1ドル紙幣異聞、NCその2。

4月も半ばの金曜日となりました。酒丸です。
今日もNCの話を書く予定で資料を集めていた。
前回の「その1」では、19世紀末から20世紀初頭のNC発見を書いてみた。
本日はその後の、20世紀前期から第二次世界大戦頃までの話をついばむように書いてみようと思う。
前回は原子力発見の御三家であるレントゲン、ベクレル、キュリー夫妻のことを書いた。
今日はその後の話。
1905年、アルベルト・アインシュタインが特殊相対性理論を発表。
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そしてこの理論が、その後の原子力開発に大きく役立つことになる。
ドイツ出身のユダヤ人である彼は二十世紀最大の物理学者と言われており、フリーメイソンメンバーとしても以外と有名。
1938年、ドイツのオットー・ハーンやリーゼ・マイトナーによって核分裂反応が確認され、質量とエネルギーの等価性が実証された。つまり、アインシュタインの発表が実証されたのである。
ユダヤ人迫害が続くドイツからアメリカに亡命したアインシュタインは、プリンストン高等学術研究所の教授に就任。
ドイツの原子力研究を知っていた彼は、アメリカのルーズベルト大統領に「原子力とその軍事利用について触れた手紙」に署名。
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その手紙を書いた人物こそ、レオ・シラード。
彼もまた亡命ユダヤ人物理学者であり、
ナチスドイツの危険性を一番知っている人物だった。
高名なアインシュタインの署名を添えて送ることで、アメリカ大統領が確実に動いてくれることを狙ったのだった。
1942年、マンハッタン計画着手。
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当初は核兵器にあまり興味を持たなかったルーズベルトだが、イギリス在住のユダヤ人物理学者から少量のウラン(数キログラム)で恐るべき破壊力を持つ兵器の開発が可能だと教えられた。
この内容はそれまでのアメリカ人物理学者が認識していなかった内容であり、もしこの内容がナチス側に伝わっていたら危険だということで、アメリカでウラン爆弾の研究に着手することになったのだ。


さて、その後はご存知の通り爆弾が開発され、
日本に二発の原子力爆弾が落とされることになるのだが…
今日のこの後は、せっかく新しい柄のT-Sが上がってきているのでその説明をば。
原爆投下後の日本はドッとアメリカから文化が到来。
それは音楽でも同じだった。
戦前にはジャズが流行したりもしていたが、戦後はよりハッキリとアメリカの流行が日本にも影響を与えることになった。
1952年、アメリカで流行したマンボが日本でも大流行。
ペレス・プラードの「マンボ NO.5」を筆頭に様々な曲が輸入され、
日本の歌謡界もマンボのリズムを使った膨大な量の「◯◯マンボ」が作られていった。
この流行に抵抗した戦前からの作曲家が、マンボではない新しいリズム「ジャジャンボ」を発表。
その後もマンボに続けとばかりに、様々な海外の流行を日本の歌謡曲に持ってきたムーヴメントがあった。
つまり、日本のフィフティーズ音楽とは、アメリカの流行だけでなく様々なジャンルの音楽が由来して流行していったのである。
この一連の動きを「ニュー・リズム」というのだ。
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ちなみにこのCDジャケットのイラストは、飲み仲間でもあるアモーレさんの作品(偶然!)。
私自身、この文化が大好きなので、今年の酒丸デザインT-Sは「ニュー・リズム」を元ネタにして描いてみた。
まずは先ほど出てきた「ジャジャンボ」柄T-S!
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1950年代当時、ジャジャンボは朝丘雪路や笠置シヅ子等によって数曲歌われたのだが…
ほとんど資料が残っていない。
ニュー・リズムの哀れを見ているようだ。
ところが、中国人ながらジャジャンボを歌い上げる動画を発見。

素晴らしい声量!
更には、キューバのリズムであるルンバに日本の都々逸(どどいつ)をプラスしたと言われるドドンパも流行。
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このレコードジャケットが、有名な「東京ドドンパ娘」。
T-Sデザインには、ルンバのプリミティヴな打楽器を視覚的に表現。
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こんな感じの曲。

そして、やはりキューバ発祥のダンスミュージックであるチャチャチャも流行。
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名曲!
T−Sデザインはこんな感じ!
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デザインの元ネタは、超有名なこの人の曲から。
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良い動画が無くて、申し訳ない(汗)
そして実はデザインの中に、こんな女性アーティストの曲もコッソリと忍ばせてみた。
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そしてなんと実は彼女はオイラの同級生、飲み友達でもあり。
早速着ていただきました!
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しかも満開の桜の前でピンク地、さすがでございます!
そしてなんと、一緒に写っているのは桑江知子さんじゃないですか!
「私のハートはストップモーション」名曲ですね〜!

ではまた次回!

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