2021睦月の酒丸。

 

 明けましておめでとうございます(今年も遅い)。

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

2021年は「丑年(=うしどし)」。

牛にもいろんな種類があるんですなぁ。

日本語だと基本的には「牛」ですが…

英語だとブル、カウ、カーフ、オックス…バッファローも牛の一種。

古来から牛と共生してきたヨーロッパの文化圏の方が、

牛に関しては奥行きがありますね。

実に興味深くて面白い。

牛については、有名な詩をブログの終わりの方に記してみました。

読んでみてください。

 

 

さて、ワタクシ酒丸自身の近況は?というと…

実は2月に自宅を引っ越す予定で、その準備におおわらわ。

世田谷で長年住んでいたマンションを引き払い、実家をリフォームしてソコに住む事に。

この事自体は数年前からなんとなく考えてはいた事なんだけど…

実家に残していた母の件や、2019年の台風罹災の件もあり、ずっと延び延びに。

ところが、母の入院療養や台風罹災からの修理が進んだこともあり、

2020年の夏から一気に進行させておりました。

ひと通り大工さんにやってもらう仕事も年内に片付き、

これからは細々した修理や整理、掃除などを経て一気に引っ越しをしようと考えております。

 

その際、実家で両親が作っていた神棚を、掃除して棚板も綺麗にしてから設置する事にしました。

基本的に神棚とは、その家の北東の方角に設置する事が決まりとなっているらしい。

北東とはすなわち「鬼門」

うちの実家でも、私が物心ついた頃から北東に安置されておりました。

江戸を開いた徳川家康も、江戸城から北東に当たる日光に東照宮を建てました。

鬼門に当たる方角に神社(神棚)を置く事で鬼が入ってこない様にする、という陰陽道に基いた言い伝え。

ならば我が家も、家康公に倣って北東方向にある神棚に日光東照宮っぽいモノを。

 

なので…ジャーン。

近づいてみる。

眠り猫!

もうかなり前に骨董市で見つけ、そのまま使わずに取っておいたモノ。

こんなところで役に立つとは。

随分賑やかな神棚になりました。

 

 

そんな自宅リフォームの話はこの先おいおいしていくとして…

 

今回紹介したいジャケットの説明をしていきます!

 

そのジャケットとは、こちら!

ショールカラー・ノーフォークジャケット!

 

まずは「ノーフォーク」の説明から。

ノーフォークジャケットとは…

数多くある「スポーツジャケット」の一種で、主に「狩猟」用に着られたアイテム。

そもそも「ジャケット」とはアウターの一種であり、スーツの上着なんだけども…

その中でも「スポーツジャケット」という19世紀ごろから出てきた種類は、

英国貴族のお召し物から発生してきた。

ノーフォークジャケットの他にも、ハッキングジャケット(乗馬用)、シューティングジャケット(狩猟用)、

ハンティングジャケット(狩猟用)…

この様に「馬に乗って広大な大地を駆け巡る」時のスポーツ用ジャケットとして進化していった。

 

特にこのノーフォークジャケットは特殊で…

東イングランドのノーフォーク地方の男性達が着ていたワークウエアが源。

それを第十五代ノーフォーク公爵であるヘンリー・フィッツアラン・ハワード公がモディファイして、

狩猟用に着こなす様になって広まりました。

 

十九世紀後半には狩猟だけでは無く、

乗馬やゴルフ、自転車などのスポーツ時にも着られる様になりました(イラスト一番左の人)。

 

更に1920年代のアメリカでは「最もファッショナブルなスポーツジャケット」として、

多くの伊達男に愛されてきました。

デザインの特徴としては…

前身頃から後ろ身頃にかけて繋がる帯状の補強布。

これはバッグや銃などを肩掛けする際の補強だと言われています。

また、その帯と交差する様に付くベルト。

これがあるおかげでウエスト部分が安定し、冷気の遮断にもなります。

 

 

そして次に「ショールカラー」の説明。

ショールカラーとは室内用のスモーキングジャケットの襟型が源で、

その名の如くショールを首からかけている様に見える襟型のこと。

1920年代のアメリカで大流行し、一世を風靡しました。

その後、シビリアン・ミリタリー・クロージング(民間軍用服)にも多く採用。

 

そして更に1920年代後半に、劇的な出会いがありました。

アメリカでシビリアンクローズとして流行していたショールカラーと、

イギリスでスポーツジャケットとして流行していたノーフォークジャケットが、

相思相愛で結ばれたのです。

質実剛健をモットーとするアメリカの軍物と、エレガントを売りにする英国貴族発祥のスポーツウエア。

 

ところが、1929年10月24日に始まった世界大恐慌(ブラックチューズディ)で、

この相思相愛の大恋愛は儚く終わりを迎えます。

 

アメリカは経済を復興させる為に着々と戦争の準備に入り、国民には我慢を強いていきます。

イギリスは大英帝国としての没落に加え、ナチスの脅威に晒される事に。

アメリカでは軍備が整理整頓され、

ミルスペックが基本的採用条件となった事でシビリアンモデルはただのカジュアルウエアに。

そうなると生地を多く使うショールカラーやノーフォークは最初に却下。

 

画して、世にも素晴らしい出会いだった「ショールカラー・ノーフォークジャケット」は世の中から姿を消し、

ヴィンテージの世界に細々と伝承されるだけの存在になっていってしまいました。

 

 

なので、満を辞してドライボーンズにて復刻!

ショールカラー・ノーフォークジャケット!

ブラック地と、

ワイン地の2色展開。

 

背面のスタイルはこんな感じ。

 

風が強くて寒い日には、こんな風にショールカラーで首元を覆う。

もっと寒い日はスタンドカラーにする事で襟足まですっぽり覆える!

 

 

奇しくも!

ドライボーンズ各直営店では、現在NEW YEAR SALEを開催中!

この悲恋のジャケットはセール品にはなっていませんが…

たくさんのアイテムが、サイズ欠けや色欠けで泣く泣くセールプライスに!

詳しくは店頭にてご確認を!

セールは、この週末+成人の日の1/9、10、11まで!

 

 

そして。

もう毎回の恒例となってきた、コロナ禍について。

とりあえず最新のデータを貼り付けておきます。

先月と同様、日本のコロナ陽性者数はほぼ横這い。

「地を這う様な折れ線グラフ」です。

1番感染者の多いアメリカとは2桁も違います。

これは先に挙げたショールカラーノーフォークジャケット¥49,940が、¥4,994,000になってしまうと言う事。

それくらい恐ろしい(意味不明)。

1都3県に緊急事態宣言は出ましたが…私は政治屋とマスコミの出来レースだと思っています。

数値を正しく捉え、マスコミの扇状的な報道(広告)に騙されない様にしましょう。

 

 

今年は丑年。

ドライボーンズでは、靴に牛がついていたりしました。

 

なので、「牛の歩き方」について高村光太郎が書いた詩を記しておきます。

 

牛はのろのろと歩く

牛は野でも山でも道でも川でも

自分の行きたいところへは

まっすぐに行く

牛はただでは飛ばない、ただでは躍らない

がちり、がちりと

牛は砂を堀り土を掘り石をはねとばし

やっぱり牛はのろのろと歩く

牛は急ぐ事をしない

牛は力一ぱいに地面を頼って行く

自分を載せている自然の力を信じきって行く

ひと足、ひと足、牛は自分の道を味わって行く

ふみ出す足は必然だ

うわの空の事でない

是でも非でも

出さないではいられない足を出す

牛だ

出したが最後

牛は後へはかえらない

足が地面へめり込んでもかえらない

そしてやっぱり牛はのろのろと歩く

牛はがむしゃらではない

けれどもかなりがむしゃらだ

邪魔なものは二本の角にひっかける

牛は非道をしない

牛はただ為たい事をする

自然に為たくなる事をする

牛は判断をしない

けれども牛は正直だ

牛は為たくなって為た事に後悔をしない

牛の為た事は牛の自身を強くする

それでもやっぱり牛はのろのろと歩く

どこまでも歩く

自然を信じ切って

自然に身を任して

がちり、がちりと自然につっ込み食い込んで

遅れても、先になっても

自分の道を自分で行く

雲にものらない

雨をも呼ばない

水の上をも泳がない

堅い大地に蹄をつけて

牛は平凡な大地を行く

やくざな架空の地面にだまされない

ひとをうらやましいとも思わない

牛は自分の孤独をちゃんと知っている

牛は食べたものを又食べながら

じっと淋しさをふんごたえ

さらに深く、さらに大きい孤独の中にはいって行く

牛はもうとないて

その時自然によびかける

自然はやっぱりもうとこたえる

牛はそれにあやされる

そしてやっぱり牛はのろのろと歩く

牛は馬鹿に大まかで、かなり無器用だ

思い立ってもやるまでが大変だ

やりはじめてもきびきびとは行かない

けれども牛は馬鹿に敏感だ

三里さきのけだものの声をききわける

最善最美を直覚する

未来を明らかに予感する

見よ

牛の眼は叡知にかがやく

その眼は自然の形と魂とを一緒に見ぬく

形のおもちゃを喜ばない

魂の影に魅せられない

うるおいのあるやさしい牛の眼

まつ毛の長い黒眼がちの牛の眼

永遠を日常によび生かす牛の眼

牛の眼は聖者の眼だ

牛は自然をその通りにぢっと見る

見つめる

きょろきょろときょろつかない

眼に角も立てない

牛が自然を見る事は自然が牛を見る事だ

外を見ると一緒に内が見え

内を見ると一緒に外が見える

これは牛にとっての努力じゃない

牛にとっての当然だ

そしてやっぱり牛はのろのろと歩く

牛は随分強情だ

けれどもむやみとは争わない

争はなければならない時しか争わない

ふだんはすべてをただ聞いている

そして自分の仕事をしている

生命をくだいて力を出す

牛の力は強い

しかし牛の力は潜力だ

弾機ではない

ねじだ

阪に車を引き上げるねじの力だ

牛が邪魔者をつっかけてはねとばす時は

きれ離れのいい手際だが

牛の力はねばりっこい

邪悪な闘牛者の卑劣な刃にかかる時でも

十本二十本の槍を総身に立てられて

よろけながらもつっかける

つっかける

牛の力はかうも悲壮だ

牛の力ははうも偉大だ

それでもやっぱり牛はのろのろと歩く

何処までも歩く

歩きながら草を食ふ

大地から生えてゐる草を食ふ

そして大きな体を肥やす

利口で優しい眼と

なつこい舌と

かたい爪と

厳粛な二本の角と

愛情に満ちた鳴き声と

すばらしい筋肉と

正直な涎を持った大きな牛

牛はのろのろと歩く

牛は大地をふみしめて歩く

牛は平凡な大地を歩く 

2020師走の酒丸。

 

 十二月、早くも師走。

酒丸です。

 

 

十二月の別名は「師走(しわす)」。

師走の意味は…

師匠である僧侶がお経を上げる為に東西を馳せる為に

「師、馳せる」から「師馳す」「師走す」となっていったのは有名な話。

それくらい忙しい月、という意味。

 

 

私も今月は最初から大阪店、福岡店、名古屋店と巡回。

大忙し!

