1920年代の、アシンメトリー。

さて、金曜日になりました。酒丸です。
まずは、先日行なわれた…
ブラックレザーライオット&ドライボーンズ23周年のイベントに、
多数のご来場、ありがとうございました!
オールナイトのイベントにも関わらず、
最後のニートビーツまでお客様がビッチリで、嬉しい限り!
ああいったイベントの開催側に回って初めて知った事も多く、
本当に大変な作業だと思いました。
関係各社の皆様も、本当にお疲れ様でした!
そして本日は、本格的に寒くなってきたのでインナーの紹介
個人的にずっと待ち望んでいた「下着的なカットソー」がやっと入荷。
dry121116take_1.jpgdry121116take_2.jpg
アシンメトリーな前立てに特徴がある、
ロングスリーヴのヘンリーネックシャツ
元々「ヘンリーネック」の語源は諸説あるが…
イギリス、テムズ川で行なわれる「ヘンリーレガッタ」という
ボートレースのユニフォームが由来、と謂われている。
登場は1800年代中旬頃らしい。
このデザインはその後、アメリカにも取り入れられて
下着として進化していった。
ちなみに、1920年代のワードに掲載されていた商品はこんな感じ。
dry121116take_5.jpg
ドライボーンズとしては…
ここからちょっとだけ進化させてみた。
まず素材。
おそらくこの年代のものだとウールとコットンの混紡であり、
かなり「ちくちく」するのだ。
さすがに1920年代の下着はヴィンテージでも数少ない(消耗品なのであまり残らない)が、
過去に私が出会ってきた物はほとんどが「ちくちく」する系
なので、ドライボーンズとしては
「ミニ裏毛」と呼ばれる、スエットシャツ用編地の「糸番手の細いもの」に変更し、
「ちくちく」せずに着易い素材とした。

そして…
dry121116take_3.jpg
横から見た写真が一番解り易いのだが、
肩線部分に「地の目を換えて二重にしたパーツ」を装着。
コットンミニ裏毛という性格上、
洗濯機でガンガン洗えるのだが、
干していると長袖の重みで肩が延びてきてしまう。
特にヘンリーネックの場合、ボタンや前立てにまで負担がかかってしまうのだ。
肩線部分に地の目を換えた二重のパーツが付く事で、
そういった問題は一挙に解決。
更に…
dry121116take_4.jpg
袖口リブのアップ。
手首から1センチ当たりの部分にラインが入っている事が解るだろうか?
こういった特殊な段編みは戦前までの下着類の特徴で、
おそらくスパン糸(ゴムが絡んだ、伸縮性のある糸)の出来がまだ完全ではなかった為に
こういった編地を途中に入れて、伸縮性を維持したのであろう。
この手の編みが出来るニッター工場さん、日本ではかなり減ってきてしまった。
また、リブパーツにこの段編みを入れるだけで値段が跳ね上がってしまうので、
どんどん産業として衰えていく一方なのだ。
「安い物」にはそれなりの理由が有り、
「高い物」にもそれなりの理由が有る。
その「違いが解る男」になりたいものだ。
そしてここからはお知らせ。
ドライボーンズ福岡店のお客様並びに近隣にお住まいの方に朗報!
11/25日曜日に行なわれる店頭でのフリーマーケットに、
ワタクシ酒丸が出店します!!
ブラックレザーライオット&ドライボーンズ23周年イベントにちなみ、
私がまだヴィンテージショップを商っていた頃の、
ヴィンテージレザージャケットを中心
に持っていきます!
例えば…
dry121116take_6.jpgdry121116take_7.jpg
上記の写真は両方とも「BATES」のモーターサイクルジャケット。
1960〜70年代のもの。
更に…
dry121116take_9.jpgdry121116take_11.jpg
左は1930年代のレザージャケット、シルエットが全く違っていて美しい。
右は1990年代のバンソン別注品、オールホルスタイン!!
こういった珍しいレザージャケットだけで30点ほど、
その他に軍物やスカジャン等、ヴィンテージを大放出!
付けているプライスの…半額で売ろうと思っています!
革ジャン好きは集合!
そしてブログの最初に書いたブラックレザーライオット&ドライボーンズ23周年、
実は私も「演奏する側」としてステージに立ちました。
その動画を貼り付けてみたいと思います。
(他のアーティストさんは権利の問題上、難しいので:汗)

オイラ、意外と大きく間違えてる箇所が2回ほどあります(汗)

Leave a Reply