1ドル紙幣に隠された秘密。第3話。

3月初日の金曜日になりました。酒丸です。
梅がきれいに咲いてきましたね。
そんな時期にこんなブログを書き続けていても良いものか、
悩んでしまいますが(汗)
取りあえず「乗りかかった船」なので、
切りのいいところまで書こうと思います。
前回は…
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この写真で話を切ったので、この続きから。
この絵はご存知、葛飾北斎が描いた「甲州三坂水面」
この絵は富嶽三十六景のウチの一枚。
そしてそのシリーズで一番有名な絵を題材に、
「もしかしたら北斎は日本で最初のメイソニアでは?」という
推論を書いてみる。
一番有名な絵とは…
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そう「神奈川沖浪裏」
この絵は当時、ヨーロッパでも模写されるほど
全世界に衝撃を与えた絵だった。
波そのものの迫力、
浮世絵なのに強烈な奥行き感
そしてなにより、構図が大胆なのである。
いかにして北斎はこんな絵を描けたのか?
これは、ガイドラインを引いてみると見えてくるのだ。
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版画の対角線を定規で結び、
その交差地点にコンパスを置いて富士山の山頂部を記すと、
その円が波の波形になっているのだ。
ん?
定規とコンパス?
正にフリーメイソンのマークではないか!
江戸時代には金属製の定規やコンパスは確かに海外から輸入されていたらしい。
が、それはあくまで幕府からの密命を受けて測量をしていた役人のみ。
いち民間人の絵師である北斎は何故持つ事が出来たのだろうか?
事実、彼は「北斎漫画」の中でも定規やコンパスで描く事を教えていた。
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これは、動物の身体も「円と直線」で描ける、
と説明しているページ。
まあ、この事は後で触れるとして…
問題の「神奈川沖浪裏」では、定規とコンパスを駆使して立体感を出し、
実は更に「2つの三角形」を描いているのだ。
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中央の円に掛かるように描かれた2つの三角形。
これがこの絵に決定的な奥行き感を出しているのだ。
更に驚くべき事に、実はこの絵で使われている「青色」は、
当時輸入品であった「ベロ藍」という鉱物系染料で描かれているのだ。
つまり、当時北斎に「舶来品を渡していた人物」がいると見て間違いないだろう。
そしてこの「甲州三坂水面」に戻る。
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この絵は「富士山と河口湖湖面に写る富士山」を描いている。
が、実は良く見ると…
富士山は夏山になっているのに対して、
湖面の富士山は冬山になっているのだ!
北斎特有の遊びと言ってしまえばそれまでなのだが…
湖面には一艘の舟が浮かんでいる。
この舟を北斎自身と推測すれば、
「2つの三角形(六芒星)に近付く北斎」と考える事も出来るのだ。
ここでちょっとコマーシャル。
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そんな素敵な「甲州三坂水面」をモチーフに、
やっぱりジーンズで遊んでみた(笑)
当方最新作のDP-530というジーンズ
後ろポケットのステッチを、
「上は夏山、下は冬山」としてみた。
シルエットはダブルエックス系ちょいテーパード、
革靴とのコーディネイトに最適なシルエットとしてみた。
さて、北斎に舶来品を渡していた人物とは一体誰なのか?
私はこの人が一番怪しいと考えている。
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「誰だよ?」と突っ込まれそうだが(汗)
江戸末期に日本に駐在していた数少ない外国人、
シーボルトである。
本来、幕府からの指示で外国人は基本的に出島から出てはいけなかった。
が、彼はオランダからの駐在大使という事で特別に江戸まで旅をした事もある。
長崎の出島から江戸まで、各地で様々なモノを収集し、
本国に送っていた。
これは当時のオランダ政府からの指示であり、
日本の様々な情報を得て、貿易に活かしていたのだった。
結果的にご禁制のものを持ち出した事が発覚し、
幕府から国外追放を受けてしまった。
その後、シーボルトはメイソンメンバーであるペリーに日本の事を詳細に教え、
ペリーは直接幕府に開国を迫る事になったのだ。
実はシーボルトは…オランダ人では無かったらしい。
彼はドイツ人であり、ドイツで医学を学んだ後に、
オランダ政府から「日本への密偵」として送り込まれていた可能性があるのだ。
シーボルトは元々「眼科医」として日本に来ている。
眼科医…。
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北斎に定規やコンパスを渡し、
当時超高級品だった「ベロ藍」まで渡していたのが、
シーボルト(もしくはその周辺の門下生)だったなら。
目的は天才絵師である北斎の抱え込みにあるのではないだろうか?
それこそこの団体なのでは?
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この団体には、錚々たるアーティストが多く所属しているのだ。
モーツァルト、バッハ、ベートーヴェン、
コナン・ドイル、バルトルディ…。
謎が深くて面白い。
そして来週は改めて1ドル紙幣に戻って進めてみたいと思う。
次のキーワードはバイカーも出てくるのだ!
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お楽しみに!

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