1ドル紙幣。第69話。

8月最後の金曜日、酒丸です。
今週に入ってから、都内は急激に涼しくなった
というか、寒いくらい
各直営店舗でも一斉に秋冬物が動き出して、
気持ち的に一段落。
一段落と言えば…
ドライボーンズ福岡店の13周年イベントも無事に終了。
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BANDWAGON Vol.2の、
“Night of GRANDMASTER”でも取り上げた、
宮城県塩竈市の阿部勘酒造の美味しい日本酒も、
あっという間に空になり。
ご来店いただきました皆様、
本当に有り難うございました!
なので、イベントリハの様子だけちょっとアップ。
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場所は毎度お馴染み、
福岡が誇る老舗ピアノラウンジの”カフェ・ド・ヴォーグ”
ギターとマイクのテストはトラベラーズの石原顕三郎氏
手前で正座して聞き入るのは美和ROCK嬢
お二人とも当方福岡店13周年の為に、
ノーギャラで駆けつけてくれた。
本当に感謝!
今後は新たな展開を見せる予定の福岡店を、
お楽しみに!
さてと。
では先週からの続きを書いてみようかな、と。


先週はこの写真で「続く」としてみた。
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この旗。
何処かでみた事がありそうな感じ。
左上にあるのはイギリス国旗。
その周りはアメリカ国旗。
実はどちらでもない。
この旗は…
イギリス東インド会社の社旗
東インド会社とは、
アジア貿易を目的として作られた会社で、
貿易の独占はもちろんの事、
租税徴収などの植民地経営まで行なっていた。
1600年に創設され、
インドは勿論、
ジャワ島や日本、中国にも支店を持った。
香辛料や紅茶等を貿易していたのだが…
1800年代初頭にはその勢いを失っていく事に。
そして…
1814年、
ロスチャイルド家がその利権を受け継ぎ、
植民地支配を継続していったのだ。
その後の1815年には…
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ナポレオン率いるフランス軍と、
ウェリントン将軍が率いるイギリス・オランダ・プロセイン連合軍が、
全ヨーロッパの覇権を賭けての戦いが勃発。
ワーテルローの戦いである。
この時、イギリスは国債を発行して戦費を調達。
もしイギリスが負ける事になれば、国債は大暴落間違い無し。
ある日、ロスチャイルドが青い顔をしてイギリスの国債を売り始めた。
ロスチャイルドは独自の情報メットワークを持っていて、
他の人達よりもいち早く情報を入手することが出来る事を皆、知っていた
ロスチャイルドの様子を見た投資家達は、
イギリスが負けそうだと思い込み、
我先にイギリス国債を売り始めてしまった。
結果的にイギリス国債は大暴落
その裏でロスチャイルドは秘密の代理人を立て、
紙クズとなってしまったイギリス国債を買い占めていた。
翌日、イギリス連合軍勝利の情報と共に、
イギリス国債は大高騰
つまり、独自の情報網を使って「ひと芝居打った」のだった。
多くの投資家や名家が破産したのに対して、
ロスチャイルドは天文学的な利益を得た。
なんと、ロスチャイルド家はこの日の利益だけで、
財産が2500倍に増えたと言われている。
「ワーテルローの戦いに勝ったのは連合国だったが、
実際の勝者はロスチャイルドだった」という言い草が、
今でもヨーロッパには残っている。
事実、この後にロスチャイルドのイングランド銀行支配が始まる。
1820年代にはヨーロッパ各国の大蔵大臣がロスチャイルド兄弟に買収された。
1840年、アヘン戦争勃発。
イギリスは清国から、絹やお茶、陶磁器等を大量に輸入していた。
イギリスから清国への輸出は時計や望遠鏡等の富裕層限定品が多く、
イギリスの輸入超過状態が続いていた。
そこで輸出額を伸ばす為に、
インドで作ったアヘンを清国に密輸する事で帳尻を合わせようとした。
これは…
当然東インド会社が関わっていた。
戦争そのものは清国の敗戦となり、
結果としてその後のアジアの歴史が大きく変わっていく事になった。
さて。
その頃から1930年代くらいまで紳士が好んで履いたデザインの靴がアンクルブーツ。
やっとリニューアルしての完成!
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ブラウンレザーとベージュのスエードのコンビ。
リベットはブラス色。
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ブーツのリアビュー。
諸事情により、以前作っていた釦ホール付きは廃番。
結果として飾りのリベットを打つ事で、
当時の雰囲気が出る様になった。
脱いだり履いたりは、サイドジッパーで行なう。
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ブラックレザーとグレースエードのコンビ。
リベットはニッケル色。
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アッパー部分のアップ。
レザーの折り込みや細かいステッチ、
優美な曲線のパイピング等、見所満載。
現時点で予約分から割り振っている感じなので、
詳しくは各店頭へお問い合わせを。
さて。
このようにヨーロッパを征したロスチャイルド家は…
次に独立したばかりの新興国、アメリカに目を向ける様になる。
そこで絡んで来るのがこの団体。
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ではまた来週!!
お楽しみに!

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