1ドル紙幣外伝、その3。

師走第一週目の金曜日、酒丸です。
通勤路の紅葉も真っ赤。
dry141205take_0.jpg
なんだか世間の雰囲気も、
一気に年末に向かってますね。
実はバンドワゴンVol.4の原稿もせわしなくなって来つつあり(汗)
がんばらねば。
さて、先週からの続きで、外伝その3となる。
薩摩藩と長州藩が、
長崎の出島で商売をしているフリーメイソンリーのグラバーと繋がっていた、
という事までを先週は書いた。
でもまだ、「その1」で書いたいくつかの疑問は解けていない。
倒幕に当たって用意した戦費は?
武器は?人員は?

という部分。
今日はこの部分をクローズアップ。


そこで絡んで来るのが、この藩なのだ。
dry141205take_1.jpg
そう、その後の幕末を動かした、
坂本龍馬を擁する土佐藩。
そしてもう一人。
やはり「その1」で謎だった、このおっさん。
dry141205take_2.jpeg
この人の名は、岩崎弥太郎。
ご存知、三菱財閥の創業者。
そして彼の弟が岩崎弥之助といって二代目を継ぐのだが…
その弟とグラバーが深く深く繋がっていたのだ。
もちろんビジネスパートナーとして。
そして初代の弥太郎と龍馬は昵懇であった。
岩崎家の家紋は「三階菱」という家紋だったが、
三菱創業に当たって土佐藩の「三つ柏」と合体させて、
今の「三菱マーク」が出来上がっているのだ。
dry141205take_3.jpg
倒幕に向けて、これで戦費は確保できた。
そして武器。
dry141205take_4.jpg
これはドラマ用に再現された、
幕末の長州藩の大砲。
こういった大砲や戦艦、重火器等も、
実はグラバーから購入していた。
そしてそういった武器を使用して、
薩摩藩と長州藩は、
幕府に内緒の密貿易をしていたらしい。
幕府によって鎖国令が敷かれていても、
長州藩には関門海峡という大きな港があり、
薩摩藩には琉球国という隣国があったのだ。
武器を上手に利用して密貿易を行ない、
藩の資金を増やしつつ、
武器の扱いを習得していったのだ。
江戸や京都の武士達が真剣(日本刀)で戦いを挑んでも、
薩長の武士達(兵士達)は、
既に重火器を充分に使いこなす事が出来た筈。
そんな重火器の破壊力を見て、
他の藩の武士達も一気に倒幕派に流れたのだろう。
dry141205take_5.jpg
そういう次第で、
南方から来た勢力に一気に飲み込まれた幕府側は、
結果的に函館まで逃げる事になってしまったのだ。
この絵は、その道中を描いたもの。
dry141205take_6.jpg
馬に乗って刀を振り上げる幕府側勢力に対し、
薩長率いる倒幕側は重火器を使用している。
煙をもうもうと上げる中、圧倒的に不利。
恐るべし、グラバー。
恐るべし、オランダ東インド会社。
そしてその背後にあるのは…大英帝国
さて、ここで大英帝国っぽいコマーシャル。
この冬も、ドライボーンズの毎冬の定番である、
スクールマフラー
が大人気。
dry141205take_7.jpg
元々はイギリスの学生達が、
自分達の学校やクラブの紋章代わりに使ったマフラー。
それが1920年代にはアメリカ東海岸に飛び火し、
アイビーリーガー達に愛され続けたという歴史を持つ。
ドライボーンズとしては、
フラノの切替に因る配色に加え、
レーヨングログランテープを叩いて色味のアクセントにしてみた。
実はこういったヴィンテージも存在しており、
意外とレアなのだ。
そうそう、フリーメイソンといえば…
大人気だったこのパッチ!
dry141205take_8.jpg
しばらく売切れていたのだが…
新色を伴って再入荷!
dry141205take_9.JPG
「夕闇に狂気を湛える青い目の異人さん」をイメージ(意味不明)。
(ネットショップでの掲載はしばらくお待ちを)
さて。
そんな動乱の幕末では、
幕府側も手をこまねいている訳にもいかず、
やはり英国から武器の調達をしていた。
dry141205take_10.jpg
日本刀や木刀に混じって、
チラホラと銃剣やライフルが見える。
こういった戦術変化への対応を行なったのは、
当時の徳川慶喜の側近のひとり、西 周(にし あまね)という人物。
彼は当時としては珍しく、
幕府持ちでオランダ留学をした人物。
幕府としても足元に火が付いている事は薄々感じていたのだろう。
ところが。
この「西」も、実は…
dry141205take_11.jpg
さて、この続きは再来週!
来週はワタクシ、大阪&福岡に出張!
その両店舗で多くの方とお会い出来る事を、
楽しみにしております!
なので来週はオイラのブログは休み!
続きは再来週、12月19日!

Leave a Reply