした。

そして二回目、同級生間のグループラインでは結構副反応が大きい人もいて、

ちょっとビビっていたんですが…

 

結果としては、

一回目と同じく腕の痛み(これはちょっと長引いた)、

そしてやはり接種後の倦怠感、

また、若干の息苦しさ…程度でした。

(これはもしかしたら別件で肋骨にヒビを入れてしまったのでそれが原因かも:汗)

一番寝たら、ほぼ大丈夫。

 

その際、ちょっと病院関係者の同級生とも話したんですが…

少なくともファイザー製のワクチンに「感染予防」の効果は無い

あるのは「発症予防」、そしておそらく「重症化予防」だろう、との事。

マスコミや政府も、ちゃんとそういった事を報道してくれないと困るんだよ!と怒っておりました。

 

良いですか、皆さん!

まずワクチンを打つ理由を整理整頓して考えてみましょう。

コロナという病気が怖いから…

「1:感染しない為」、

感染しても「2:発症しない為」、

そして発症したとしても「3:重症化しない為」。

大別してこの3つになると思います。

 

そして、厚生労働省のHPでも書かれている通り…

1に関しては臨床実験で確認されていない。

2に関しては90%以上という数値の報告がある。

3については症例数が充分でないながら、効果が期待されている。

 

私は私なりに考え、自分にとって必要な2と3が欲しいのでワクチン接種しました(もちろん1も欲しいけど)。

もちろんポリシーとしてしない、したくないという人は、それはそれで大切。

ただ、連日マスコミが大騒ぎしている「感染者数」と「ワクチン接種」には、何の関係性もない。

なぜなら「ワクチンには感染予防の効果は無い」からです。

ワクチン接種の効果は「発症予防」のみ。

マスコミが騒いでいる連日の「感染者数爆裂」と、ワクチン接種数には何の因果関係も無い。

 

一番の問題は「したくてもワクチン不足で予約が取れない」という事実。

この2つの問題が一緒くたになっているからややこしい。

ワクチンがどんどん普及しているから発症は抑えられてきている(ワクチンを打っても感染はする)。

重症者や死亡者はドンドン減っている。

でも感染者数(大半は無症状の陽性者)の数値にずっとこだわり、

大きなインパクトある数値を報道したいから「今日も東京都では数千人が~!」とか、

の報道内容になる(さらにその後、若くて重症化した1人を取り上げてヒステリックに報道)

政府は政府で、ワクチンの手配に色々と不手際があった。

おそらく、それがネックになっているからずっと「緊急事態宣言」を出し続ける。

宣言に効果が無いことは明白なのに。

だって今年に入ってから緊急事態宣言中じゃない日の方が少ない。

なのに感染者(陽性者)は増えたり減ったりしている。

と言う事は、緊急事態宣言は意味を成していない。

でも政府が出来る「対策っぽい事」はそれしか無いからやり続ける。

 

ワクチン接種が二回終了しました、と言う証明書を貰いました。

基本的には、

とりあえずこれで「とても発症しづらい」身体になったと言う事(接種後2~3週間経過が必要らしい)。

これがあれば「経済活動を回せる」と言うことでもある筈

アルコール提供の飲み屋やライヴハウス、これがあればOKにしてくれないかな?

 

日本は世界一の病床保有国(人口あたり)だよね?

日本はCTもMRIも世界一の台数があるよね?

日本の感染者数は、アメリカやヨーロッパの50分の1だよね?

でもアメリカやヨーロッパは医療崩壊していないよね?

上記の問題は、政府と医師会の利己主義のしわ寄せだよね?

 

ウチの店舗でも、証明書を提示したら「何か良い事がありますよ」的な事を考えようかな?

政府に任せてると、いつまで経っても緊急事態だから(緊急事態じゃないのに)。

 

あ、ちなみに…感染者数の毎日のニュース、鵜呑みにしちゃダメですよ。

大半は無症状の陽性者。

マスコミは数値が大きければインパクトがある、視聴率が取れる!と思ってます。

 

乗っちゃダメ。

 

 

ではまた。

2021文葉月前半の酒丸。

 

 八月前半、危険な暑さだと言われていますが…

ウチの方は、なんだか夕方は涼しさを感じるようになってきました。

じわりと忍び寄る「秋の気配」といった感じ。

酒丸です。

 

 とは言え、まだ暑い。

そしてそんなさなか、私には「庭の草刈り」という恐ろしいミッションがありました。

勇しくこんな写真をアップしましたが…

実はこの件で、大変な事が起こりまして…(汗)

詳しくは私のインスタ(@db_bwg=ドライボーンズとバンドワゴンの意)に書きましたので、

そっちで楽しんでみてください。

 

まぁでも、そんな苦労もあって順調に夏野菜が取れてます。

特にオクラが凄い。

食べ切れないほどの収穫量。

ネバネバ・トロトロ系が好きなので嬉しい。

 

 

 さて。

つい先日、私にとっても関係者にとっても、

非常に嬉しいニュースが飛び込んできました!

それがこれ!

