1ドル紙幣外伝、その6。

1、2、3と綺麗に並んだ金曜日、酒丸でございます。
先週は急にブログを休んでしまい、申し訳ない。
実は急遽、福岡に行かねばならなくなり…
ならば福岡の後に名古屋も寄ろうという事で、
二泊三日の出張に出ておりました。dry150123take_1.jpg
朝の羽田空港。ピーカン。
私は乗物に乗る際は活字が無いとダメなので…
今回の出張の本を紹介。
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密林奥地で購入した、1980年代の文庫本。
何と1円!(送料込みで258円)
南米になぜゲルマン人が多いのか?という疑問に、
バチカンが関わっていた事が衝撃!
詳しくは読んでみてね。
福岡から名古屋に向かい…
ちょうど18日は日曜日で大須骨董市だった。
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ちょっと素敵な食器を仕入れたので、
ブログ内最後に紹介する予定。
そうそう、名古屋店近くにショッキングな自販機を発見。
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なんと、「アゴ出汁」!
当然、購入。
自宅で雑煮やオデンを作ってみた。
濃厚で美味しい。
使い切ったらまた買わなきゃ!
さて、そんなこんなで1週間延びてしまったブログ連載。
先々週からの続きを書いてみよう。


前回は…
土佐藩出身の坂本龍馬や武市半平太は、
おそらく藩の「隠密」だったのだろう、
という話だった。
インターネットはおろか、
報道という概念すらないこの時代は、
「情報収集」が命に代わる業務内容であり、
下級武士がその任務に当たっていたのだった。
さて。
幕府の衰退と諸外国からの圧力でキナ臭くなっていた当時の日本では、
各地で「攘夷運動」が盛んになっていった。
この「攘夷」とはどういう事なのか?
端的に書けば「夷(い:異民族、野蛮人という意味)」を
「攘(じょう:打ち払う、退けるという意味)」する、という思想。
つまり、押し寄せてくる外国人なんぞは追っ払ってしまえ!
という考え方。
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言葉も通じないくせに自分達なりの理屈を通して、
日本の中を我が物顔で歩くけしからん輩、
という捉え方をされた当時の外国人。
こういった時代の中、かの有名な「生麦事件」が起こった。
薩摩藩藩主が東海道を通行中、
イギリス人がその列を乱して突っ込んできた。
なので家臣達がそのイギリス人を斬ってしまったのだ。
折から幕府と薩摩藩はギクシャクしていたのに、
この一件で幕府とイギリスに揉め事が出来てしまった。
しかも、幕府の弱腰外交が祟って薩摩藩にケツを振られ、
結果的にこれが「薩英戦争」の引き金となった。
そしてその後、今度は長州藩が攘夷運動の名の下に外国船を砲撃。
これを幕命での事としたが、結果的に幕府はやはりケツを振ってしまい、
4カ国と長州藩との下関戦争にまで発展
同じ様な目にあった2つの藩が、
坂本龍馬達を仲介にして「薩長同盟」を組み、
討幕運動へと発展していく事になるのだ。
実はこの間、謎の動きをしている人物がいた。
この人。
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この写真だと、いかにも「サムライ」っぽくて判り辛い。
なのでコッチの写真だと判り易い筈。
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そう、旧千年紙幣の顔である、伊藤博文
この当時、彼は長州藩ながら、やはり龍馬と同じく下級武士。
そしてこの下関戦争の頃、密かにイギリスに渡っていた。
なぜ「攘夷思想」である長州藩の下級武士が、
当時大金がかかったイギリスへの渡航を、
密航という形で行なっていたのか?
しかも、5人も。
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当時の写真。
一番左の椅子に座っている人物が井上馨(のちに政治家、実業家)、
その隣の、ベランダに腰かけている人物が遠藤謹助(のちの造幣局長)、
中央は井上勝(のちの日本鉄道の父)、
その隣が山尾庸三(のちの法制局初代長官)、
一番右が伊藤博文(のちの初代、5代、7代、10代の総理大臣)。
彼を「長州ファイブ」と呼ぶ。
彼らをイギリスに密航させていたのは、
やはりここでも出てくるジャーディン・マセソン商会のトーマス・グラバー
ゴリゴリのフリーメイソン
外国嫌いの長州藩下っ端武士に大金と命をかけてイギリスへ密航させたその理由とは?
ここに「昭和・平成まで続く長州出身の総理大臣」が繋がるのかもしれない。
(2015年の総理大臣である安倍晋三も、長州出身)
ここでコマーシャル。
もう店頭で見た方も多いかと思うのだが、改めて紹介。
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クォーターブローグキャップトゥシューズ 石原顕三郎×Dry Bones !!
石原顕三郎氏とは、この人。
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抜群の歌唱力とギターテクニックを持つ、THE TRAVELLERSのボーカリスト。
最近は結構ソロ活動も多くて…
実はドライボーンズ福岡店13周年でも歌っていただいた
そんな彼との、コラボレイト企画。
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インソールに金色でプリントされた”COMES ACROSS”とは、
「出くわす」という意味がある。
ケンザブローとドライボーンズが偶然出くわしたのも、きっと何かの御縁
ならばこれからも楽しい事を仕掛けていきましょう!という流れ。
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ソールは高級なレザーソールを使用。
しかも写真を見てもらえれば解る様に…
土踏まずの部分だけ両側にステッチが入り、それより上はステッチが見えない。
これはソールのコバから数ミリの部分を一旦剥いで、
その内側を縫ってステッチを入れ、
更に剥いだレザーを上から貼付けて見えなくしているのだ。
こうする事で目立たなくなり、強度も格段にアップする。
隠された技能、まるでケンザブローのステージの様な。
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ブラックのキャップトゥには、スノーホワイトのアッパーレザー
フレッド・アステアが履いていたかのような、典型的コンビネーションシューズ。
ここぞという時のパーティやステージで、大活躍間違い無し。
そしてカジュアルに崩して履けば、かなりの上級者。
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ブラウンのキャップトゥには、アイボリーホワイトのアッパーレザー
茶系やグレー系のコーディネイトにはピッタリ。
また、実はこの配色は軍物とも相性が良い。
ピーコートやステンカラー等、往年の軍物アウターにこの配色の靴、
明らかに只者ではない、高度なセンスの持ち主。
ブラックとブラウンで、微妙に白いレザーの色を変更する。
こういった配慮も、実は非常に重要な要素
さて。
冒頭にも書いた様に先週は出張の為にブログを休んだ。
その出張の成果その1。
名古屋の大須観音骨董市で、こんな物をゲット。
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1945年名古屋にて創業の、オリエンタルカレー!
その販促用1960〜70年代頃のスプーン!
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顔のアップ。
複数の仕入れが出来たため、各店舗に納品します。
1本800円+taxなり。
そして出張のメインは福岡店。
やっと福岡店の移転先が決定!
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詳しくは店頭まで!
そして来週は、東京店の18周年イベントのブログがあるので、
またしても私は1週休みます。
次は2月の第1週に会いましょう!

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