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労働者着。

今日の都内は朝から雪...
そうかと思えば昼過ぎには快晴、けっこう暖かくなりました。
この日曜、久々にバイクを動かせそうな雰囲気で、ちょっとソワソワしている酒丸です。


さて、今日はうちでも多く扱っている「ワークシャツ」を紹介してみようかと。


まず、企画段階で資料やサンプルを集めます。
こんな資料。
dry100218takeuchi_1.jpg
これはモンゴメリー・ワードのカタログ。
なんと1932年のもの。
この頃の日本は...
1年前に満州事変が起こり、この年には五・一五事件があった頃。


dry100218takeuchi_2.jpg
その中のワークシャツのページ。
今ではほとんど現物を見ることができないような「お宝ヴィンテージシャツ」。
王道シャンブレーの他にも、
ヒッコリーストライプやデニムでも作られている事が判明したり。
ただ...この頃のこういったカタログはほとんどのページがイラストのため、
細かいディティールはよく解らない。


そこで、本物を探してみる。
dry100218takeuchi_3.jpg
オイラのコレクションから見つかった雰囲気のある1930年代のシャツ。
これはイギリス製の「サービスシャツ」と呼ばれるもの。
メーカーは“VAN HEUSEN(ヴァン・ヒューゼン)”。
名門のシャツメーカー。
素材はコットン、織りの名前はピンチェック。
和名では「刷毛目(はけめ)」と呼ばれる素材。


んで、作ってみたのがコレ。
dry100218takeuchi_4.jpg
クラシック ワークシャツ
ちょっと厚手のシャツ地なので、軽めのアウター感覚でも着ることが出来て便利。


細かいディティールをチェックしてみる。
まずはウチのオリジナルとヴィンテージを重ねて撮影。
dry100218takeuchi_5.jpg
生地はほぼ同じ(色違い?っていうくらい)。
縫製仕様は...ウチのはトリプルステッチ、古着はシングルステッチ。


ウチのオリジナルの見所を紹介してみる。
dry100218takeuchi_6.jpg
前立部分は途中で終わっているかのように見せる30年代特有のプラケット。
カフス部分にはタックではなくギャザー(!)、これは手仕事
剣ボロ部分には別布を当てて、ちょっと小粋に。


台襟部分。
dry100218takeuchi_7.jpg
急カーブを描くチンストラップを採用。
折り返して留める事も出来る、クラシックな作り。
ちなみにヨーク裏も別布をあしらい、粋な紳士服を演出


バックスタイル。
dry100218takeuchi_8.jpg
ヨーク付けにもトリプルステッチを使用。
しかも後身頃のゆとり分もギャザー!ここも手仕事
そしてクラシックなハンガーループを取り付ける。
戦前のイギリス製ハンドメイドシャツには、たまにある仕様でございます。


見えない部分の見所。
dry100218takeuchi_9.jpg
前立裏やポケットボタン裏にあたる部分には補強用テープ。
ヴィンテージでは、意外とこの部分が裂けているものも多い。


他にも、ピースを付けたり尿素ボタンをクロス掛けにしたり...
随所に「これでもかっ!」とコダワリを突っ込んでおります。
色は当時からありそうなブルーとグレイの2色。
今回は企画段階から説明してみました。
マジメに作ってるでしょ?
でに品薄、お早めにっ!

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2010年02月18日 17:33に投稿されたエントリーのページです。

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