北海道・北東北の縄文遺跡群が世界遺産に登録!

すご~い!

嬉し~い!

 

 実はワタクシ、

2019年に掲載の「山内・丸山遺跡」に勉強(観光ともいう)しに行っていたのです!

入り口の写真。

そしてこの写真の中に使われている土偶(土板?)の本物!

この広大な遺跡の内部。

 

更に足を延ばして…

亀ヶ岡遺跡にも行ってきました。

遮光器土偶が出た場所として有名なところです。

 

更に更に足を延ばして…

山中に分け入って、小牧野遺跡のストーンサークルも見てきました。

ここ、スゲーです。

 

更に更に更に足を延ばして…

お取り扱い店さんの青森Goody Goodyさんにも寄ったりしてみました(この人は土偶ではない)。

 

と、まぁ、こんなに土偶…

というか縄文文化が好きになったのですよ。

 

 

 そもそもそのきっかけは、この1冊の本でした。

「はじめての土偶」、譽田亜紀子嬢の本でした。

 

この本の感想をSNSに書いたら…

それを面白がった出版社が雑誌に載せてくれ…

その事を更にSNSに書いたら、

なんと御本人から御礼メッセージが入ったのです。

 

その後何度かやりとりがあって…

もうすっかり仲良し。

私が主催した髑髏柄着物の展覧会で書生も務めてもらいました。

 

 

そんなご縁が元で作ったシャツが、こちら!

ハワイアンシャツ 「土偶」!

ネイビー地と、

ブラック地の2色展開。

実はもうかなりサイズも欠けております。

お早めにどうぞ。

 

そして、もし「もう自分のサイズは完売だったよ~」と嘆く人が出ちゃった場合…

こんなアイテムもあります。

アイフォンケース「土偶」。

特にこの「Godess」バージョンは、私とお揃いになります(無駄情報)!

 

 

 館山に引っ越してから、なかなか友人と会えない事が寂しい。

 

が、譽田亜紀子嬢に関しては新聞でお見かけする事も多く…

なんと新刊のお知らせが掲載されていました!

 

なので、速攻で注文やっと到着、「かわいい古代」

このお盆休みの読書が、楽しみ。

 

 

ではまた。

2021文月後半の酒丸。

 七月後半、尋常じゃない暑さですなぁ。

酒丸です。

 

 先日、病院の花壇に強烈な色の花が咲いておりました。

ハイビスカスか芙蓉(ふよう)だと思ったら…

「木槿(むくげ)」と言う花だそう。

3種類とも葵科の花らしく、

このショッピングピンク以外にも白やラベンダー、ベビーピンクなどもあるそうです。

実に南国っぽい。

眼福ですな。

 

 

 さて。

そんなクソ暑い最中、私には大きなミッションがありました。

それは…

世田谷の事務所に置きっぱなしになっているバイクを、地元の館山に乗って帰ってくる事。

実はワタクシ、ナナハンマッハを手放してから普段乗り出来るバイクを持っておらず…

移動に不便していたのです。

スクーターのエンジンとフレームを数年前に手に入れ、

それを乗れるようにしようと企んでいたんですが…

場所や時間、お金やパーツの問題で色々と壁にぶち当たり…

エンジンを手に入れてから早5年、未だに動かせていません(涙)

それでもスクーターの方は軽のバンに積めるので、積んで引っ越しました。

ただ、バイクの方は乗って帰ってこなければならず、

そこにも多くの障害があったのです。

それを今回はつらつらと綴っていこうかと思います。

 

 

 まずはバイクの紹介。

これです。

KAWASAKIのエストレア、250cc。

元々は嫁が乗っていたんですが、ここ数年は全く乗らなくなり…

バイクとして勿体ないので、私が引き継ぐ事になりました。

ところが、ほとんど乗っていなかったので…

バッテリーは上がってるし、キャブレターの中は腐ったガゾリンが充満してるし…。

ひと通り整備して乗り出そうと思った矢先に、今度はコロナ禍。

バイクに乗る暇も無くなり…

そうこうしているうちに地元に引っ越す事になり、あっという間に2年近く経ってしまったのです。

しかも私がこのバイクを引き継ぐにあたって、ちょっと変更したい箇所もありました。

 

まずはタンク。

嫁が買った時は限定オレンジ色の大きなタンクがついていました。

私はマッハに乗っていたので、タンクは細い方が好み。

なのでフレームが同じTRのタンクを中古で探し出し、

マッハ調に「キャンディ塗装」したのです。

しかも大文字「KAWASAKI」まで手描きで入れてもらいました。

また、エストレアのシートは高低が付いていて、ちょっと座り辛くて苦手でした。

茶と白のツートーンも結構汚れていたので…

Wっぽく改造出来るポン付けシートがある事を知って、

じっと中古市場に出るのを待っていました。

また、ミラーやウィンカーなどもマッハの中古パーツを持っていたのでそれに替えたくて…

やっと全部完了したのが今年の6月。

さて、乗って帰ろうと思ったら…

今度は梅雨の長雨でずっと乗って帰省する日を作れない状況でした。

 

そして7月某日。

天気予報と睨めっこしながら「この日だ!」と言う日が決まりました。

朝早く起きて地元の高速バス乗り場に急ぎました。

ところが、コロナ禍でバスが減便!