そのお陰で、御堂筋では恒例のイルミネーションが観られました。

写真だと分かり辛いけど、ものすごく綺麗。

 

 

 

 さて、師走の今月は…

遂にウエスタンファッションについて書いてみようと思います。

前から書きたいと思っていたので、

今月はある意味集大成になれば良いかなと。

 

長いよ!www

 

 

 私は個人的にウエスタンファッションが大好きで…

大袈裟に言えば「アメリカ文化」という大きな括りの中で、

根底に流れている思想みたいなモノだと感じる事がある。

 

 

ところが、その思想の根底にあるモノも、

過去に何度か大きな地殻変動を起こした事がありまして…。

そこら辺について、今回は深掘りしてみたい。

 

 

 皆さんが知っている「ウエスタン」とは、

大雑把に言えば「西部」の文化。

その源となっているのは、おそらく「西部劇」。

これは自覚しているかしていないかの違いだけで、

アメリカ文化のウエスタンとは「西部劇」によって構築されてきた。

 

特にピックアップすれば、1960年代くらいまでの西部劇。

「荒野の七人」に代表されるような、勧善懲悪の物語。

白人の正義のガンマンと、敵対する地元のヤクザやインディアン。

この構図は、日本の時代劇でも同じ。

正義のバンカラ浪人と地元のヤクザや悪徳商人、忍者、農民達。

もっと言えば怪獣映画やヒーロー戦隊モノも、全く同じ構図。

 

 

 ところが、こういった西部劇の構図は1970年代以降の映画界では徐々に廃れていってしまった。

それはなぜか?

売れ線の映画だったからものすごい量が作られ、

観客が飽きて食傷気味になってきたという理由がひとつ。

そしてもうひとつは…

史実とは違う、「白人が正義」なんてじゃないか!

という論調が増えてきたからなのだ。

 

元々アメリカという国家は、

大衆をどう動かすのか?という技術を体系的に構築してきた。

それがまとまってきたのが第二次世界大戦中のCSSであり、

その後のCIA(中央情報局)やNSA(国家安全保障局)へと進化・深化していく。

 

戦後のアメリカ政府は、映画を使って世論を構築し大衆を動かそうとした。

そして西部劇が、実に効果的に作用した。

「白人は偉い、有色人種は野蛮で劣っている」という思想に。

その後、映画はテレビにとって変わられた。

1970年代にはお茶の間にテレビという洗脳機械がほぼ全世帯に入った事で映画産業が衰退し始め、

結果的に西部劇の功罪が明るみになってきたのだ。

 

なので、逆に言えば最近作られた西部劇の方がリアルで面白い。

まるで健さんの任侠映画から、

深作・文太コンビの実録路線に切り変わったかのように。

 

先月紹介した「シスターズ・ブラザーズ」も面白かったし…

タランティーノ監督の「ジャンゴ」も面白かった(時代設定はずっと古いけど)。

 

 

なので。

そんな映画の中でかならず出てくるアイテムを列挙してみよう。

この作業が、実は重要なのだ。

登場人物のほぼ全員が被っているハット。

A-セルビア・ウールハット「ヨーク」

B-ウール・フェドラハット

C-ビーバーハット「チェサピーク」

D-ビーバーハット「ポトマック」

と様々なバージョンあり。

 

こんなウールのスーツも多い。

冠婚葬祭ではなく、あくまでワークウエアであり防寒着としてのスーツ。

ヘリンボーン ジョッキージャケット

ヘリンボーン ジョッキートラウザーズ

 

スーツの中には、ウエスタンスタイルなオッドベストを着ている事が多い。

おそらく防寒なのだと思う。

サドルブランケットポケット メルトンベスト

(ボーダーのベストは完売)

 

また、

袖口がこんなウエスタンカットになっているウールジャケットも多く登場(ショールカラーもポイント高い)。

 

そしてトラウザーズを穿きこなす上で外せないのが、ボタン式サスペンダー

 

更にはこんな、リボンタイ

 

更に更に、バンダナも三角巾代りによく登場。

 

 

とまぁ、ここまでは西部劇の年代設定に見合ったアイテムを紹介してみた。

これらは主に1849年のゴールドラッシュから、1933年の禁酒法廃止くらいまでの時代設定。

 

 

そして。

ここから話が脇道に逸れていって面白い。

 

禁酒法が廃止されたのが1933年。

この法律はあくまで時限立法的な意味合いもあったのだが…

実は1929年の世界大恐慌も大きく影響していた。

 

たくさんの破産や取り付け騒ぎも起こり、

その後のニューディール政策や第二次世界大戦を待つまで、

長い長い不況に喘いだ。

 

それは西部の農民達も同じで、不況で牛乳が売れず、牛肉も売れない。

土地や牛・馬ばかりが有り余り、広大な牧場を目の前に途方に暮れていた。

 

そんな中、賢い牧場主は…

金があり余っている東部の金持ち相手に、

夏休みなどの余暇を過ごす為の観光地として牧場を開放してみる事を思い立った。

それが「DUDE RANCH(デュード・ランチ=観光牧場)」の始まりである。

(日本にも千葉県のマザー牧場をはじめ、北海道の花畑牧場などたくさんある)

 

1929年の株価大暴落による世界恐慌の中でも、

株を売り抜けて大金を手にした者も多かった。

また、今後の大戦の需要を見越して、武器関連の会社は利益が出ていた。

 

そういった人達に、

西部劇のイメージを抱かせたまま余暇を楽しんでもらう為に…

乗馬やブルロープワークの教え方も発達、

何より「そこで楽しむ為の衣装」が大きな産業になっていった。

 

当時西海岸でゴールドラッシュもひと段落して売上不振になっていたリーバイスも、

ショートホーンシリーズや701XXなどを開発、

ウエスタン人気に上手に乗る事ができた。

更に缶詰や農民用作業着を作っていたLeeも、

「カウボーイ」という名前のデニム作業着を発表、爆発的に業績アップ。

また、多くのデュードランチはシャツやジャケット・アクセサリーなどの小物類を、

近隣のアパレルメーカーから仕入れるようになっていった。

 

 

乗馬用グローヴをしたままでも着たり脱いだりしやすいシャツやジャケット。

ならばボタンではなくスナップしてみよう。

ポケットの形状も、フラップをつけて物が落ちないようにしつつ開け易く。

そんな開発で産まれたアイテムが、ウエスタンシャツ

ショルダーパッドも付ければ、飼葉を担ぐ時にも便利。

 

第二次世界大戦後のアメリカでは、軍で大量に使用されてきたレーヨンもダブつき気味に。

それらの素材メーカーは「次はスポーツや観光の分野に売り込もう!」と、

レーヨンが大量にスポーツジャケット市場に送り込まれてきた。

多くはプリントのギャバジャンに化けていき、

デュードランチでは「ブルロープを模したパイピング」を使って、

ウエスタンギャバジャンが企画された。

 

更には、ブルロープが宙を舞う様なデザインも流行。

更に更に、マニアックな人達の中には、ブルロープの舞に馬蹄をあしらう人も。

実はこれ、私がヴィンテージで見たのは二十歳の時だけ!

その後、アメリカに何十回行っても出会う事が無かったジャケット。

やっと作れて感無量!

 

 

馬蹄を身に付けておきたい観光客にはアクセサリーも提案した。

馬蹄型のブラスリング

 

馬蹄をあしらったブラスブレスレット

百花繚乱の勢い。

 

 

そしてデュードランチに来た子供達にも、商品が提案された。

大人達は皆、喜んでウエスタンブーツを履いて乗馬を楽しんだが…

子供達にはまだウエスタンブーツは早過ぎ。

ならばレザーシューズでウエスタン調のデザインを!

当時流行したローン・レンジャーや、

ホパロング・キャシディみたいな雰囲気のモノ。

名付けて「ウエスタンモックス モンクストラップ シューズ」!!

