こんにちは、牧野です。
先日、閑静な代官山に突如、大勢の人だかりが出来ました。
平日の昼過ぎの代官山…。
普段、それはそれは静かな時間なのですが、この日は特別でした。
何があったかというと、それはTVロケ。
しかも明日OA!
ちょうどブログ当番前に言えて良かった!
7/30(木)よる8:00〜
です。
東京店があるビルの1階のお店が舞台になったそうですので、
少ーーーしだけ東京店の入口と店先にあるマネキンが映っていると思います。
こんな感じでw
さて、ここからが本題。
前々回に、「裾の始末」について書かせてもらいましたが、
今回も共通する「シルエット」の内容になります。
皆さんはパンツに元から入ってる「センタープレス」をどう思いますか?
まずその前に、「センタープレス」とは?
ご存知かと思いますが、以下の画像をご覧ください。
オレンジ色に線が入っている部分に入る山折れ線の部分ですね。
スーツのパンツにも必ず入るものです。一応、ご確認。
今、敢えて「スーツのパンツに必ず入るもの」と申し上げましたが、
実はここ近年DryBones のパンツでは、ワーク、ミリタリー系の物でも色々入っているものが選べます。
これは背景にしている年代によるものでもありますが、それ以外の理由もあります。
それは、
・サスペンダーで吊るすと綺麗なシルエットが出やすくなる
・太いシルエットも落ち着いてみえる
・仕事着としても使える(ジャケットに合わせやすい、人前に穿いていける)←お客様から実際の声
・デッドストックのワークパンツを穿いたような古臭い雰囲気が味わえる
などなど。
ということは、ワークパンツらしくガシガシ穿いても良いし、
綺麗めに穿くことも出来るという汎用性を考慮したパンツと言えるでしょう。
どんなパンツがあるか、ここに羅列しようと思いましたが
少し量が多いのでパンツコーナーのリンクを貼るだけにします…。
こんなセンタープレス、中にはあまり好きじゃないという声も耳にします。
それなら洗えばすぐにプレスは取れてしまうので、問題ありませんよね。
ですがそんな方々にも説明したい、このセンタープレスの大きな役割を!
僕は5ポケットジーンズをその日穿き始める時に毎回感じる事がありました。
「なぜ穿いた時に正面から見ると平べったくなってんだろう… 」
ヒドいものはフレアパンツの裾のようになってるものも…。
それもその筈、たたみ方の問題。
ジーンズは正面から見て、股を中心にして谷折りに畳んでます。
こうして畳んだパンツを積み上げて家に置いておく。
↓
下の方にあるパンツを引き出す。
↓
重みでペシャンコ。
↓
広げて穿いた時に平べったい。
こんな経験ありませんか?w
そこで僕はジーンズ等にもトラウザーと同様のたたみ方をしてみました。
で比較してみる。
左がトラウザーと同じたたみ方。
右が従来のジーンズ畳み。
まずは右側のジーンズ畳みのものを広げると、
穿いてみる。
これはシルエットが綺麗に出ていますね!笑笑
お見せしたかったのはもっと平べったくなったものだったんですが、
僕の持っているもの、または店にはそういうものがありませんでした…。
こちらは商品を拝借し、そこまで折りジワが付いていない為、
綺麗に丸みを帯びたシルエットになってますね。
これはこれで良いですね!
そして次にトラウザーのたたみ方。
こちらは私物。
おおっこの状態だとくっきりとセンタープレスが入っているのがわかりますね!
ですが穿いてみるとこんな感じ。
運動量がある太もも部分は殆ど折れ線が消え、立体感だけが残ってます。
また、裾は多少プレスが残り、シャープな印象を与えています。
穿いていてしばらくすると、この裾の折れ線も消えてきて落ち着きます。
先ほどのジーンズ畳みと比べるとこちらの方が全体的に立体感が出ている事が分かるかと思います。
これはパンツのオンスによって表情の出方が違うと思います。
このゴールドラッシュは生地が硬めで出易いかもしれません。
また、柔軟な生地程、ジーンズ畳みでの保管が長いと穿いた時に平べったくなる確率は高くなるでしょう。
結論としては、保管状態のたたみ方でシルエットの出方がだいぶ変わるのです。
好みもありますので是非にとは言いません。
ですが試してみたら、今お持ちのパンツでより楽しめるかと思います。
もしかしたらいつの間にか穿かなくなったパンツにやってみたら、
再び日の目を見るかもしれませんね。
最後にチノパンもやってみました。
どちらがお好みですか?