1ドル紙幣異聞、NCその4。

風が気持ち良い季節になってきましたな〜。酒丸です。
実は先週の日曜日、年に一度の大きなマッハの集まりに参加してきた。
そのマッハミーティング、最初は私も含めた5台だけ(そのうちマッハは3台だけ)だった。
その後、どんどん規模も人数も増えて、最盛期にはマッハだけで120台を越すようなイベントになった。
私は仕事のタイミングで行けなくなったり、バイクを当て逃げされて修理に時間をかけたりしていて…
やっとの思いで三年ぶりに参加!
なのに道中、やっぱり久しぶり(でもない)にガス欠…(涙)
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高速道路上で黄昏る、愛機「紫のハイウェイ号」…。
はい、それでは気分を取り直していつもの連載の続きを。
今回は異聞NC、その4。


前回は…
軍、民、学、そして官全ての知能を結集してのマンハッタン計画が進められ、
日本にふたつの原子爆弾が投下され、第二次世界大戦が終結した…
というところまで書いた。
ここからは、日本の情勢に絞って書いてみたい。
そのためには戦前から戦後にかけて「とあること」に秀でた人物に焦点を絞ってみる。
この人物が理解できないと日本における「NCの異聞」が見えてこないのだ。
その人物とは、この人。
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「原子力の父」といわれた、正力松太郎。
具体的にこの人がそう呼ばれるようになったのは何故なのか?
という部分から掘り下げてみる。
明治18年に富山県で土建業を営む家庭で生まれた。
学生の頃は高専柔道を習っていた。かなりの使い手だったらしい。
その後、東京帝国大学(現在の東大)に入学。
卒業後は内閣統計局に入り、2年後には警視庁に入庁。
その後、トントン拍子に出世し、警察署署長や刑事課長を歴任。
ところが。
関東大震災後の虎ノ門事件で責任を取らされる形となり、懲戒免官。
その後、昭和天皇の婚礼における恩赦を受けた。
早くもその年に、読売新聞の経営権を買収して社長に就任。
そして数万部の売上だった読売新聞を、一気に数十万部にまで伸ばした
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これは、関東大震災後の不安な心情を抱える都民に対し、
警察時代の部下を使って強引に契約を取っていったため、とも言われている。
ちなみにこの頃のライバルは朝日新聞と東京日日新聞(後の毎日新聞)であり、
当時まだ38歳だった正力としては、何としてでも売上を伸ばしたかったのだろう。
ちなみに当時の毎日新聞には、こんな興味深い広告が。
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何て素敵な展覧会!
当時の松屋に、行ってみたい!
昭和9年、読売新聞の力で大リーグ選抜チームを招聘、
国内で大日本東京野球倶楽部を創立。
このチームが、後の読売ジャイアンツとなった。
諸説あるが、「大日本」の大の文字が大きい人と解釈され、
また当時のニューヨークジャイアンツ(現サンフランシスコジャイアンツ)にも影響を受けたらしい。
ところが、時代は第二次世界大戦のキナ臭さが漂う時代。
ジャイアンツという単語が敵性言語だということで、「巨人軍」と呼ばれるようになった。
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当時の選手の一人、ロシアの血を引くスタルヒン。
胸には大きく「巨」の文字が。
戦中は大政翼賛会の総務に就任、
1943年には内閣情報局参与に就任。
つまり、当時の日本版CIAのような部署である。
終戦間際の1944年5月には貴族院議員に勅撰、その年の小磯内閣顧問に就任。
ところが翌年敗戦を迎え、GHQは正力をA級戦犯に指定、巣鴨拘置所に収容されてしまった。
その後公職追放、そして翌年不起訴、釈放。
この間、正力は読売新聞の立て直しに勤しんだ。
ところが政治の世界はガラッと中身が入れ替わってしまい、
既にGHQ=CIAラインで決定された吉田茂が総理大臣となっていた。
戦中に内閣情報局参与も務めていた正力は、この頃「マイクロ構想」なる野望を持っていた。
マイクロ波とは極めて短い波長で、第二次世界大戦中にレーダーの開発によって注目されていた。
その後、このマイクロ波で音声や映像等の大容量を高品質で伝送できることがわかってきた。
正力はこのマイクロ波を全国に張り巡らせて、自社の新聞内容を始めとする情報、ラジオ、警察無線、長距離電話等の多重通信サービスを行うことを考えていたのだ。
ところが、吉田茂総理は正力のことを信用しておらず、けんもほろろだった。
そこで、戦前から交流のあったこの人物を担ぎ上げて吉田叩きに出たのだ。
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正力と同じ丸メガネなので分かりづらいかもしれないが…
この人の名を鳩山一郎という。
むしろ、こっちの写真の方がわかりやすいかも。
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鳩山一郎の周りを取り囲むのは、フリーメイソンのエプロンを携えた当時の構成員。
同じ政界でGHQ=CIAラインを持つ吉田茂に対抗するため、鳩山一郎はフリーメイソンの人脈を頼んだのだった。
さて、ここで新作情報!
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夏の恒例、
デッドストックの生地を使った半袖シャツ!
このスパイダーウェブ柄は短い巻きしか無かったので、
イタリアンカラーの切り替えにすることでやっと量産にこぎつけた奇跡の1着!

柄のアップ。
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目を凝らしてよ〜く見てもらえれば分かるように…
蜘蛛の巣にくっ付いているのは、無数の宝石たち!!
蜘蛛の巣は「絡め取る」という意味合いがあるので、
宝石も取り込めることができるように、という願掛けにもなるかと!
今年の夏のデッドストック生地使用のシャツは、
極端に生産枚数が少ない物が多いので、ネットショップに並ぶ前に完売する物も出て来そう。
なるべくこまめに直営店舗を覗くようにお願いいたします!
さて。
正力のここまでの流れはなんとなく理解できたかな?
次回のこの続きは…
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こんな写真の解説ともに、核心部に向かう予定!
お楽しみに!

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