1ドル紙幣前日譚「エデンの東」その2。

3月20日、金曜日になりました。酒丸です。
20年前の1995年のこの日、日本でとんでもない事件が起こった。
dry150320take_1.jpeg
地下鉄サリン事件。
今でもシッカリと覚えてる。
ウチはまだ学芸大学駅前で、
古着とオリジナルを混ぜた商品構成で店をやっていた(その後に代官山に移転)。
卸しがメインだったので、近所の五本木というエリアで事務所も借りていた。
その日の朝は、何人かの従業員が遅刻して出勤。
まだ携帯電話とかが無い時代。
遅刻の理由を問いただすと、日比谷線が麻痺してしまっているという。
急いでラジオのスイッチを入れると…
コメンテーターも何が起こっているのか把握出来ていない状態だったが、
地下鉄で大変なことが起こっているという一報だった。
その日の仕事を終え、自宅に帰ってニュースを見て愕然。
霞ヶ関を中心に日比谷線、丸ノ内線、千代田線でテロ!
その数日後、宗教団体でありテロリストだったオウム真理教の仕業だと判明。
日本の、そして世界の不安がいっぺんに吹き出し始めた頃だった。
(この年に阪神淡路大震災も起こった)
宗教絡みのテロや天変地異、
自分達が真っ当にやっていても防ぎきれない「得体の知れない恐い何か」に、
じわじわと歩み寄られている感覚を受けた記憶がある。
その後の911テロや東日本大震災、
そして最近のイスラム国テロ…
どうも「連動」している様で、恐い。
だからこそ、
私は「原因」や「理由」を探し出そうとしているのかもしれない。
なのでやはり、先週のこの画像からブログをスタート。
dry150320take_2.jpg
イスラム国が支配していると言われている、
シリアとイラクに跨がる地域、アッシリア地帯。
別名「エデンの園」。


エデンの園とは、本来こんな感じ。
dry150320take_3.jpg
現代の、ほぼ全ての宗教の原点はここにあるのかもしれない。
なぜならば、
世界三大宗教とよばれるキリスト教、ユダヤ教、イスラム教の
根っこの部分が、ここにあるからだ。
そしてそれら宗教の更なる地下部分には、
古代エジプト信仰がある。
dry150320take_5.jpg
逆に言えば…
古代のエジプト(ピラミッドの時代)から始まった「信仰」という概念は、
年月を経て、
様々な予言者が出現して広がりを見せ、
現代の様々な宗教に分派していった、という事だ。
それがオウム真理教やイスラム国に繋がるのか?
という部分に「不安」があるのだが。
なのでポイントである「予言者」を理解してみたい。
預言者とは、
<神と接触し、直に聞いた神の言葉を人々に伝え広める者>
の事を言う。
いわゆる「ノストラダムスの大予言」もこの類いなのだが…
ここで注意して欲しいのは<>のカッコ内で括られた言葉の意味だ。
「人々に伝え広める者」とある。
紀元前の頃、人々の「意思の疎通」の手段はもっぱら「言葉」だけなのである。
そう、今の様に「文字」が普及していないのだ。
文字を使っていた一部の人とは、
支配者か、その近辺にいる者だけなのだ。

これは、その地域を「統治」する事と密接に絡んでいる。
神と通信出来る人間が民間にいたら、統治に支障を来す可能性がある。
だからこそ、文字を門外不出として支配者層が独占していたのだ。
つまり、この頃(紀元前数千年頃)は、「予言者=文字を使う者」だった。
だからこそ、古代エジプトのヒエトグリフが重要なのだ。
dry150320take_6.jpg
この写真は、
紀元前3000年頃の古代エジプトのヒエトグリフ。
ここに刻まれている文字は象形文字
当時の民間人は全く読めず、支配者層及び予言者だけが読む事が出来た。
そしてやはり、象形文字を起源とするのが「漢字」。
漢字の起源は甲骨文字といわれる「亀の甲羅に描かれた象形文字」の事。
dry150320take_7.jpg
なぜ亀の甲羅に文字を描いたのか?
これもやはり「予言」が元なのだ。
当時の支配者が、
この先の政治の方向性などを見極める際に、
亀の甲羅に文字を描き、これを熱して入ったヒビの形状を予言者に読ませ
政策等を決めたからなのだ。
つまり…
予言者と文字は一体だった、という事。
もっと言えば、予言者と文字、そして宗教は一体となって、
支配や統治と関係していた、という事なのだ。
さて、ここでコマーシャル。
ドライボーンズでも、漢字が入った商材がやっと入荷!
じゃーん!
dry150320take_8.jpg
平次ローファー!
アッパー部分の切れ込みに、
本来なら入れるべきペニーコインを、
寛永通宝(本物!)に置き換えて作り込んだ逸品!
dry150320take_9.jpg
デザインそのものは、
実はワタシが20年ほど前にロンドンで購入した、
トリッカーズのローファーをある程度踏襲。
脇縫いの4つの四角や、
タン部分のピンキング等、非常にクラシックな装い。
dry150320take_10.jpg
上記ブラウンの他に、
定番なブラック。
dry150320take_11.jpg
そして更に今年は、
ホワイト&ブラックのコンビネーションをご用意。
寛永通宝という漢字が持つ意味は…
「永(なが)く寛(ひろ)がり、通じる宝」という意味。
つまり多くの人に宝が行き渡る様にという願いが込められている。
そんな想いが「足元」に付くのだ。
正に「宝はいつも足元に」ですな!
(この話、詳しくはBANDWAGON Vol.2の34ページを参照)
さて。
象形文字を通じて、古代エジプトと古代中国が繋がった事は判明。
そこで、先週からのこの話に戻る。
dry150320take_4.jpg
「エデンの東」とはどこなのか?
ああ、やっとこの人の出番になった(笑)
dry150320take_12.jpg
儒教の祖、孔子。
来週はこの続きを書こうと思います。
また来週!!!

Leave a Reply