月刊ライトニング6月号

「広告の裏側」 第2話

今回の広告は、初めて原画を使用した。21世紀を迎え、DRY BONESはARTISTの作品を商品化してゆく、という新しい提案を始めた。(1940'sのHAWAIIAN SHIRTSにおけるゴーギャンだったり、NECK-TIEにおけるサルバドール・ダリの様に。)2001年のHAWAIIAN SHIRTSでは、好蔵氏の手掛けた「蛇と入道」アモーレ氏の「蛇使い」の2型を作った。巳年ということもあって、2人に出したお題は共通のものとした。初めての試みということもあり、SHIRTSの柄に色展開をつけて落とし込む、という作業にとても苦労した。(もちろん、お二方とも大変だったと思うが。)今まで自分ひとりで企画していた物に、他人のソースが加わるということが、どれほど大変で、どれほどエキサイティングな事なのかがわかった。その後、縁あって、漫画家である吉田聡氏の原画を元にEMBROIDERED JACKET“MAD TOYZ”を制作した。そしてこの夏、別々のお題で好蔵氏とアモーレ氏のお2人に再登場してもらった。この広告の絵は、好蔵氏の原画である。この人の絵は構図がパーフェクトに決まらない限り、目玉(視線)が入らない。なんとも入れ墨師的である。なので、あえて、その途中の過程の物を皆さんに見てもらった。シャツになる前の方が完成度が高い、と思われても仕方がない。

 

DS-1071 Hawaiian Shirts 好蔵作“金魚と亀”
Size:34・36・38・40
Price:\14,800
Color:京紫,花紺,黒