そんな意味合いを持って作られた子供用ウエスタンシューズを、

ドライボーンズでは大人用にモデファイ。

 

 

 この様に、アメリカのウエスタン文化は19世紀の西部開拓時代と、

恐慌後のデュードランチというふたつの側面を持っている。

更にそれを、映画やテレビという大衆操作でプロパガンダしていったのだ。

このふたつを明確に分けてコーディネイトするもよし、

敢えて双方を理解した上で混在させて着こなすも良し。

アメリカという国の、根底に流れる精神世界の一端を垣間見られる文化です。

 

 

 

 

 ところで。

上記のアメリカにおける大衆操作に関して、

ちょっと気になった件があったので、ここに書き記しておこうと思う。

 

 

 皆さんご存知の様に、毎日ヒステリックなくらいに連呼されるコロナウイルスに関しての報道。

毎日毎日、「〇〇エリアが何百人の感染者」だの…

「医療の崩壊はもう間近」だの。

 

皆さん、あまり真に受けない方が良いですよ。

 

まず…「〇〇エリアが何百人の感染者」について。

この〇〇を、仮に東京だと設定しましょう。

この人数って、どうやって累計を出しているか知ってますか?

千葉県や埼玉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県…

こういった近隣在住者が都内の病院でPCR検査を受けたら、

東京都の人数としてカウントされてます(なぜなら東京都の病院での集計だから)。

 

そして更に言えば、多くの報道で「感染者」という言い方をしているけれど…

本当は「陽性者」が正解。

報道で言っている感染者の大半(約98%)が、陽性者と曝露者。

このふたつの場合は、無症状か風邪程度で治ってる。

残り2%の感染者にならない為にマスクや手洗いはした方が良いけれど。

 

報道番組やワイドショーで「感染者」という表現をしているテレビ局は、気をつけておいた方が良い。

恣意的に「禍の過剰解釈」を垂れ流している可能性大。

「陽性者」という表現をしているテレビ局の方が、信頼出来る。

要は、テレビの報道の仕方に踊らされちゃダメ。

 

そして「医療の崩壊はもう間近」について。

皆さんは感染症がどの様に分類されているか、知っていますか?

ちょっとこの表を見てみましょう。

感染症は1類~5類まで分類されており、今のところコロナウイルスは2類に分類されています。

ところが、この表を見てもらうとわかる様に、コロナウイルスに関しては1類よりも厳しい制限がされています。

これはなぜか?

これは厚生労働省の官僚であり世界保健機関の名誉事務局長である某氏が、

この分類(というかこの制限)にコダワリを持っているからです。

 

なぜこのコダワリを持つのか?

この某氏の仕事は「感染者を減らす事が自らの最重要課題」なので、

徹底的に締め付けて数値をゼロに近付けたいのです。

 

もし5類のインフルエンザ並みにしてしまった場合、何かしらの責任問題になってしまう可能性もある

官僚や公務員は、個人で背負わされる責任が大嫌い

なので責任逃がれの一環で感染症分類のランクを下げない。

だからそのシワ寄せが医療現場に回ってきて、現場がパニックになっているのです。

(医療現場の人達は法雨等に大変だと思う。ブルーインパルスとかは飛ばさなくて良いから、もっと実利になる手当てを!)

 

もし本当にエボラ出血熱やSARSなどよりも毒性が強ければ…

郵便局にて郵送とか、無理でしょ(オイラが郵便局員ならストライキ)。

こういう検査が広く行われている、っていうことは…4類レベル以下という事。

 

12/18の全世界での新規感染者(日本に関しては陽性者)のグラフ。

見よ、この日本の「地を這う様な折れ線グラフ」!

テレビの報道では絶対に出てこないグラフ。

真実が知られちゃうと、(In My Pocketな)政治家(責任逃れの)官僚も都合が悪い。

 

世の中が何か大きな事でザワザワしてる時は、必ず裏で何かが起こっている

それを見越して、自分の経験値の中から正しい答えを導き出しましょう

 

 

では皆さん、病気や怪我に気をつけて、良いお年をお迎えくださいまし!

2020霜月の酒丸。

 十一月。

霜月となりました。

酒丸です。

なんと本日は「13日の金曜日」!

2020年は「13日の金曜日」が3月と11月の2回のみ。

そのうちの1回でブログ当番!

なんだか引きが良い!

 

 

 十一月の別名は「霜月(しもつき)」。

霜月の由来は文字通り「霜が降りる時期」なんですが…

関東以西に住んでいると十一月はまだそれ程寒くはない。

じゃあなぜ霜月というのか?というと…

本来のこの暦は旧暦で考えるからなのです。

昔の霜月とは、今で言うと12月~1月くらいのこと。

霜が降りる時期ですね。

ちなみに霜とは、

空気中の水分が水蒸気にならずに氷の結晶となり、

地面や窓に付着した物を言います。

同じ条件で空気中に出来た氷の結晶が、雪。

つまり霜とは地上で出来た雪と言う事。

 

今年は今週になって、急に寒くなってきました。

なのでたまには、ドライボーンズのウールトラウザーズについて書いてみようかと。

 

 

 私はBS放送の映画をHDDに録画しておいて、

後日時間が出来た時にドンドン観る様にしております。

 

今週から鑑賞し始めたのは、9月にWOWOWで放送された「ゴールデン・リバー」。

 

観始めてからちょっとタイトルに違和感があったので調べてみたら…

ゴールデンリバーはやはり和名で、本来の名前は「シスターズ・ブラザーズ」でした。

それにしても和名のタイトルって、最近ちょっとイマイチなのが多い。

日本の映画界、がんばれ。

 

 

さて。

この映画について、内容についてはあまり触れないでおこうと思います。

まだ私も観終わっていないし、全体像を把握出来ていない。

ただ、私が観る映画は基本的に古臭い映画なので、必然的に時代考証や衣装に目が行ってしまう。

 

この映画の設定は1851年、

カリフォルニアで金が見つかりゴールドラッシュが始まったのが1849年だから、

その2年後。

時代的にはストライク!

なぜならリーバイスがジーンズを作り始めた頃の話だし、

アメリカンメンズクロージングを紐解いていくと、

1920年代のワークウエアの根源はこの頃の年代から始まっているのだ。

特に…

アメリカンワークウエアの根源であるウエスタンウエアとは、

このゴールドラッシュが起因している部分が大きい。

 

アメリカとは、1492年にヨーロッパの海賊達が東海岸に辿り着いて以来、

数百年間は東海岸沿いで発展してきた。

その後国家として独立し、

西へ西へ開拓が始まり、

産業革命があって鉄道が敷かれ、

ゴールドラッシュがあって一気に西海岸沿いが開拓されていく。

 

この「西へ西へ」が、イコール「ウエスタン」文化となっていくのだ。

 

フィフティーズの頃のウエスタンギャバジャンなどもウエスタン文化ではあるけれど、

それは実は戦後の「新しいウエスタン文化」

この事については近々ブログでちゃんと私なりの見解を書いていこうと思うけれど、

実は戦前と戦後のウエスタンは全く別物なのだ。

 

 

んで、このゴールデンリバーという映画。

時代考証、衣装、共に完璧。

素晴らしい。

肩や袖、背中にたっぷりと余裕を取ったワークシャツ、

ショールカラー中心の厚手素材のベスト、

武骨でラフなサスペンダーにブーツ。

19世紀後半のウエスタンワークウエア、猛烈にカッコイイ。

 

なかでもこの写真が、秀逸!

主人公のひとり、シスターズブラザーズの兄イーライの後ろ姿。

暗殺者として報酬は受け取っているが、それももう終わりにしたい。

手前には殺めてしまった血だるまの相手が転がり、頭にはビーバーハット、両手にリボルバー。

そしてウールトラウザーズの後ろ姿は、ハイバックなのだ!

 

こんな感じのデザイン。

1910’s Jocky Trousers!

 

ハイバック部分のアップ。

後ろ中心が競り上がって先端がV字型に割れ、その先端にサスペンダーボタンが付く。

 

前から見てみると、こんな感じ。

後ろ中心の裏には総スレーキで、若干持ち上がっている裁断。

ちなみにフロントの作りはナットボタンやフックなど、こんなに豪華な作り。

 

そしてこのウールトラウザーズには、こんなジャケットがセットアップ。

1910’s Herringbone Jockey Jacket

大振りなブラウン系へリンボーン、まるで19世紀後半の人みたい。

 

 

そして更に、つい最近別の素材の同型トラウザーズが入荷!

1910’s Homespun Jockey Trousers!

サイドビュー。

同素材でキャスケットもあり。

グレーとブラウンの2色、近日中にオンラインショップにもアップされる予定。

 

ちょっとこのコロナ禍でオンラインショップ掲載が遅れており、申し訳無い。

 

随時アップしていく所存です!

 

 

 

そうそう、コロナ禍で思い出した。

ちょっと書いておきたい事があります。

ここ数日、またしてもマスコミ中心に

「感染者が増えてきた~!」だの、

「第3波が~!」だの言っていますが…

日本は全世界でも稀に見る新規感染者数の少なさです。

この表の一番下の白いラインが日本。

地を這う様な折れ線グラフが日本。

 

一体誰の指示でそんなにもビビらせてるんだ?

欧米と東アジアを一緒に考えてはダメ。

全く別の広がり方をしているのに。

2020神無月の酒丸。

 

 十月。

神無月となりました。

酒丸です。

 

十月の別名は「神無月(かんなづき)」。

この神無月の由来はちょっと面白くて…

この月は全国の神様が出雲大社に集合してしまう為、諸国に神様がいなくなってしまうらしい。

この為、出雲の国ではこの月の事を「神在月(かみありづき)」と呼ぶ風習が残っているとか。

出雲大社に集まっている神様は「様々な御縁」に関して打ち合わせをするらしく…

恋愛や結婚の件はもちろんの事、仕事の御縁、翌年の天候や農作物の収穫まで議題にのぼるらしい。

神様も大忙し。

 

実は私も忙しい。

先月のブログでも紹介した様に、私は現在実家のリフォームを続けておりまして…。

先月末にやっとひと部屋、床材を貼り終えました。

ジャーン。

床材は同級生が営む材木屋(滝口製材所)から購入。

桜の無垢板。

「赤の特A」という品番にしてみました。

すごくピンクで、綺麗!

