1ドル紙幣前日譚「エデンの東」その1。

3月13日の金曜日となりました。酒丸です。
3月11日の大震災のあった後、
ちょっと話題になった事があって気にしていた話がある。
それは…
東北の、津波に襲われた地域の境目に、様々な神社があったという話。
太古の昔から地震による津波の被害にあっていた東北沿岸部は、
まるでそこが目印になっているかの様に境界線沿いに神社が建っていたらしい。
実はワタシも震災直後のゴールデンウィークに、
塩竈に住む先輩の家に復興の手伝いに行った。
その時、すぐ近くにあった神社にも行ってみた。
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威風堂々の、塩竃神社。
その神社の近所に住む人の話では、
3月11日の大震災の時もこの神社の手前まで津波の水が来たらしい。
その日までは、この神社よりも海岸に近いところに街が出来ていた。
私が行ったゴールデンウィークの時には、
ほとんど街中は津波の被害にあっていた。
信号機は倒れ、家々は傾き、漁港は沈み込んでしまっていた。
神社建立の日時は定かではないらしいが、
平安時代くらいには存在していたらしい。
という事は…
8世紀から12世紀頃には、すでに建っていたという事だ。
その頃は、おそらくこの場所より海側には集落を作らなかったのだろう。
いつからそういった風習が消えていったのか?を考えてみた。
神の教えよりも科学や経済が優先され始めた、明治期以降なのかもしれない。
さて。
それくらい前からの話なので、タイトルを「1ドル紙幣前日譚」としてみた。
古代から現代までを繋いで色々な話が出てくるので、
皆さんはぐれない様に。
ではまず、現在の話から。


昨今の報道番組でイヤでも見る事になる「イスラム国」の話題。
イスラム教信者にしてみれば迷惑この上ないテロ組織なのだが、
太古の昔から「楽園」といわれてきた場所を占領し続けている。
それがこの地図。
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トルコの南、イランの西。
シリアとイラクに跨がっているエリア。
この地域、皆さんは小さい頃に社会科で習っている筈。
それがこの地図。
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ペルシャ湾から入り、
カスピ海、黒海、地中海へと伸びる大河沿いの、元は肥沃な大地。
チグリス川、ユーフラテス川沿岸に栄えた、メソポタミア文明
文明の発祥は世界最古、紀元前3500年頃と言われている。
元々大河沿いの肥沃な大地だったらしいが、
森林伐採や度重なる戦乱などで砂漠化が進んでしまったらしい。
なぜ戦乱が絶えなかったのか?
それはこの大地が肥沃だったからなのだが…
肥沃だったが故に、伝説の地としても有名だったからだ。
その伝説とは、これ。
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アダムとイブで有名な、エデンの園
旧約聖書で「人類発祥の地」といわれた場所だからこそ、
その覇権を巡ってずっと戦乱が続いたのである。
気候が温暖で、
様々な果実が収穫でき、
飲み水も豊富なこの地。
だからこそ、古代宗教の聖地として設定されたのだろう。
そして唐突に1950年代の話になる。
旧約聖書で楽園と謳われた「エデンの園」を追い出された話を元に、
親子や兄弟、夫婦の確執を書いた小説が「エデンの東」
そしてそれは1950年代の映画スター、ジェームス・ディーン主演で映画化。
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「エデンの園」を架空の楽園と設定し、
禁断の実を食べた者を東に追放、つまり現世に生きろという解釈をした名作。
宗教絡みで疲れるので、ちょっとここでコマーシャル。
楽園だったエデンの園に似合う色とはなんだろう。
やはりそれは50年代に大流行した、ピンク色が一番。
当方にも「春らしいピンク」が揃ってます。
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オールオーバーアーガイルの、ギャバディーンジャケット
そしてもうひとつは新作!
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ピンクコンビネーションの、サドルシューズ
もはや1950年代の、
そしてドライボーンズの宗教といっても過言ではないピンクアイテム
今年も多数のラインナップ。
あ、結局宗教の話になってしまった(汗)
なので更に深く宗教を考察。
聖書とは一般的にはキリスト教のものだが…
聖書には旧約と新約があり、
これがカソリックとプロテスタントを分けていたりする。
そして更に言えば旧約聖書とは、
もっと根本が深い。
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原始的なユダヤ教に、
様々な予言者が現れて、
それが各宗教となって分かれていったのだ。
イエスという予言者が降臨してキリスト教、
更にパウロという予言者が出てカトリック。
ムハンマドという予言者が現れてイスラム教(イスラム国とは違う)。
(予言者、という部分もポイント)
これらは皆、モーゼやアブラハム、エデンの園等の時代から枝分かれした宗教なのだ。
そしてそれぞれの宗教が、
メソポタミア文明発祥の地であるチグリス・ユーフラテス川沿いを「楽園」とした事から(根っこが同じなのだからひとつしか無い楽園も当然同じ)、
この地域が戦乱の地になってしまい、
砂漠化し、
21世紀にはイスラム国というテロ集団に統治され始めているのだ。
え〜っと…
大丈夫ですかね?(汗)
付いて来てますか?(大汗)
ではここで疑問を呈してみる。
「エデンの東」が、現世という比喩ではなく、「リアルな場所」だとしたら?
さて、どこ?
メソポタミア文明発祥の地、
今でいうシリアやイラクのある地域が「エデン」だとすれば…
そのエデンの「東」なので、イラン?アフガニスタン?パキスタン?
驚くべき事に、そんな疑問にヒントを与えてくれるのが彼ら。
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儒教の始祖といわれる、孔子。
そして…
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浄土宗の開祖、法然。
ではこの続きは3月20日の金曜ブログにて!

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