しかもなぜかチケットの販売機も使えなくなっており(汗:これはホントに早く解決してほしい

仕方なく窓口に並んでチケット購入しようと思ったら、ひとりひとりにすごく時間が掛かってる。

定期を買うご老人や、他のバスの質問なども全部ひとつの窓口で対応。

私の番になる前に、目の前を「新宿行き高速バス」が通り過ぎていきました…。

 

やっと買えると思ったら、次の便もコロナで欠便。

1時間後の東京駅行きしかないと言われ、仕方なくそのチケットを購入。

(東京駅から新宿駅までが遠いから、新宿駅行きが良かったのに)

何とか東京駅に着き、丸の内線や千代田線、小田急線を乗り継いで事務所がある世田谷代田へ。

この時点でもう14時近くになっていました(朝7時台から行動してるのに)

 

ひと通り仕事の話を各スタッフと済ませ、

さぁバイクに乗って帰省のソロツー!と思ったら…

今度はバイクがうんともすんとも動かない。

マッハならバッテリーが死んでいても、キックと押し掛けでどうにか動き出せます。

ところが、エストレアを含む昨今のバイクは「キックが付いていない」

つまりセルスタートしか無いので、バッテリーが死んでいるともうアウト。

急いで徒歩でバイク屋に向かい、新品のバッテリーを買いました。

 

やっと動き出せる!と思って跨がり、一路館山へ!

と思ったところで腹が減っている事に気付きました。

ああ、昼飯を食べていなかった。

途中の「最近何かと話題の、都知事に喧嘩売ってる某飲食店」に行きました。

どうしても応援してあげたかったのです。

 

そこで遅い昼飯を摂って、やっと出発!

セルスイッチを押してアクセルブイーン!

次の瞬間「ヤバい、ハンドルが動かない!」と焦ったものの後の祭り。

飲食店のテラス席に突っ込みそうな勢いで思いっきりコケました。

何と「ハンドルロックしている事を忘れて発進」しちゃったのです。

盛大にコケて、十数年ぶりの「膝小僧擦りむく怪我」!

情けない…。

でも再塗装したタンクが無事で、良かった(ポジティヴ)。

 

派手にコケたからなのか、どうもバイクがおかしい。

ガソリンの供給が上手くいっていないような症状。

走りながら「キャブかな?コックかな?」とか考えながら、路肩でコックを撮影。

KAWASAKIはコックがすぐに悪くなるから多分これもそうだろう、なんて安易に考え…

地元に戻ったら、すぐにコックを注文しなくちゃと言う思いで帰路につきました。

 

後日、バイクに詳しい地元の友人にコックの件を相談しようと思い、

バイクを見に来てもらったら…

「コックから負圧のホースが抜けてるじゃん。これが原因だよ」と指摘され。

(上記の写真、よく見るとホースが抜けてる:汗)

画してこの珍道中が完了したのでした。

 

その友人が、エストレアに使えるエアフィルターを注文してくれました。

これでやっと、完調になりそうです。

暑さが落ち着いたら取り替えよう。

 

そんな事があって気持ちにひと段落が付き、

バカみたいに暑い夏になったので…

こっそりとひとりで島にシュノーケリング 。

たくさんの熱帯魚を見て癒されていたら…

好事魔多し。

岩から足を踏み外して見事に転倒。

またしても右足をざっくり。

これ、きっと何かを暗示してるような気がします。

もうこの夏は大人しくしておこう。

 

でも、こんな魚が観られるんです。

ルリスズメダイ。

幸せ(ポジティヴ)。

 

 

 ところで皆さん!

まったく話は変わりますが…

もうこの葉書は手元に来てますよね?

ドライボーンズ直営店舗の、サマーセールの案内

(こういったDMは、店頭で住所登録しないと送れません。是非登録を!

 

私は各店舗の日計表もチェックする立場なんですが…

日々多くの人が来店してくれているようで、ドンドン消化していっています。

もう在庫が減ってきているモノも多いので、

この世間的4連休を利用して夏物をチェックしてみてください。

もちろん、オンラインショップでも割引になっています!

 

例えばこれ!

グリースアップマガジンに掲載されたり…

Kozzy iwakawa氏がモデルとして着用してくれた「ブーメランプリントオープンシャツ」

 

例えばこれ!

インナーとしても単品としても利用頻度が多い…

無地のカラーTシャツ!

 

例えばこれ!

言わずもがななアメリカンブランド「エレファント」をモティーフに描いてみたプリントTシャツ

 

私は最近特に思うんですが…

ウチのプリントTシャツって、

きっと数年後(十数年後)にはヴィンテージ になると思うんです。

プリント内容が面白いし、何せ生産数が少ない!

サイズがある今のうちが狙い目!

お早めに!

 

ではまた!

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