この先一生過ごす床なので、贅沢してみました。

 

貼ってくれたのは君津が誇る壁画アーティスト、G-ARTのヒデちゃん。

さすがプロ!と唸らせる仕事っぷり。

こういう仕事は、素人がやっちゃうとダメだと痛感。

きれいに貼ってもらえました!

 

 

 さて。

床材の充実で上機嫌なので、今回はナッソージャケットについて考察。

ナッソーといえば一番有名なヴィンテージ はやはりコレ!

エディ・コクランが着ていた事でも有名な、カーメル型ナッソージャケット。

厳密には、アメリカでは「ハリウッドジャケット」という名前が一般的です。

ナッソージャケットだと、たぶん通じません(汗)

これはおそらく、日本独自のネーミングだと思います。

 

この写真は、以前私が持っていたモノと同じ物。

レーヨン地にシルクネップの入った代表的なデザイン。

カーメルタイプにはレーヨンの他にもシルクやウールなど様々なバージョンが存在しているらしい。

 

これがヴィンテージ に付くネーム。

どこにも「ナッソー」なんて単語はありません。

ハリウッドスポーツウェアという会社が作っていた「カーメル」という名前のジャケット、という事です。

 

ちなみに「ナッソー」も「カーメル」も地名です。

「ナッソー」とはカリブ海に浮かぶバハマ国の首都の名前、とってもリゾーティなジャケット名。

そして「カーメル」は、カリフォルニア州中部の町の名前で、ギャラリーが多い事で有名な芸術家の町。

 

まぁいわゆる、1950年代独特の「リゾートウェア」という事です。

当時のリゾートとは、スポーツと同系統に扱われていたアメリカ国民の行動パターンのひとつ。

第二次世界大戦後、という歴史を背景にして考えてみる必要があります。

 

戦争という名の大量殺人を行ってきた国民に対し、

政府がプロバカンダ(心理操作)のひとつとして奨励したのが「リゾート」と「スポーツ」なのです。

 

もう兵役も終わったので、余暇を与えますよ~

その余暇でスポーツを楽しんだりリゾートに行ったりして、経済を回してね~

もう決して殺人のこととか、思い出さない様にしてね~

 

みたいな、プロバカンダ政策。

 

そんなカーメル型ジャケットの特徴は、

胸のひだやカフス・脇線の特殊なカット、

そして一部の愛好家から「ブタ鼻」と呼ばれる特殊な2つ穴ボタン。

 

ここで皆さんにちょいと説明。

ボタンには大きく分けて2つ穴と4つ穴があります。

基本的に4つ穴の方が「しっかり固定できる」ので、

ちゃんとしたシーンで着る服、

例えば軍服だったり高級なスーツだったりドレスシャツだったり、

に使われます。

 

更に並行掛けかクロス掛けか?でも分かれます。

クロス掛けの方が丁寧な仕事。

もっと言えば、手仕事のクロス掛けがベスト。

 

これに対して2つ穴は、もっともっとカジュアル。

手仕事ならばあまりほつれる事は無いけれど、

基本的にはボタン付けミシンで付けるので、

出ている余り糸を引っ張ってしまえばポロンと取れちゃいます。

カジュアルな服だから仕方ない。

 

つまり、ナッソーやカーメルなどはあくまで「リゾート&スポーツウェア」なので、

4つ穴ではなく2つ穴のボタンである事が重要なのです。

 

 

そして…ここから自社商品の説明です。

今回のドライボーンズのカーメル型ナッソージャケットは、ネップウール!

 

しかもなんと!

上下セットアップでも着られます!
(ボトムのリンクはこちら

 

そして「ブタ鼻」と同じでは無いけれど…ちゃんと2つ穴のボタン!

 

生地のアップ。

ブラックにオフホワイトのウールネップ。

他にグレー地にワインネップもありますが、残りわずか(写真も無し)。

 

 

もうヴィンテージで出れば¥100,000越えは当たり前、

素材や色が良ければ¥200,000越えの世界。

 

ドライボーンズなら、まだサイズを選べます。

あ、キングも!

 

 

 

 そしてここからは全く別の話題。

神無月に入ってから全世界に流失したニュース、皆さんはもう観ました?

 

学術誌「nature」が発表した、

新型コロナ(Covid-19)の遺伝的危険因子が見付かった、

という話。

 

ネアンデルタール人由来で、日本を含む東アジア人はほとんど持たないらしい。

これがその遺伝子の分布図。

 

確かに日本や朝鮮半島は、ほぼゼロ。

逆に多いのは…バングラディシュやインド、パキスタン、インドネシア。

次いでイスラエルや北欧、南欧が続く。

 

そう言われてみると…

確か数ヶ月前、イギリスでの重症者はインド・パキスタン系に多いとニュースで言っていた様な…。

という事は、日本人はもうそれほどコロナを恐れなくても良いのでは?

 

 

ネアンデルタール人。

3,500,000年前には、ヨーロッパに現れていた現代人の近縁種。

24,000年前には絶滅してしまったらしい。

日本では旧石器時代に区分される頃。

 

その後、13,000年前には縄文時代が始まっている。

(この文明はネアンデルタール人ではなく、ホモ・サピエンスらしい)

奇しくも、今日は十月九日「土偶の日」

(土偶柄アイフォンケースは、コチラコチラからどーぞ!)

ではまた!

2020長月の酒丸、その2。

 九月。

長月二回目の登場となりました、酒丸です。

このシルバーウィークを越してから、一気に涼しくなりましたね。

過ごし易い。

 

が、台風が増えてくるのが怖いです。

 

特に私達千葉県南生まれにとっては、2019年9月9日の台風はトラウマになってしまっており…。

 

ちょっとその事について、ここで書かせてください。

 

 

 2019年9月初旬。

飲み友達十数人と共に、千葉県館山市の「沖ノ島」という観光スポットに遊びに行った。

私が幼い頃から遊びに行っていた島で、磯遊びが楽しい!

 

近年は温暖化が進んだからなのか、それとも色んな道具が良くなったからからなのか…

熱帯魚がたくさん、見られる!

ルリスズメだったり…

クマノミだったり。

 

そんな磯遊びを満喫した後、私の実家に皆が集まってのBBQ。

後輩からサザエの差し入れがあったりして、スーパー楽しい。

ところが、天気が急変。

BBQが台無しになる程の豪雨になってしまい、途中で切り上げて東京に戻った。

 

 

そして9月8日。

超巨大化した台風15号が、ジワジワと千葉県に近付いてきた。

我々千葉県南に住んでいる人達は、先人から言われていたことがある。

「東京湾を駆け上がる台風には気を付けろ」

 

東京湾を駆け上がる台風になる、という事は …

我々の地元はこの地図で言うと台風の右側になる、という事。

こうなると太平洋の湿った空気を巻き上げながらの北上になるので、物凄い雨風になるのだ。

 

案の定、経験した事が無いほどの雨と風!

 

しかもこの時間帯(夜中の2時前後)、おそらく館山最南端の布良漁港辺りで竜巻が発生。

この竜巻は布良から西岬、館山、南無谷、岩井袋と次々に襲い、各集落を壊滅的にしていった。

 

 

この夜が明けて…

千葉県はこんな状況。

東京湾沿いの集落はことごとく停電。

電柱が折れ、高圧電線が倒れ、電線が切れまくった。

 

数日間の停電は当たり前、中には復旧まで2週間以上かかった地域もあった。

 

私は台風が去って館山道が開通して、すぐに帰省した。

すると…

実家の庭はこんな事になってた。

大き目の植木鉢も倒れ、どこの家の物かもわからない鉄板などの大物が無数に飛んできていた。

近所の家からたくさんの瓦がふっ飛んできて、実家の屋根にも着弾。

何十カ所もトタン屋根に穴が空いてしまった。

この穴から雨水が天井裏に通り、各部屋はシミだらけでビショビショ。

とりあえず屋根に登って防水テープで応急処置。

 

 

市内のパトロールに向かった。

 

実家から徒歩数分のガソリンスタンド。

屋根の支柱が風で折られ、ポンプに直撃。

 

市内の見晴らしの良い場所にある墓地。

墓石がたくさん、倒されていた。

割れちゃっていて、ご先祖様にも申し訳ない。

 

寿司屋。

二階の客間が屋根ごと持っていかれてる。

その後、この場所は更地になっちゃった。

 

そんな現状を見て…

地元の役所勤めの同級生とも話し、

まずは屋根の応急処置に使うブルーシートなどを知り合いから送ってもらう事にした。

 

早速SNSを使って告知。

多くの友人知人から、たくさんのブルーシートを送ってもらった。

その際は、本当にありがとうございました。

 

 

画して千葉県内の多くの住宅は、ブルーシートで覆われた被災地と化した。

その数、実に80,000棟以上。

台風直後は、多くのマスコミが押し寄せて被害を報道。

だからこそブルーシートが集まったという事実もあるだろう。

 

ところがその一カ月後の台風19号で話題は長野や福島に移ってしまい、

千葉県はほとんど報道されなくなってしまった。

報道が無い=もう復興した、ではないのに。

 

80,000棟以上が被災してしまっているのに、

大工さんや瓦屋さんなど修理が出来る専門職の人達は数百軒、

到底足りる訳が無い。

 

次に私は、店で集めた募金を一番有効に使ってくれる団体を見つけ出してどんどん送金していった。

それが房総復興ブースターだ。

募金で集まった現金で千葉県以外からの職人さん達を集め、

交通費と宿泊費を負担して仕事をしてもらうという画期的なシステムだった。

 

この団体は200万円以上の集金をして、約300軒近い修繕を行った。

素晴らしい機動力。

 

その頃、うちの実家にもやっと役所から検分の人が来てくれた。

被害状況をチェックし、補助金へと繋げてもらう大切な行事。

台風被害から約2カ月くらい経った11月初旬だった。

内心「遅い!」とは思っていたけれど…

ウチの実家はこの時点では無人、人が住んでいる家を優先した方が良いに決まってる。

 

ところが…

検分が11月の初旬で、罹災ゴミの受付終了が11月下旬という連絡があった。

おいおい、そりゃ無いだろ!

