撥水性と防寒性に優れた、ジェームス・ディーン。

金曜になりました。酒丸です。
今日は勤労感謝の日で祝日となったため、
3連休になっている人も多いと思います。
元々、戦前までは「新嘗祭」という祝事だった23日。
戦後、GHQの指導で名称を変える事になったこの日。
アメリカにも近い日程で「THANKS GIVING DAY」があり、
北半球では国は違えども、豊穣の時期は一緒だという事ですね。
では本日も新作の紹介から。
実はワタクシ、大のマクレガーマニアである。
ヴィンテージでも数十着は持っており、
かなりなバリエーションを持っている。
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この辺一帯が、マクレガーコーナー。
やはり一番多く持っているのはドリズラージャケット。
元々は1920年代に、マクレガー社がゴルフなどの
スポーツウェアとして発売したものが始まり。
レーヨンとコットンの混紡で、サテン織りになっている。
しかもそのサテンの表地部分を裏にして使用する事で、
サテンのツルツルした部分が裏地代わりとなった。
また、強撚糸を使用する事で撥水性も良く、
ゴルフ以外の様々なアウトドアスポーツに適応していった。
マクレガーのドリズラージャケットで、一番有名なのは
何といってもジェームス・ディーンが映画の中で着ていた
アンチフリーズという名前のジャケット。
(持っていたけれど、先日のヴィンテージショーで売れた)。
そして一番多く出回っているのがスコッチドリズラーと呼ばれるモノ。
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ミントグリーンは珍しい
そしてデザインとしてレアなのは、
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ハーフ丈で肩パッドが入り、襟にはハンドステッチが施されている。
「テイラード」という言葉に弱い(笑)。
コレはもうちょっと後期のもの。
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ドリズラージャンボという名前の、
リブ襟スポーツジャケット。
そして今回、秋冬物として参考にしたのが、コレ。
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形はほぼドリズラージャケットを踏襲しているが、
「RAM JET(ラムジェット)」という形。
RAM JETとは、1950年代に実用化されたエンジンの事で、
宇宙開発華やかかりしアメリカの50年代に、
こういったネーミングを付ける事も販売戦略の一つだった。
写真を見てもらえてば解る様に、
ドリズラーの形をしているのに「キルティング」が付いているのだ。
これならば表面は撥水性が良く、
内側は保温性が高くて良かっただろう。
なのでコレを叩き台に、今の素材でもうワンランク上を目指して作ってみた。
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スリーレイヤーナイロンをアウターシェルに使用した、
ドリズラージャケット”ラムジェット”!
ポケットのパイピングステッチや、
襟に付くチンストラップ、
カフス部分のエラスティックテープまでしっかりと再現
ジェームスディーンが着ていたレッドと、
レアカラーであるブラックの2配色。
そしてラムジェットの特徴であるキルティングは、
赤地にはブラックを、黒地にはレッドをあしらってみた。
また、機能性を考えて内ポケットも装備。
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ちょっとブリティッシュなエッセンスも入っている。
スリーレイヤーナイロンとは、
最近開発された高機能素材。
表面は高番手のナイロンで撥水性が非常に強く、
次の層である中間層には水分を逃す特殊フィルムが仕込まれており、
一番裏面には「サラサラ感」を維持する生地が貼られている。
つまり、スリーレイヤー(3つの階層)から成る高機能素材で、
高級なアウトドアブランドには稀に使われている。
キルティングには軽めの綿を入れており、
キュプラ素材なので身体にも優しい。
インナーを工夫すれば冬場でも乗り切れるし、
バイカーにとっては夏手前まで使える、
かなりお買い得なジャケットになった。
さて、本日11/23〜24は…
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中目黒のギャラリーを借りてのファミリーセール!
サイズ欠け、色欠けの商品を中心に、サンプル等の1点物も大放出!
期間はたったの二日間しかありません!
このブログがアップされる頃には列が出来ていると思われます!
ご近所(関東近県)の方ならば、皆さんお誘い合わせの上、ご来店を!
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アメリカのバイカーも続々とコチラに向かってきております!(ウソ)

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