6月第1週の金曜日となりました。
酒丸です。
梅雨入り宣言後、いきなり雨が無いですな…。
全国の農家の皆さん、けっこう大変なのではないでしょうか?
ウチも早く傘を売りたいんですけど…(汗)
それはそうと…
今週、やっと発売になりましたねっ!これっ!
ついに70巻!
途中、クザン(青キジ)が吐くセリフに
「やっぱり明らかにフリーメイソンの事を描いてるんだな〜」
と思わせる内容がありましたね〜!
今後の展開も楽しみ!
そういえば、FB上でこんなモノも発見!
(勝手に掲載、スミマセン!)
個人的には…マイケルジャクソンには笑った!
まあ、そんな話はさておき。
ここからは先週の続き。
1ドル紙幣の裏側に付いて。
先週「いわゆる都市伝説」的な内容を書いてみた。
本当ももっと沢山あるのだろうけれど…
それはまた追々書いていこうと思う。
そして先週の文章の中に、私はこう書いた。
『私が面白がっているのは、
あくまで「中世から1920年代を経て現代に繋がる秘密結社の象徴学」
なのである。
象徴学、という言葉を聞き慣れていない人も多いと思う。
なので、今後ソレについては触れてゆく予定。』
という訳で、今回からはこの「象徴学」について。
1ドル紙幣の裏に描かれているピラミッド。
その上に描かれている「プロビデンスの目」、
いわゆる「万物の目」というヤツについて、今週は記載。
何週間か前にも掲載した絵を改めて。
これは左の段が「スコティッシュライト」、
右側の段が「ヨークライト」、
フリーメイソン内の構図を表している。
ヨークライトはロンドンが本拠地で、絵では9段の階級に分かれており、
スコティッシュライトはフランスが大元、33階級に分かれている。
まぁ、ソレは追々説明するとして….
今回は右上に注目。
アルファベット「G」の中に、やはり「万物の目」があるのだ。
実はこのマーク、別にフリーメイソンの特別なマークではなく、
中世当時、色々な「比喩」として描かれたデザインの一つなのだ。
その証拠に…
かなり古い絵にも描かれているのだ。
この「万物の目」には意味がある。
この当時、ヨーロッパを中心とした世界では、
貴族や国王が「宗教(カトリック)」を利用して国を治め、
逆に国家の庇護を受けた「宗教(カトリック)」が強力な影響を持っていた。
これに反発する他の宗教(プロテスタントを始めとするキリスト教他派や、
ユダヤ教、イスラム教、その他諸々)は、カトリックの宗教観に対して
「ノー!」と言える雰囲気ではなかった。
そういったカトリック教独裁主義が、
後に「宗教改革」へと繋がっていく事になり、
バチカンの言っている事よりも科学や数学の方が正しい、
という事に繋がっていく事になる。
なので「よく見える目」の絵を描いて
「真実を見極めよ」
という意味を持たせたのだ。
この頃のカトリックは、
国王や貴族を動かして自分達に都合が悪い人物を弾圧していた。
それも濡れ衣を着せたりする事もあったという。
いわゆる「魔女狩り」などは典型的な例だろう。
そういった物事に対して、
他の宗教の人達は「暗号や記号」を用いて
連絡を取り合ったり、出版をしたりしていたのだ。
これを解読していく事こそ「象徴学」なのである。
例えば、この写真。
これはフランス革命後の、フランスの憲法が描かれたもの。
やはり上部に「万物の目」がある。
「真実を見極めた結果、フランスの旧勢力が倒れて革命が成った」
という意味なのだ。
もちろん、多くの秘密結社もフランス革命には協力したのだと思う。
が、別に「悪の組織がフランス国家を乗っ取った」という訳ではないのだ。
このマークはその後、沢山の進化もしてきた。
これらはすべて、1960年代以降の物。
雑誌だったり、アートだったり、ミュージシャンにも使われているデザインなのだ。
そういった事を踏まえて、このバッジ。
インディペンデント・オーダー・オブ・オッド・フェローズという秘密結社のもの。
1920年代頃のものであり、その頃は多くの秘密結社が融合し、
フリーメイソンの傘下となっていった。
本来はイギリスにあったオッドフェローズだが、
アメリカ新大陸でのオッドフェローズは
インディペンデントを付けて差別化し、
イギリス本家とは別の動きを進めていく事になった。
(これはおそらく、本家の方が堅苦しかったからだろう)
そんな自由な友愛団体が、1920年代の労働者を構築していたら…
という仮想のもと、Volstead labelでワークシャツを使って表現。
背中の中央に「万物の目」とスカル&ボーンズのプリント、
そして
「F(フレンドシップ:友情)」
「L(ラブ:愛)」
「T(トゥルース:真実)」
が3色の鎖で繋がっているデザインの刺繍。
フロント左胸には
インディペンデント・オーダー・オブ・オッド・フェローズ
の略である”IOOF”の文字、
ボタンは1920年代らしく、アルミニウムを使用してみた。
鎖も糸も「繋がる」という意味を持っている。
なのでこの部分は敢えて刺繍で。
やっぱり、象徴学は面白い!
これからも徐々にこのように紹介していこうと思う。
これらが判る事によって「世の中の奥行きが数倍良く見える」ようになって来る。
正に「万物を見通す目」を持つ事が大切。
お知らせ。
この土日は、中目黒でファミリーセール!
今までとは違う場所なのでご注意を!
次回からはDMを減らす予定なので、
次回以降もDMが欲しい方は必ず会場の住所録に記載をお願いいたします!
ではまた来週!
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