検分されなきゃ補助金の出方が判らないから部屋の中がカビだらけになっても待っていたのに、

修繕の業者も決められない(圧倒的な不足)ウチにゴミの持ち込みも受けてくれないなんて。

きっとたくさんのブルーシートも行き場を失うだろう、と思っていた。

 

 

年が明けて2020年の正月。

やっと屋根の修理を受けてくれる業者が見つかった。

後輩の会社を通して、板金屋さんを手配出来た。

 

ところが。

1月から始まったコロナ禍で、千葉県内の工事が次々に遅れ出した。

業者が遠方から来られない事態がアチコチで発生、

4月の緊急事態宣言で工事そのものがほぼストップしてしまった。

 

ウチの屋根は…「なんとか4月中には」という話が、5月中になり。

6月中になり、7月中になった。

そして7月の最終週、やっと修理完了!

業者の皆さん、そして後輩の会社、ありがとう!

新品のトタン屋根、嬉しいよ!

 

屋根が新しくなったので、やっと室内の修繕も始められる。

コロナの影響もあってウチの会社もリモートワークが発達させてきたので、

追々は館山に住めるように、自分でリフォームしていこう、と考えた。

 

だからこそ気になった、罹災ゴミの出し方。

調べてみると…なんと今年の11月30日で手数料の減免終了。

あと二カ月しか無い(汗)

自治体は…

80,000棟の罹災だったり、

大工の圧倒的不足だったり、

コロナの影響による人の移動規制だったり…全く考慮してくれない。

 

当然、あの時私が友人・知人から送ってもらったブルーシートについても同じ。

それを思うと胸が痛い。

 

そうしたら…こんな告知が出てきた。

私の予想では…クレームも多かったんだと思う。

本来の平常時ならばブルーシートは建築資材、

ただの家庭用ゴミとは分けなきゃいけないから処理も高額なのだ。

そんな最中、たまたま知り合いの知り合いが、

使い終わったブルーシートでバッグを作ってる!との情報が。

 

これに乗らない手はない、と思い、直接連絡を取って仕入れの交渉。

無事に入荷となった。

まずはランドリーバッグ。

すごく大きい。

口の幅が90センチ近く、深さは50センチ以上。

かなりな量の洗濯物が入ります。

 

そしてこんな風にネームが付いている。

この「SUN&RICE」さんが、このバッグを企画製造販売している団体。

プリントネームには…

「UNTIL ALL THE BLUESHEETS ON OUR ROOFS BECOME BLUE SKY…AGAIN」

簡単に訳すと…

「私達の屋根の全てのブルーシートが、再びブルースカイになるまで」みたいな感じ。

正に私の想いと一致。

 

なので「相乗り」させてもらう事にして、ドライボーンズネームも付けてもらった。

トートバッグもあり。

内側もチェック。

#3000のしっかりしたブルーシートなので、裁断後のロックミシンも不要。

しっかり縫われてます!

 

但し、あくまで屋根の補修で使われていたブルーシート。

ところどころに破れや汚れもあるかもしれません。

それはそれで

「ちょっと転んで擦り傷がついちゃった利かん坊」

くらいに愛おしく思っておいてください。

ランドリーバッグは¥4,500+消費税、

トートバッグは¥2,700+消費税。

SUN&RICEさんより割高にはなりますが、ドライボーンズ直営店舗のみで販売します。

オンラインショップにも並びません(商品の性格上)。

 

 

 

ウチの田舎の80,000棟の家々からブルーシートが無くなり、ブルースカイになります様に。

2020長月の酒丸。

 九月。

長月となりました。

酒丸です。

 

 

九月の別名は「長月」。

この由来は「夜長月」が長月になったらしいとも、「長雨月」が長月になったとも言われており。

先月と比べて、俄然過ごし易くなってきましたね。

 

 

実はワタクシ、今実家のリフォームを行っていまして…

台所を片付けていたら、こんなモノが出てきました。

アメリカ軍のカラトリーセット。

何故こんなモノが実家にあるんだろう?

(ウチの父は、子供達には内緒でアメリカ軍の兵士だったのか?)

なのでドライボーンズ東京店に並べてみました。

3点セットで¥3,000+消費税。

こんなアイテムもちょこちょこ並べてますので、店頭を覗いてみて下さい。

直営店舗間ならば取り寄せも可能です。

 

 

 

 さて。

そんな秋、夜も長くなっていくこれからの時期に着たくなるアイテムと言えばデニム。

それまでは暑過ぎて、ジージャンの事とかあんまり考えられませんでした…。

もう夕方にはすっかり涼しくなってきたので、俄然羽織り物が活躍する時期。

 

 

 そこで今回はちょっと趣向を変えて…

「羽織り物」の変わり種をご紹介。

カブる羽織り物!

一番有名なアイテムは、これ。

U.S.ARMYのプルオーバービッグポケットデニムシャツ。

第一次世界大戦から太平洋戦争くらいまで使用されていたユーティリティジャケット。

稀にPWと大きく描かれ、戦争捕虜のユニフォームになっている事もあり。

 

そしてこのヴィンテージと同時期に、民間の「BOSS」というブランドで…

こんな襟付きのでニムプルオーバージャケットが作られていたのです。

こんなネーム。

かっこいい。

 

このボスというブランドはロサンジェルスのワークブランドで、創業はなんと1889年。

カリフォルニアのゴールドラッシュ(1849年)で一山当てようと考えたのでしょう。

魁であったLEVI’Sが馬でジーンズをひっぱっているネームならば、

ボスはそれよりもっと強いイメージで「象がひっぱっている」デザイン(笑)

 

なので…

もしこんなボスの「かぶり羽織りモノ」を、

当時のLEVI’Sが意趣返しで生産していたらどうなったのか?

というSF的なでザインで作ってみました。

 

それがこれ、デニム・プルオーバージャケット!

 

リーバイスが手掛けていたら、という設定なので…

当然、力が掛かる前開き部分やポケットはリヴェット留め。

 

プルオーバーというデザイン上、ボタンに意匠を設けた方が雰囲気が出るので…

UNION MADEと刻印された20ミリ幅のボタン。

これも古臭さの演出。

 

 

 

時代は下って1950年代後半~1960年代。

アメリカは東海岸からアイビーブームが流行し始め、多くのブランドがその波に乗ろうとしました。

大きなストア系ブランドも乗っていて…

J.C.PENNEYもこんなホワイトツイルでジージャンを作ってます。

1960年代くらいになってくると、LEVI’Sは既に557の形になってしまうので…

このJ.C.PENNEYの様な、いわゆるセカンド型プリーツジャケットはもう生産していない。

この事が残念なので…

このアイビーブームをちょっと深堀。

 

 この1950年代後期に東海岸で発生したアイビーブームとは、

当時のインテリジェンスな若者達による「懐古復興ブーム」でもあります。

なよっとしたスタイルではなく、昔の質実剛健なスタイルに戻るべし!という流れでした。

その「1950年代後期の若者が唱える、昔の質実剛健なスタイル」とは、

イコール「1920年代頃の、アイビー文化(8大学)華やかなりし懐古趣味的なスタイル」な訳です。

だからこそチノパンにバックストラップをつけてわざと古臭くしてみたり、

労働着として着られていたボタンダウンシャツが復興したりしたのです。

 

ならば、もしLEVI’Sが懐古趣味を復興させたら…

557のサードスタイルではなく、506のファーストに違いない。

というSF的な発想で作ってみたジャケットがこちら!

生成り、というよりほとんど「ブロンド」に近い色味のデニムを使用した、ファースト型ジャケット

 

せっかくの懐古趣味復興なので、Tバックスタイルでバックストラップ付き!(これがないと意味が無い)

 

生地の接写。

写真を見てもらえれば分かる通り、物凄くザラザラした表情のムラ糸デニム

これこそ1920年代復興の様な、生地の風合い。

 

 

更に図に乗って…

生地を変えてセカンドタイプも作ってみる。

ブラックデニムのセカンドタイプジャケット

生成りやインディゴデニムとは違い、グッとクールに見える懐古趣味

 

後ろ姿を見てもらえれば分かる様に、細腹という脇身頃を装備。

徐々に立体裁断化してきたLEVI’Sの歴史も垣間見られる。

 

ネームはレザーではなく生地にプリントされた、実に古臭い懐古趣味的な物を使用。

1930年代のLEVISにも、そんなレアなスタイルが。

今やお宝レベルのヴィンテージ、213。

 

 

 

そんなマニアックな深掘りが多数見受けられるドライボーンズの2020年秋冬コレクション。

明日からこんなイベントを開催します!

2020年、秋のガラガラポン!

豪華景品を取り揃え、今回もハズレなし!

是非お越し下さいまし!

2020葉月の酒丸。

 八月、葉月を迎えております。

酒丸です。

暑いですね…。

尋常じゃない暑さ。

 

 

八月の別名は「葉月」。

この由来は「葉落ち月」が省略されて葉月になったという説が有力。

本来なら八月はもう初秋、

葉が落ち始めて秋に向かう事からの葉月なんですが…(汗)

 

 

暑い。

尋常じゃない暑さ。

葉が落ちるどころか、ワサワサに繁ってる。

なので草刈りをせねば。

 

 

介護やリフォームで帰省していたので、庭の草刈りも進めてみた。

まずは物置小屋の裏。

写真では分かりづらいけれど、歩くスペースが無いくらい雑草天国。

なので草刈機を駆使してバッサリ。

おお、綺麗になった~!

