十月、神無月に入りました。酒丸です。
もう今年も残すところ後3ヶ月。
早い。
実は先月、新しいマシーンを購入してしまいました!
ツーストロークの軽快な音を奏でる、コイツ!
草刈機!
排気量21ccの、軽量かつ仕事早い系の頼もしいマシーン。
どれだけ仕事ができるかというと…
ここ、実家の物置裏。
ひと夏を終えて、ほぼ密林状態。
それが…
こんなに綺麗に!(驚)
こんなに仕事ができるヤツなら、もっと早くに購入していればよかった…。
というわけで、草刈機は重要です。
御用命はコチラ!
佐々木商会まで(詳しくはバンドワゴン51ページをチェック)!
さて。
そんな身内の紹介はここまでにしておいて…(汗)
今日はドライボーンズ「こだわりのシャツ」をご紹介。
ドライボーンズは、実は1年間で一番多く作っているのがシャツ。
そんな中で、特に最近オイラのお気に入りヘビーローテーションになっているのがこの形。
まあ、いわゆるシャンブレー素材のワークテイストを残しつつ、ボタンダウンにしてみたもの。
ネーミングで使われている「オーウェン」とは、人の名前。
これは誰の事なのかというと、この人。
英国出身の俳優、チャーリー・コックス演じる「オーウェン・スレイター」。
禁酒法時代のアトランティックシティを舞台にしたアメリカの連続ドラマ「ボードウォーク・エンパイア」で、ナッキーの用心棒として登場。
ファニーフェイスながらやる事が残忍で、物語の中でもかなり好きな登場人物の一人。
そのオーウェンが、いつも着ていたのがボタンダウンタイプのワークシャツだった。
オーウェンは表向きはナッキーの運転手だが、実は用心棒。
アイルランドから渡ってきた革命戦士でもある。
あくまで表向きは運転手として小綺麗な格好(ノーフォークジャケットにボタンダウンシャツ、そしてタイドアップ)をしてはいるものの、実はかなりエグい汚れ仕事(殺人や暗殺=ワークシャツにハンティングジャケット)も請け負う移民として登場。
ここでもマーティン・スコセッシの「衣装で配役の性格付けをする」抜群のセンスが、光っているのだ。
そしてこのシャツ、1920年代の禁酒法時代に実在していたもの。
シャンブレー素材にナットボタン、そして大きなチンストラップ付き。
当時はハードワークながら小綺麗さを求められた職業の人に、人気があったデザインらしい(このヴィンテージシャツは、U.S.メール(アメリカ郵便公社)のユニフォーム。
なので当時のものを忠実に再現。
ブルーシャンブレーには、生成り色のナットボタンを使用。
ボタン色に合わせてステッチも生成り色に。
そしてネイビーシャンブレーには、金茶色のステッチに合わせてボタンもライトブラウンに。
もちろんどちらの色も、大ぶりなチンストラップ付き。
ドラマ「ボードウォークエンパイア」は、シーズン5を持ってエンディングを迎えた。
が、実はこのドラマには原作があって…
1800年代初頭から1970年代までの、実に150年間にも及ぶアトランティックスティの歴史が書かれている。
ドラマ化されたのは、そのうちの「違法行為がはびこった禁酒法時代の」1920年代のみ。
このドラマにハマった人は、原作必読。
ではまた。
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