1920年代調、後ろ姿。

金曜日になりました、酒丸です。
さて、本日からドライボーンズ各店舗では…
「ガラガラポン!」というくじ引きイベントを開催!
昔、田舎の商店街でよくやっていた、あの木箱をガラガラ回すヤツ。
色んな色の玉が出てきてコロッケやらバッヂやらを貰ったヤツ。
ウチの田舎での一等賞は「熱海旅行」とかでしたが…
何とドライボーンズでは「革ジャン」や「スカジャン」が当たります!
皆で楽しく「ガラガラ」しにきて下さいね〜!
ガラガラポンに関しては店のスタッフに任せるとして…
今日のオイラのブログのタイトルは「1920年代、後ろ姿。」としてみた。
最近、1920年代のアメリカについて勉強している。
それまでは「何となく知っていただけ」の知識に、
「明確な理由があって理解出来る」というレベルになってきた事柄もある。
なので本日はその、1920年代調の後ろ姿について。
先週から今週にかけて、続々と新作が入荷してきた。
そんな中でも、後ろ姿に色気があるジャケットがコレ!
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バイスイング・ワークジャケット
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上記の2色展開。
アッシュグレー地と、アッシュブラウン地。
ネーミングの由来ともなった「バイスイング」とは、ゴルフのスイングの事。
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後身頃にタックを取り、余裕分を持たせる事で肩甲骨の動きが楽になり、
綺麗なスイングが出来る様になる、という理屈。
タック部分のアップ。
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1920年代、第一次世界大戦が終わり、帰還兵が増えた。
また、T型フォードを始めとする「移動手段の変容」があって、
郊外で余暇を楽しもうとした人達の為に、ゴルフ場建設が増えた。
(ゴルフは元々、イギリスの高貴な人達のスポーツであり、アメリカ人の憧れでもあった)
また、1920年代には「東海岸の居住地域から自動車で行ける行楽地」としてフロリダが有名になり、
挙って「フロリダ投資」が行われた。
そのフロリダにたくさんのゴルフ場を作って投資を煽ったのだ。
だからなのか…
1920年代のジャケットにはこういった「後ろ姿」のジャケットが多いのかもしれない。
そしてレザージャケットでも。
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厚みも重さもある、カウレザーのハーフジャケット
正面写真。
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襟にもトリプルでステッチが入った、かなり古臭いデザイン。
そして後ろ姿は…
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この様に肩口から腰にかけてプリーツ状に襞をつけたデザインは、
「SUNNING DALE(サニングデール:朝日が昇る)」と呼ばれる。
このデザインもバイスイングと同様に、肩甲骨の動きを良くする為の物。
モーターサイクルジャケットにも見られるデザイン。
肩口のアップ。
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こういった「手間ひま」をかけて裁断縫製しているところが、1920年代モノの凄さ。
1950年代には徐々に消滅していくデザイン。
サービスショットで内側も。
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ライナーには意匠化されたデッドストックのコーデュロイを使用、
袖裏はメンズクロージングの作りを活かしてストライプのキュプラ。
内ポケットはお台場仕様
ハンドメイド技術が活かされていた時代を踏襲。
(このクオリティでこの値段は、ホントに安いと思う)
さて、1920年代をを勉強しているオイラとしては…
「面白いほどの1920年代と1950年代の共通性」に気が付いてきた。
そしてそれは「日本の1970年代」とも合致してきている。

追々、そういった事も様々な方法で表現していってみよう、と思う。
本日の「拾い物写真」はコチラ!dry120914take_11.jpg
おそらく1920〜30年代の、サーカスかなにかのオフショット。
女性が着ているセーターには「ドクロマーク」が!
かっこいい!

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