 

 

そして別のスペース。

物干し台やベンチが置かれていた一角、けっこうなジャングル状態。

ここも草刈機でやっつけた。

おお、縁石がちゃんと見える様になった!

 

 

最後に広い元畑のスペース。

この時点で午前中の10時くらい。

Tシャツも日焼け止めの長袖シャツも、滴るくらい汗でビショビショ。

水やスポーツドリンクが、砂漠に水を撒く様にゴクゴクと入っていく。

赤く丸印を付けたところを残して、終了としました。

何故残してしまったのか?

もう気持ち悪くなってきて、頭がくらくらしてきたから。

熱中症の症状だった。

あとほんの1割くらいだったけれど、これをやっていたら救急車レベルだったと思う。

危険なくらいの暑さ。

自分の体力の過信にも、ご注意を。

 

 

 

 さて。

そんな暑い最中なので、まだ秋物の紹介をするのは早いかな、と思い…

比較的1年中欲しい人が多い、ボーリングシャツの紹介を。

 

 

今年のボーリングシャツは…ブラックキャット!!

背中には「KATTENSTOET(カッテンストゥッツ)」と言う聞き慣れない単語と共に3匹の黒猫。

このKATTENSTOETとは北欧ベルギーで開催される「猫祭り」の事で、1955年から行われているパレード。

猫は害獣であるネズミを獲る為、衣料用羊毛を食い散らかすネズミ退治のために重宝された。

羊毛倉庫からネズミがいなくなったら猫を放逐する事からこのお祭りになったらしい。

 

 

1955年のパレード開始辺りから存在していたかの様な、当時っぽい佇まい。

ちなみにこの写真は、1950年代の黒猫が主役になる映画のオーディションの様子。

男の子のテックスメックスなベストも、素晴らしい。

 

 

胸にはしっかり「BLACK CAT」、この単語に反応する人は多い。

 

 

襟には刺繍でボーリングマン

背中はフロッキープリントで襟が刺繍、というバージョンは1950年代後期~60年代にかけて多い。

これは1950年代当時の技術革新が大きく影響している。

 

 

1940年代後期の当初は、

レーヨンツイルに平刺繍を施したスポーツシャツとしてのボーリングシャツが多かった。

所属のチームや戦争の際の部隊名、職場での慰安用シャツなどもあった。

その後、チェーン刺繍が増えていく。

これはチェーンステッチミシンの使い手が増えた事で、量産体制に拍車がかかったのだろう。

1950年代中期頃から「ウオッシャブル・レーヨン」という素材が登場。

時代背景もあり、一気にカラフルなボーリングシャツが増えていった。

第二次世界大戦が終わりその後の朝鮮戦争もひと段落つき、

全世界に散っていたアメリカ軍の若い兵士が国内に帰還してきた。

一番稼げる年齢層の人員が補強され、

戦後補償もバッチリ取って自国本土での戦闘も無かったアメリカは世界一の裕福な国となった。

洗濯機もいち早く各家庭に流通し、

ここで始めて「自宅で水洗いできる刺繍入りレーヨンシャツ」が確立していった。

1950年代後期にはプリント技術も進化し、最先端のフロッキープリントも確立。

水洗いすると縮んでしまうチェーンステッチより、

最先端のフロッキープリントの方が重用され始めた。

更に1960年代にはシャツ用のポリエステル混紡コットンも広く流通し、

1960年代中期にはポリ混プリントボーリングシャツが一般的になっていった。

1940年代~50年代~60年代にかけての…

戦争、兵士の動き、電化製品の進化、繊維の多様化、

刺繍やプリントなどデザイン意匠の多岐化などが、一気に花開いた時代だったのだ。

 

ドライボーンズとしては…

「レーヨンに刺繍」

「コットンにフロッキープリント」かの2種類に絞り商品化する様にしている。

当時のアメリカとは違い、21世紀の日本は素材や技術がどんどん選べなくなってきているので…

出来る技術で面白くて楽しい事を、古臭く提案していきたいのです!

 

もちろん、ボーリングのピンの形をしたボタンを使用。

当然、オリジナルで型から起こしてます。

 

 

他にも…

コットンブロードにサボテンのフロッキープリント。

これの元ネタは、アメリカ製2ストオイル(超マイナーメーカー)。

中西部のモーター系ガレージの片隅に掛かっていそうなデザイン。

 

 

更には…

同じ素材で「宇宙人襲来!」

1950年代の有名なSF映画を元ネタに、チープ感満載なデザイン!

 

 

ドライボーンズでは…

ボーリングシャツは半袖ながら年間商品として店頭に並べております。

だってボーリングは一年中出来る屋内スポーツでしょ?

ならば一年中店頭に置いておかねば。

1950年代からタイムスリップしてきた様な人達に申し訳ない。

 

 

 

 八月、帰省中の楽しみはやっぱり晩酌。

十代の頃からの大先輩である「仲村屋」さんにて、お造り盛り合わせを頼んだら…

こんなに豪華な一皿が!

サザエにトコブシ、マグロの脳天…超豪華!!

もし千葉県館山市に観光で行く事があったら、寄ってみてください。

何を食べても、絶品です!

 

この「仲村屋」の仲村さんは、

オイラの9つ上の先輩(いわゆる先輩の先輩、的な関係性)。

若かりし頃はクールスと競り合っていた

「POOR BOYS(プアボーイズ)」という不良グループのメンバーでもあった(通はパボーイズと発音する)。

ちなみに…当時のパボーイズの写真や雑誌の切り抜き等、お持ちの方がいたら見せて欲しいです!

2020文月の酒丸。

 七月。

もう一年の半分が過ぎ去った事になります。

コロナ、コロナであっという間の半年でした。

が、未だ定額給付金の入金は無く…。

七月の別名は「文月(ふみづき)」。

七夕の行事として短冊に歌や願い事を書きますが…

そういった書道が上達するよう祈った事から「文月」の名が付きました。

「文字を書く」という作業が、今はすっかり「打ち込む」になってしまっていますが…

数年前までは連載を持っていた私も、原稿用紙に向かって活字を書いておりました。

そしてつい先日、実家の片付けをしていたら…

父が使っていた机の中から衝撃的なモノを発見。

凄くちっちゃくなっちゃった色鉛筆たち。

全部で50本(個?)近くありました。

父は戦前生まれ、物資が極端に少なかった戦中戦後を生きてきた人なので、

「モノを大切に使う」という考え方が骨の髄にまで染み込んでいた人でした。

しかしこれは、凄い。

おそらくは肥後守で日々削っていたのでしょう。

ウチの父は地元のバス会社で整備工として働いていました。

私が小さい頃には自宅に「子供用お絵描き帳」として、

仕事で使わなくなった整備手帳の裏などを持ってきてくれました。

覚えてはいないけれど、

表側はこういった鉛筆でビッチリと書き込まれた書類だったんでしょうね。

七月の別名、文月で回想した一枚の写真でした。

 さて七月という事で、これから夏真っ盛り!

夏場といえばドライボーンズでは「レーヨンシャツ」なんですが…

近年、お客様のニーズに若干の変化が。

以前は主にレーヨンシャツといえばハワイアンシャツ。

そして刺繍グリグリのボーリングシャツ。

次いでフィフティーズ系の先染め生地(ネップ等)を使ったオープンカラーシャツが人気でした。

ところが、このところ「実にフィフティーズらしいプリントのシャツ」が人気

なので今年はハワイアンシャツなどのラインナップに加え、

フィフティーズらしいプリントのオープンシャツを企画!

それがこの銘品、ブーメランパターン!

まずは長袖

そして半袖

柄のアップ。

オフホワイト地。

ブルー地。

相変わらず、ポケットの柄合わせもバッチリ!

ちなみにメガネはコチラ

そして先月に引き続き、盟友Kozzy Iwakawa氏にも着ていただきました!

当然、私も2色とも購入。

こんな柄、この先ほぼヴィンテージ市場では出ないと思います。

お早目に。

実はこのブーメラン柄、元ネタであるヴィンテージは幻の逸品

掲載されているのは名著「My Freedamn! 6」。

サブタイトルは「Featuring Rock’n Roll Fashion」です。

この書籍の中には、

むせ返る様なフィフティーズの熱気で育まれた幻の逸品が「これでもか!」と掲載されております。

そんな中でも一際目立つのが、この柄!

そう、ブーメラン柄なのです(しかも色違い)。

恐るべきレアなシャツをこの書籍に貸し出したのは…

なんと名古屋のWickedさん

私が最も信頼しているヴィンテージショップのひとつです。

そしてなんとも恐ろしい事に…

その名古屋のWickedさんは、

このブーメラン柄のオレンジを、

生地で、しかもデッドストックで所有していたのです!

