1ドル紙幣。第17話。

6月の夏至の日の金曜となりました。酒丸です。
実は今週、ワタクシ野暮用で帰省しておりました。
実家の草刈りから始まって、同級生や先輩の墓参り等をこなし、
2日間は自然と触れ合ったり、寺での静寂を味わってきました。
たまには良いですな。
そして毎年恒例、通勤途中の遊歩道では「ハンゲショウ」が見頃。
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このハンゲショウというヤツは、毎年ちょうど夏至の頃のタイミング。
なので「半夏生」という漢字を当てる時もあり。
さて、前振りはそんな感じで…
今回の秘密結社話は、先週からの続き。
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こういったユダヤ教のシンボルであるダビデの星が…
実は日本にもあった!というところから。


先週はこの写真で「続く!」となった。
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伊勢神宮の灯籠には、菊の御紋の下にダビデの星が!
これはナゼなんだろう?
というところからスタート。
ユダヤ教という宗教は、実はかなり古くからある宗教で、
紀元前1300年以上も前からある宗教らしい。
当時はヘブライ語で描かれていた。
キリスト教とイスラム教、双方の元でもある。
ユダヤ教のマークであるダビデの星(六芒星)は、
男女の交わりを意味しているとも言われている。
男性上位社会で国家運営をしていく事によって都合が良かったキリスト教は、
六芒星を否定し、五芒星(星マーク)を標榜、
当時のヨーロッパの実権を握っていった。
というような事を先週も書いた。
では日本、というよりも仏教との関わりはどうなんだろう?
ここが解けないと、伊勢神宮の六芒星に辿り着かない。
ところが、いきなり「出発地点が違う」のである。
ソレはどういう事か?というと…
仏教とはインドの釈迦を教祖とする宗教の一つであり、
キリスト教、イスラム教と並んで世界3大宗教の1つだ。
仏教の起源は紀元前5〜6世紀と言われているから…
ユダヤ教よりもかなり古い。
が、日本に上陸した頃は、すでに西暦でいう700年代であり、
もう「日本」という国が成立していた頃だ。
ところが、当時の日本では、キリスト教と同じく
国を治める道具として宗教を利用していた。
しかも、最初に入ってきたのは仏教ではなく、
ゾロアスター教とも言われているのだ。
ゾロアスター教はペルシャで発生した後、
数百年を経てほとんど現地では無くなってしまった。
ところが、その後の一部がインドに渡り、
釈迦の仏教と合わさって日本に到達しているのである。
という事は、その途中でユダヤ教が絡んでいても全くおかしくないのだ。
当時の権力者にしてみれば、
国家を治める事が出来れば何でも良かったのだ。
ペルシャで発生した、という事が良く分かる物の代表として…
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よく神社で見かける木彫りの彫刻。
狛犬は良いとして…もう片方は「象」である。
日本の宗教観、正に「ナンデモアリ」なのだ。
そんな日本の1920年代。
大正から昭和初期である。
アメリカのローリング20’Sと同様、
第1次世界大戦後の特需で経済発展してきていた。
ところが、享楽的な世の中と同時進行していた次の戦争への恐怖が、
一般大衆の心の中に芽生え始めていた。
事実、軍部はすでに対ロシア戦に勝ち、
対清との戦争にも勝って満州立国へ動いていた。
そんな不安定な時代、実は日本でも「髑髏」が流行した。
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これは大正時代末期頃の男物長襦袢
ハンドメイドの手絞り髑髏。
この柄を、今年は久々に浴衣で作ってみた。
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色は紺と濃灰色の2色。
髑髏そのものは古着よりもちょっと小さくして全身に入る様に配置。
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絞り染めのモティーフを活かして、小紋柄で髑髏を表現。
あ、いつの間にかコマーシャルになっていた(汗)
そう、六芒星の話ですな!
つまり、一つの例としてこう考えられる。
古代ゾロアスター教がペルシャで発生し、
インドで仏教と混ざり合う前後、
どこかでユダヤ教とも交わってから日本に上陸。
当時の日本を治める為に丸ごとその宗教を利用していた、と。
キリスト教がヨーロッパを治めるのに役立った様に。
だから「ダビデの星」「六芒星」というネーミングではなく、
別の名前で日本国内に浸透していった。
それが「籠目紋」である。
この六芒星のデザインは、日本では「籠目」という家紋になったのだ。
籠目と言えば有名な歌がある。
「かごめ かごめ かごの中の鳥は いつ いつ 出やる
夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面 誰」

皆さんも、幼少の頃に歌った覚えがあるだろう。
この「かごめ」とは、もちろん「籠目」の事であり、
実は「過去の目」「囲め」とも繋がって「封印」という意味を持つ。
更には漢字から「籠る(こもる)」、
つまり「身籠る(妊娠する)」とも繋がるのだ。
これは、まさしくユダヤ教の「男女の交わり」という事と同一なのだ。
昔から伊勢神宮の地元では、子供の着物にこのマークを縫い付けていたらしい。
これは第二次世界大戦までのヨーロッパのユダヤ人と同じ行為であり、
このマークを付けている服を着ていたせいで、ホロコーストに連れて行かれた子供も居た。
逆に日本ではそういった差別が無かったので、
純粋に「魔除けの紋」として扱われ、後に龍になるとも伝えられた
籠目という漢字は龍から由来しているらしい)
やはり、某有名ロックンロールショップとはどこかしらで繋がっている様子。
そして更に、六芒星には別の意味もあった。
それは「バラが咲いた時の形」なのだ。
そこから中世の「薔薇十字団」という秘密結社のマークにも繋がってくるのだ。
それについては、また来週。
この様に、古代からの文化は様々な種類の人達の交流が
想像以上にあった事が判っている。
ところが、それぞれ言語が違うから意思の疎通が難しい。
そこで大切なのは「見てスグに意味が分かる図形や絵」なのだ。
ピラミッドの中やヒエトグリフは象形文字なので、
言語がわからなくても意味が何となく理解出来る。
ソレと同様に全世界の文字で象形文字が発達したのが…
「漢字」であり、その後の「日本語」なのだ。
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冒頭で紹介したこの植物は「ハンゲショウ」。
夏至の頃に出てくるから「半夏生」とも書くのだが…
半分が白い事から「半化粧(ハンゲショウ)」とも書く。
漢字や日本語が持つ「多面性」は、
秘密結社の象徴学にも繋がるのだ。
ではまた来週!

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