1ドル紙幣。第19話。

7月第1週の金曜日となりました。酒丸です。
今日、アメリカでは独立記念日のお祝いをやってますね!
アメリカ独立記念日は花火がバンバン上がります!
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盛大ですな。
そんな中、ドライボーンズはドイツ・ベルリンにて、
ブレッド&バターという巨大な展示会に出展中。
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BREAD & BUTTER BERLINの略で”BBB” !
その証拠にそこのHPでもドライボーンズが紹介されており。
展示風景では…
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ヨーロッパ全土から来ているバイヤーさんが、
ひしめく様にして商品をチェックしてくれております。
新しくドライボーンズを知ったお客様にはあまり知られていないのかもしれませんが…
実はドライボーンズは、ヨーロッパではけっこう有名なのです。
かれこれ十数年前は、ワタクシ自らロンドンへ行って
営業したりしておりました。
元々「寿司耳デニム」というネーミングは、
海外進出用の足がかりとして判り易くする為の「象徴学」の様な物(笑)
その頃からのファンが今でも多く存在してくれている様です。
新たな取引先も続々と決まってきている様なので、
今後が楽しみ!
さて、それではここからは先週の続き。
タイムリーな事に「ドイツ」と「アメリカ」、
その両方が「薔薇十字啓蒙運動」から絡んで来る話。


タイムリーな事に「ドイツ」「アメリカ」
その両方が「薔薇十字啓蒙運動」から絡んで来る話。
「薔薇十字団」の話を、先週は書いた。
要するに、当時のカソリックに対して
「科学と知恵」で新時代を作り上げていこう、
という運動体だったという事だ。
ところが…
1750年代頃から、カソリックの中でも「軍隊的な動き」を
していた「イエズス会」が、カソリック以外の宗教を徹底的に弾圧を始めた。
カソリック教徒でなければ大学の教授に採用されなくなったり(当時から教育は非常に重要な国の仕事)、
布教の為にイエズス会は全世界へと「派兵」され、現地の宗教勢力図を塗り替えていった
(日本に初めて来たキリスト教も、このイエズス会)。
そんな中、そういったイエズス会の行き過ぎを気にしたバチカンが、
イエズス会の解散を命じた。
そして1772年にたまたま、
ドイツのインゴルシュタット大学において
カソリック教徒以外の教授が採用となった。
その人物名をアダム・ヴァイスハウプトという。
そのアダムこそ、後の陰謀結社とされる「イルミナティ」の創始者だった。
イルミナティの創設は1776年
なんと「アメリカ独立記念」と同じ年なのだ。
1ドル紙幣にラテン語で「1776年」と記入された事で、
「アメリカ=イルミナティ=陰謀」みたいな構図に勘違いされてしまったのだ。
イルミナティのマークの一例。
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ダン・ブラウン著の「天使と悪魔」より(コピーしてゴメンね)。
かなり「美しいロゴデザイン」である。
そしてこのロゴデザインの凄いところは…
90度回転。
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コレだと良く分からないので、もう90度回転させてみる。
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なんと、逆さにしても全く同じ!
英語表記で「ILLUMINATI」、逆から書いたら違う言葉になる筈なのに、
完璧に美しく「逆さ文字でも同じ」になっている。
当時のカソリックの教えでは左右対称の物は「科学的」として弾圧された。
おそらく…国を統治してゆくのに「神の啓示」が重要だったから、
科学で証明されそうな事でも「神の奇跡」としておいた方が
色々とやり易かったのだと思う。
アダム本人は非常に「理性の人」であり「科学の人」だったらしい。
カソリックの宗教的思想が科学の発展を妨げており、
そこから産まれて来る魔術や魔女狩り、交霊会の様な非合理的な活動も嫌っていた。
なので、新任してきた大学内で「完全可能性主義同盟」という結社を作り、
最初は三人からスタートした。
その後、まだラテン語やイタリア語、フランス語が中心だったヨーロッパで
英語である「イルミナティ(啓蒙する、照らす等の意味:イルミネーションとはココから来る言葉)」
という言葉を使い、イギリス(スコットランド)でのメンバー獲得に動いた。
それが正に1776年なのだ。
そしてスコットランドでフリーメイソンと出会い、
フリーメイソンという秘密結社の中に「同胞」を見つけ、
イルミナティは人数を増やしていったのだった。
そして今週、イルミナティが始まったドイツでは…
BBBにおいて、ドライボーンズがこんな商品を展示。
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アメリカの1920年代調のワークシャツ
背中にはイルミナティの目、ピラミッドの下にはラテン語で1776年!
T-Sも数柄。
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イルミナティが隠れ蓑にした秘密結社フリーメイソンっぽいデザイン(笑)
更には!
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1776年に独立を宣言したアメリカ、
その先祖はピルグリムと呼ばれていた事の証しT-S(笑)。
そして極めつけは、
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同じくフリーメイソン内の別の秘密結社、
オッドフェローズのマークが刺繍されたワークシャツ
その後、10年ほどでアダムは教授の職を解かれ、追放されてしまった。
実質10年ほどしかイルミナティは存在していなかったのだ。
そのイルミナティは10年間の間に何をしたのか?というと…
1:科学の力を持って市民に物質的な幸福感を与える
2:感覚的な享楽感も与え、骨抜きにする
3:そうした市民の富と力を奪取する
4:更に産業をコントロールし、自由な活動を公認する
5:合理的思想を広めてカソリックを始めとする全ての宗教を倒す
6:快楽や悪をはびこらせて道徳や倫理観を崩す
7:人類を未曾有の幸福感と混乱に陥れ、世界を一元化する
という「考え方」を、執筆によって唱えただけなのだ。
ところが、同じ頃にフランス革命があり、アメリカの独立宣言等も重なってしまった。
更にはアダム・スミスの「国富論(労働による生産力増大が大切という論理)」が同時期に発表された。
結果的に「一部の保守的な人達(=カソリック)」から
「イルミナティは陰謀秘密結社であり、
フリーメイソンはテロリスト達をかくまっている」と
逆に宣伝されてしまったのだ。
ちょっと長くなってしまったので、これから先は来週に延長。
来週はメインでこの話!
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1995年に発売された「イルミナティカード」!!
そしてアメリカの独立記念日の花火写真の中に、不穏な写真も発見!
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ワシントンDCにある、大理石のオベリスク
その最上部には小さなピラミッドが!!
来週を待て!!

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