その生地を大人買いして作ったシャツが、これ。

ほぼ、書籍掲載品と同じ。

違いは…BRENTのネームがついていない事と、ポケットが柄合わせになっている事くらい。

もう一回書いておきます。

こんな柄、この先ほぼヴィンテージ市場では出ないと思います。

お早目に。

ホントに。

マジで。

 さて。

文月という事なので、My Freedamn以外の本も紹介しておこうと思います。

最近やっと読了したのは、話題のこの本。

「女帝 小池百合子」。

個人的に私は、以前からこの人が苦手。

権力者に媚を売る様な視線や手つき、

自分を賢く見せようとする物言い、

下と思った奴には徹底して見下す冷たさ…。

なので2016年の都知事選に出てきた時も「また権力欲しさ」なのか、と醒めた見方をしていました。

ところが、蓋を開けて見れば都知事選は圧勝。

こういうタイプが苦手な「女性票」も大きく取り込めた事が勝因だったのだろうと思います。

その後、この人はいきなり「都民ファーストの会」を「国政新党 希望の党」にランクアップさせ、

「安倍晋三の位置」を狙い始めました。

都知事選で自民党に圧勝し、野党第一党となった都民ファースト。

野党は都議選で敗れた責任を取って蓮舫が代表を辞任。

次の代表が前原に決まり、幹事長は山尾しおりとなりましたが…

今度は山尾にスキャンダル。

前原の任命責任になったところで自民党が動き、

解散総選挙となりました(こういうところは自民党もしたたか)。

野党第一党から総理の座を狙う小池に、

前原は民進党丸ごと希望の党入りを打診、確約を取った(気でいた)。

ところが手のひら返しで「排除します」の仕打ち。

この一言で野党が総崩れ、今の「小粒な野党ばかり」になってしまいました。

その結果衆院選では自民党の圧倒的多数で与党が帰り咲き、

その後の森加計や桜、検察や麻雀の問題が発覚。

更には嘘臭いオリンピックやぐだぐだなコロナ対策に繋がってきます。

そう、つまり今の日本の政治問題は小池百合子が権力を欲しがるから起こっている部分が、多々あるのです。

なのに本人は、都知事になる時に出した公約をひとつも達成せず、

またしても自分をかしこく見せるためにカタカナを多用した言葉を並べるばかり。

こいつ、実はただの「虚(うろ)」。

賢そうに感じる言葉や周りに擦りよる権力志向の取り巻きが樹皮ではあるけれど、

中身は全くの虚(うろ)、虚無。

この本を読んで、虚無っぷりに鳥肌が立った

都知事選前に、是非読んで欲しいノンフィクションホラー

ちなみに…七月二日木曜日には都内のコロナ感染者数が107人と発表されましたが…

私は個人的に全く信用していません。

なぜならば…

PCR検査を夜の街主体で重点的にやっていれば、そりゃそれくらいの数値は出るはずです。

しかも、大半は新宿の無症状の二十代~三十代なのです。

(新宿区は率先してPCR検査を受けるよう促しており、陽性になったら10万円の支給)

オリンピックを延期と決める前の三月にもっと病院でちゃんとPCR検査をしていれば、

数十倍、数百倍の感染者数になっていた筈。

(死因がコロナによる肺炎と認定されなかった方は、数千人にのぼると言われています)

オリンピックにしがみついた政府&都知事が「医療破綻」を理由に検査を少なくし、

4日間の自宅待機とかを言い放っていた時期です。

今回の107人も、都知事選を睨んで恣意的な数値を垂れ流しているだけだと思います。

三桁に乗せたら、取材陣は都庁に殺到しマイクを向けます。

仕事をしている振りを全国的に知らしめることになります。

テレビというマスメディアを熟知している「虚(うろ)」の作戦です。

都民の皆様、だまされないようにしましょう。

そして気を改めて…

盟友リトル・エルヴィス・リュウちゃんの怪作「グリースアップマガジンVol.17」が入荷!

今回はFABULOUS 80’S(ファブラス、物凄いとか途方も無いとか)をテーマに、

1980年代のロケンローなミュージシャンが多数掲載。

当時を明確に覚えている私としては、懐かしさ全開!

個人的には「19BOX」の記事が面白かった~!

因みに最後の裏表紙には…

またしてもブーメラン柄!

そして最後に…

やっと発行できた、バンドワゴンVol.18!

こちらは、表紙も裏表紙もブーメラン柄!

なんとブログ、グリースアップ、バンドワゴンが見事に全部同時期になってしまった(汗)

ブーメラン柄、バンドワゴン、共に絶賛発売中です!

そしてもうそろそろ、来年夏物のシャツの柄も取り掛からねばならないので…

乞うご期待!

2020水無月の酒丸。

 

 今年も、もう半分が経過した事になる六月。

梅雨入り直後の酒丸です。

六月の旧暦は「水無月」と書いて「みなづき」と読みます。

梅雨時期なのに水が無い、とはこれ如何に?という感じですが…

本来の「無」は「~の」という意味を持っているらしく、今月は「水の月」という意味。

六月になったら「田んぼに水を引く」という行事を暦にあてはめているのです。

 

 

 さて。

もうすっかり梅雨入りしたので、夏らしい逸品をご紹介。

ハワイアンシャツ「TAKE TIKI」(テイク・ティキ、ティキをどうぞ、という意味)!

これは長袖バージョン。

ドライボーンズとしては、ハワイアンシャツは基本的に毎回「長袖」を作るようにしています。

半袖だと色々と都合が悪い人用。

日焼けが苦手とか、

冷房が嫌いとか、

一年中着たいとか、

刺青を表に出したくないとか…。

長袖愛用者の皆さん、御安心を。

今年も作ってます。

 

 

そしてこちらが半袖バージョン

今回は白地共通で…

バンブーをグリーンバージョンとブルーバージョンにしてみました。

どちらも淡い地色なので、夏っぽく着てもらえるかな、と。

 

 

図柄のアップ。

バンブーや笹の葉のシルエットの上からモヤがかかり、その上をティキの仮面が踊っているの図。

 

 

 実はこのテキスタイルデザイン、二十年ほど前に私が描いたモノの復刻。

この頃、ドライボーンズはライトニングという雑誌でガッチリ広告を打っていました。

ライトニングサイドの担当者は女性のH嬢、仲良くやっておりました。

そしてそのH嬢と社内で仲良くしていた編集部のU君という人物がおり…

彼は当時、ザ・コルツやザ・モッズといった日本ロッカーの大ファン。

ドライボーンズの広告で毎回モデルとして出演している岩川氏とも面識があったらしい。

 

 

そしてこの頃、

ライトニング誌の母体であるTVクラブ(当時:所ジョージ氏のマネージメント会社)内でゴタゴタがあり、

このU君はそれを嫌って退社する事になってしまったのです。

その頃、U君から直接私に連絡が入り…

「僕がいるうちに武内さんで4ページくらい、岩川さんで同じく4ページくらい特集を組みたいっす。

経費はウチで持つんで、一緒にロサンジェルスに取材旅行に行きませんか?」

顎足枕がおんぶにだっこ(業界人っぽいw)なら、ぜひぜひ!という事で、

私と岩川氏は日程をちょっとだけかぶらせてロサンジェルスに行ったのでした。

 

 

私の方が先に入り、フリーマーケットやヴィンテージショップ、水族館などで撮影を済ませていたら…

私はその晩突然の発熱、ベッドから起き上がれなくなってしまいました。

数日後、岩川氏がロス入りし、U君と取材を済ませてくれました。

私の体調もなんとか戻り、一緒にオレンジカウンティのギターショーなどを視察。

明くる日、ドライボーンズの広告撮影もロスで行ったのでした。

 

 

その時のワンカットは、あまりに評判が良かったのでポスター化。

それがこれです!

ハリウッドのサードストリート沿いに出来たばかりのティキラウンジにて撮影。

オリジナルのハワイアンシャツと背景の巨大なティキ暖炉が相まって、実に怪しくて良い雰囲気。

 

 

実はこのポスター、裏面もロスでのワンカットなのです。

それがこちら。

こっちは特別編として当時の私も出演(笑)。

ロケ地はやはりハリウッドの「ラバ・ラウンジ」。

日系人のとんがったオーナーで、ロスの夜の世界ではかなりの有名人。

この店にはツイン・ピークスで有名なデヴィッド・リンチなどを筆頭に、

西海岸の遊び人が集結するような名店。

内装は溶岩を繰り抜いたような壁に真っ赤なレザーソファ、

螺鈿細工のテーブルにバンブーモティーフのキャンドルと、徹底的に作り込まれてました。

 

 

そんな個人的な思い出から早二十年。

まさか今年、こんな事態(コロナ禍)になろうとは。

 

 

そして、やはりこの人が動いてくれました。

岩川氏。

あの時の再来とばかりに、今年の「TAKE TIKI」を着て颯爽とスタジオ撮影!

やっぱり怪しい全面ヒョウ柄貼りのスタジオ、

背景には古臭い感じのミキサーがごろごろ。

上部から吊るされているシャンデリアも、いかがわしさ満点!

さすが!

 

 

 

 ではここで、このテキスタイルデザインの元ネタを初披露。

このバンブー柄そのものは、ヴィンテージ が元ネタなのです。

1950年代後期の、コットンハワイアンシャツ。

ブランドはハワイの「マリヒニ」。

このブランドは1950年代初頭に日系人のレイモンド・ササキが興したブランド。

当時、シアーズ・ローバックなどの大手百貨店に納めていました。

ヴィンテージ の柄のアップ。

赤地に抜染のバンブー、そして染め抜いた場所の上から茶色と黄色の捺染で笹の葉を表現。

さらに凄いのは、この「もや」のような表現。

これだけ、顔料プリントでゴールドなのです!

地染め(赤)→抜染(白)→捺染(茶、黄、黒等)→顔料プリント(金)。

恐るべき手間。

これがレイモンド・ササキの底力、そして1950年代の底力。

 

 

さらに岩川氏の底力、別カットも送ってくれました。

さりげなく仕事してるバージョン。

個人的には、この友情こそお宝。

 

 

 

 さて、ここからはまったく別の話題。

 

今の政府にもの申す、のコーナー。

皆さんはもう10万円の給付金を受け取りましたか?

因みに私もまだ。

総理が「この2週間が山だ!」とか言っていたのが梅が咲いていた2月後半でしたよね?

