1ドル紙幣前日譚「エデンの東」その4。

四月第一週目の金曜日になりました。酒丸です。
都内はどこも桜が満開!
個人的に、幹からいきなり出ている花が面白くて好き。
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「桜の胴吹き」というらしい。
一般的に普通の植物は、
基本的に幹から枝が出て、葉が出て、花が付く。
が、桜は花が最初だからこういう状態になるらしい。
個性があって面白いな〜。
さて、では先週からの続きである…
1ドル紙幣に隠された秘密の前日譚、「エデンの東」その4。


先週までのおさらいを記しておくと…
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メソポタミア文明発祥の地が「エデンの園」だった。
その北部にはトルコ(突厥)があり、
元々は騎馬民族で早くから鉄器を作っていた、
優秀で戦闘能力の高い民族。
その騎馬民族の行動力に乗って、
古代ユダヤ教が東へ東へと広がっていった。
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古代中国では、
ユダヤ(ジュー)は孔子の元で「儒教」という漢字に変換され、
その地域に根付いていったのかもしれない。
なんて話が、先週まで。
そして今週は「日本にも?」という話。
先週はこの人の絵で「つづく」と書いた。
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12世紀頃の僧侶、法然。
中国大陸から授かった仏教法典を自ら解釈し、
新しい宗派「浄土宗」として開祖。
「南無阿弥陀仏」と唱えて一切を仏にお任せするという、
新しい教えを説いた。
それまで仏教は学問があったり財力があったりする者でしか信仰できなかったが、
法然の教えは間口を広げて門徒解放し、
一般市民にまで仏教が広まることとなった。
やはり当時、それまでの「既存勢力」からは迫害を受けたらしい。
それはそうだろう。
なぜなら宗教とは「統治の道具」でもあったのだから。
ところが法然は、
その「道具としての宗教」をもっともっと簡単にして広めていったのだ。
総本山の京都、知恩院。
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この中には「阿弥陀如来」が祀られている。
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この人(?)が阿弥陀如来。
女性。
阿弥陀。
南無阿弥陀仏。
浄土宗。
おや?
何か気がついた?
マリア様も女性。
マリア様は「アーメン」。
アーメンがアーミン、
アミン、アミ…
アミダ。
阿弥陀。
浄土。
儒教。
ジュー。
最初に付く「南無」とは「ナモー」という掛け声を漢字表記したもの。
「帰依します」的な意味合いがあるとされる。
つまり「阿弥陀に帰依します」という意味。
これを一度でも唱えれば極楽浄土に行ける、
という非常に分かり易い教えだったから、
大きく広がったのだ。
キリスト教も「アーメン」と唱えれば神が許してくれる。
この二つに共通するのは「他力本願」。
ズバリこれが共通項。
キリスト教がイスラム教と対立する場合は、基本的にこの部分。
浄土宗が既存勢力から迫害されたのも、基本的にはこの部分。
内容が薄まって軽くなった感じがするから、
それまでの既得権益が得られなくなってしまったのかもしれない。
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この写真はマリア様。
阿弥陀如来とマリア様、
似ているように感じるのは、
私だけではないはず。
「エデンの園」を出発して「エデンの東」を目指した古代エジプト信仰進化系のユダヤ教(ジュー)は、
トルコ騎馬民族の力を借りて中国大陸に広がり「儒教」となり、
更に一番東の端、日出ずる国まで来て「浄土宗」となった…
のかもしれない。
(なぜ東なのか?はBANDWAGONに掲載されている話をチェックすべし)
様々な人が、
他人や風土と触れ合って化学変化を起こし、
また新たなモノとして定着していく。
楽園といわれたエデンの園を追い出されたジェームス・ディーン(じゃないけど)は、
「東の最果て」まで何とか辿り着いて、
新たな文化を育んだ、ということなのだ。
十年ほど前、アメリカ西海岸に有名なロウブロウアーティストがいた。
ロッキンジェリービーンという。
彼は帰国後、ドライボーンズと知り合った。
ならば新たな文化が出来てくるはず。
組んで十年目の大作がコチラ!
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あのウクレレ柄に、ジェリビン師匠がハワイアンガールをプラス。
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半袖と長袖があり。
もうそろそろ入荷してくる予定。
最近は即完売が多いので、お早めに。
そんな訳なので…
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イスラム国も…
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オウム真理教も、
実は根っこは同じ。
枝葉が無茶をするから、
テロリストとかに変化してしまうだけ。
最近のニュースで知ったのだが…
オウムって、ヒンドゥー教の教えよりも上の階位に存在していて、
更にチベット仏教をも取り込んできた、というセールストークらしい。
ちなみにヒンドゥー教のヒンドゥーとは、
ペルシャから見たインド側、
つまり「インダス川より東側にあるもの」という意味。
しかも、古代ペルシャはゾロアスター教発祥の地。
ゾロアスター教とは仏教の原始的なヤツ。
そしてなにより、古代ペルシャは今のイラン。
つまり、エデンの園の東側にあった国。
そう、全部繋がってる。
「1ドル紙幣に隠された秘密前日譚、エデンの東」はこれにて終了。
色々な地域名や宗教名が出すぎていたので、
ちょっとややこしかったかもしれない。
なので地球儀を見ながらだと分かり易いかもしれない。
要は…「全部根っこは同じ。
ならば共存共栄していったほうが、面白いモノが生まれる」

ということを言いたかったのだ。
なので最後に、興味深い写真をアップ。
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浄土宗総本山である知恩院、
そこにある河童。
扉の落とし金らしい。
なぜ河童という妖怪?
もうひとつ。
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セミ。
しかも脱皮してる瞬間らしい。
なぜ?
ひょっとして「抜け殼」と「ミンミンゼミ」を掛けて
「抜け民(ミン)」とか?
もしかしたら、そこからの派生で「抜け忍」?
個性があって面白いな〜。

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