もう梅雨入りまでした6月、いったい幾つの山を越えさせるのか。

でも税金の徴収だけは非常にすばやく的確に来ますね。

取るものは取るけど出すのは渋る。

不愉快。

 

そして5月の緊急事態宣言解除後も、都内や大都市では感染者が多いという事で「自粛、自粛」の大合唱。

ホントのところ、どうなんですかね?

嘘ばっかりのマスコミ報道や政府発表は全然信用出来ないので、自分なりに調べていかないといけない。

 

まず感染者数と死亡者数の国別比較。

この表は5/16(一部18日)の集計結果。

欧米とアジアでは、明かに違う。

感染者数は国ごとに人口も違うからあまり比較にならないので…

見るべき数値は「人口10万人当たりの死亡者」数。

ベルギーの78.9やスペインの58.7はモノすごく高い数値。

ところがアジアのフィリピンの0.77や日本の0.56が高い方で、タイランドの0.08や台湾の0.03はものすごく低い。

同様に致死率もかなり違う(日本とドイツが同じくらい)。

これはどういう事なのか?

私が推測するに(多くの伝染病関係の学者達も言ってる)、欧州系の人種とアジア系の人種で

「何かの遺伝子情報に違いがあり、それがコロナウイルスの死亡者割合に影響している」と見て良いのでは?

一般市民同士が接触を八割減らす事に、本当に意味はあるんだろうか?

 

因みに下の表は、1920年代に流行した、通称スペイン風邪の死亡者数。

やはり国別に人口が違うので一概に比較は出来ないんですが…

アジアと欧州では十倍くらいの差が出ています。

そしてこの時のこの差を検証したのか?

実は検証出来ていないらしい。

なぜならば、このスペイン風邪流行時は第一次世界大戦真っ只中。

各国とも情報統制をしていたから、正確な数値が出ていない。

だから検証も出来ない。

実はこのスペイン風邪の最初の流行はアメリカ。

ところがアメリカはこの時にヨーロッパ戦線に参加する時だったので、この伝染病の情報をほとんど明かさなかった。

ヨーロッパ全土で敵味方関係なく流行した際、

中立国だったスペインがいち早く発表して「スペイン風邪」という名前になってしまったのです。

 

五月下旬、東京都では34人の感染者が報告された日がありました。

その日、都内の別の病院では「その34人とは別に」15人の感染者が。

政府や自治体の発表数って、なんですかね?

 

おそらく、色んな下心があっての数字だと思います。

選挙が近い某都知事は、感染者の報告をする度にゴールデンタイムでテレビに出られます。

これは一番の広告になってる。

彼女の顔を見ない日は無い。

一種のサブリミナル効果的な。

また、一般市民同士が接触を八割減らす様に自粛を強いていく事で、

給付金や助成金、協力金など盛りだくさん。

その度に中抜き企業や中抜き広告代理店が税金を合法的に搾取するんですよね。

だからこそ、

すべての地上波は「感染者が~!」「陽性反応が~!」を連呼する。

マスコミは広告代理店が無ければ存在できないんでしょうね。

基本的にはマイナンバーカードもキャッシュレス還元もオリンピックも、すべて同じ構造。

消費税を始め所得税や住民税、固定資産税、法人税、印紙税に至るまでしゃぶり尽くされてる。

 

これはまだ4月下旬の頃の、年齢別感染者数と、その内訳。

もちろん高齢者は気をつけなきゃいけないから、

高齢者と同居している人も気をつけなきゃいけない。

そして高齢者が多い病院や介護施設も、万全な体制を取るべき。

でも、死亡者は2.5%くらい。

この数値をどう見るのか?

個人的には…インフルエンザや熱中症の方が全然危険。

日本政府が「コロナでの死亡者数を過少に報告していない」という前提で。

決して民度の問題じゃない。

 

 

 

あ、ドライボーンズ全店舗は、今日も元気に営業しております!

ではまた!

 

2020皐月の酒丸。

 コロナ禍でバタバタしているうちに、あっという間の五月。

皐月に入った酒丸です。

皐月とは「早苗月(さなえつき)」が省略された言葉らしいですね。

関東以西の日本では、一斉に田植えが始まっている頃。

一部ではコロナ禍で「帰省するな!」みたいな声も上がっていますが…

若い衆が帰ってこないと田植えもままならない農家さんも多いと思います。

他人の用事を指図するなよ、とは思っております。

 

 

 そしてこのブログを書いている五月十日、

お悔やみのニュースが流れてきました。

ロックンロールの神様、リトル・リチャード氏が逝去。

この写真のCDはたまたま、今年に入ってから購入した二枚組。

改めて聴き直して、

やっぱりオリジナルはいいな~なんて想いに耽っていたのです。

自然の摂理とはいえ、

昔から大好きだったミュージシャンが亡くなっていくのは寂しいですね…。

実は前日である九日、自宅の掃除をしていたら面白いモノが見つかりました。

なんと十代の頃に地元の公園で踊っていた頃のカセットテープ(外側のみ:汗)。

手描きの曲目も去ることながら、リトル・リチャード推しに感動していたのです。

ジェニ・ジェニやグッドゴーリー・ミスモーリー、しばらく聴いてないな。

トゥッティ・フルッティなんて、1本のテープに2回も入れてある。

それだけ盛り上がる曲だったんだろうな~、なんて。

そこに合わせたかの様な今日の訃報。

謹んでお悔やみを申し上げます。

 

 

 さて。

そんな訳で、

神様からの思し召しにより本日のブログはフィフテーズ回顧録として…

ツータック・トラウザーズに焦点を当てて書いてみようと思います。

 

私の事を二十代の頃から知っている人からは有名な話なんですが…

実はワタクシ、

自他共に認める「ヴィンテージ ・ツータックトラウザーズ・コレクター」。

 

なので百聞は一見にしかず、まずはほんの一部を見せびらかしておきます。

まずはメランジレーヨンウール。

ちょっと写真では見辛いんですが…

ミントと鶯色の中間の様な地色に、

濃いグレーのメランジ(杢糸)が織り込まれています。

ベルトループも袋縫い

ベルトレスな形状は「ハリウッドベルト」とも呼ばれていて、1950年代独特の流行

脇線をそのままポケットにしているところから、1950年代中期と推測。

 

ネッププリント。

綺麗なブラウン地にグレーとオレンジのネッププリント。

おそらく共地でギャバジャンやハンティングキャップなどもあった事でしょう。

ポケットループがベルトループの使い回しになっている事から、

1950年代後期と推測。

 

ブルー。

目も醒めるほどのブルー、コバルトブルー。

ジーン・ヴィンセントかと思わせるブルー

ベルト裏の袋地やマーベルトなどはブラックで統一。

脇線から斜め上に切り返されるポケットはスラッシュポケットと言われます。

この形状や作りから1950年代末期~1960年代初頭と推測。

 

イエロー。

思いっきりロッカビリーなイエロートラウザーズ。

脇線には割(わり)にダブルで黒のハンドステッチ、

ベルトループにもダブルのハンドステッチ。

ポケットは脇線から離れたところにいきなり作られており、

コレクターの間では「いきなりポケット」と呼ばれる特殊な形状

おそらく1950年代初期~中期のもの。

 

レッド。

ものすごくレッド。真っ赤。

しかもバックセンターにはシンチバックル付き。

これぞロックンロールトラウザーズ、

リトル・リチャードが穿いていてもおかしくない。

そして上記のブルー、イエロー、と合わせて「シグナル三色」が揃ってます!

 

デッドストック。

ダブルのベルトループやガンクラブチェックのポケットフラップがおしゃれ。

マーベルトにはマドラスチェックの生地がバイアス状に使われていて、非常にクール。

1950年代後期、一番流行した時期のモノ。

 

ピストルポケット。

後ろに着くポケットの事をピストルポケット、

略してピスポケなんて言うんですが…

正にそれを地で行くフラップの形状をしたツータック・トラウザーズ。

この個体はオンブックで…

この洋書の

このページに載っているモノです。

 

 

さて、こんな感じでマイコレクションをほんの一部だけ紹介してみましたが…

実は一番のお気に入りは、これ。

インクブルーの、麻混のツータック・トラウザーズ。

シルエットが美しくて穿き易いという部分もありますが…

この「いきなりポケット」独特のクラシック感と素材のシャリ感が最高に良いのです。

 

これがネーム。

なんともトロピカルな、ノスタルジックなデザイン。

脇線にはハンドステッチ、

これを邪魔しない「いきなりポケット」の配置が美しい。

しかもこの素在感!

麻特有のシャリシャリ感、分かりますかね?

 

 

 

この「一番のお気に入り」を踏襲して製作しているのが、

ドライボーンズ謹製ツータック・トラウザーズ。

昨年も作っていたブラウン、

同様に昨年も作っていたブラック、

に並んで、今年は新色も登場!

マスタードと、

ブルー!

4色全て麻100%でシャリ感バツグン!

ベルト部分に切り替えが無いハリウッドベルト、

脇線を利用しない当時独特の「いきなりポケット」に加え…

シームレスなベルトループも完全再現!

写真からは見えないけれど、

ラッセル付きマーベルト(滑り止めのゴムがついた内側スレーキ)も完璧に再現しております!

 

 

個人的には、こんなコーディネイトが最高に好き。

ブルーのツータックトラウザーズを中心に…

幾何学模様のオープンカラーシャツ

センタークリースのパナマハット

白とブラウンのコンビベルトは、

メッシュ使いのコンビのスペクテイターシューズとコーディネイト。

足首にはトラウザーズと同系統のアーガイルソックス

 

 

コロナが流行して価値観が一新するなんて言われているけれど…

人の価値観はそう簡単に入れ替わる事は無い。

そんな簡単に過去の尊いモノを斬り捨ててしまったら、

ロックンロールの神様に

「A WOP BOP A LOO BOP A LOP BAM BOOM !」

って歌ってもらえないぞ。

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